「LOGOS CAFE 生豆パック」を焙煎する手順
それでは、生豆から焙煎するすべての手順を画像付きで紹介していきます。
今回は中煎り~深煎りで焙煎します。順番通りに作業すれば約30分くらいで焙煎できますよ。
STEP1.欠点豆を取り除く「ハンドピック」
生豆の中には、割れている豆や、虫食い豆、カビが生えている豆などが入っている可能性があります。
欠点豆があると味が落ちるので、作業前にお皿へ並べ欠点豆を取り除く「ハンドピック」を行います。
「LOGOS CAFE 生豆パック」にはほとんど欠点豆はありませんでしたが、色味が少し変色している豆を何個か取り除きました。
保存状態が悪いと豆の状態も変化するため、色が変色していたり、変形している豆は焙煎前に取り除きましょう。
STEP2.焙煎機へ豆をうつす
次に、焙煎機「髙儀 カフェパン」へ「LOGOS CAFE 生豆パック」をセットします。
「髙儀 カフェパン」は50gまで焙煎できますが、50gだと焼きムラができるので30g〜40g(コーヒー3杯分)が適量だと思います。
「髙儀 カフェパン」の底が見えなくなるくらいが30gです。焙煎機にセットしたらロックをして火にかけます。
STEP3.火にかけて水分を飛ばす
焙煎機に豆をセットしたら焙煎をはじめます。はじめは生豆に含まれている水分を飛ばすために強火で火にかけましょう。
豆に火が当たらないよう距離をとりながら、強火で約10分間豆を動かし続けます。
均等に熱が伝わるように左右に振り続けることがポイントです。
振り続けると少しずつコーヒー豆の香りがしてきます。
目安は10分で、豆から煙が出てきたら水分が抜けてきた証拠です。
STEP4.音がなったら浅煎り~中煎りが完成
焙煎を続けているとバチバチと音が鳴り出します。
この最初の音は「1ハゼ」と呼ばれており、浅煎り~中煎りの状態です。
「1ハゼ」を確認したらどんどん焙煎が進むので、火力を中火にかえて調整をしていきます。
さらに焙煎を続けると「1ハゼ」より少し高音のバチバチという音が聞こえます。
これが「2ハゼ」です。
「2ハゼ」で中煎り~深煎りなので、豆の色を確認しながら微調整を行いましょう。
「2ハゼ」が終わると焦げていくため苦味が強くなります。
味の好みにもよりますが、「2ハゼ」がはじまったあたりで焙煎を終えるのが一番いい状態です。
STEP5.ザルやお皿に移して冷ます
好みの焙煎ができたら豆を冷やします。すぐ冷やさないと焙煎が進んでいくので、ザルなどに移して豆の温度を下げましょう。うちわや扇風機があると便利ですよ。
これで焙煎が完了です!
STEP6.豆を挽いて出来立てを味わおう
豆の粗熱をとったらコーヒーミルを使い豆を挽いていきます。
▼コーヒーミルもさまざま。コーヒーミル選びの参考にしてみてくださいね♪
しっかり挽けました。いい香りがします。
焙煎からつくったコーヒーがこちらです。
焙煎してすぐの豆は炭酸ガスがでるのでお湯をそそぐとふっくらと膨らみます。
ガスが抜けた2〜3日後の方がおいしいと言われていますが、出来立ての豆も香りがよくおいしいですよ。