『中川町オートキャンプ場ナポートパーク』滞在記(モデルコース)
ここからは、筆者が『中川町オートキャンプ場ナポートパーク』で楽しんできた様子をご紹介します。
北海道でのキャンプ旅を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください!
ナポートパークでキャンプをする前日、剣淵町にある道の駅『絵本の里けんぶち』で車中泊をして朝8時に出発、午前中、宗谷岬を観光しました。
この『絵本の里けんぶち』には広大な無料ドッグランがあり、ワンコ連れにとっては、非常にありがたいスポットなんです。
この道の駅『絵本の里けんぶち』から宗谷岬までは300kmあります。
宗谷岬公園で記念撮影をして、宗谷丘陵を横目に白い道を通り夜の食材を買いに稚内へ移動します。地図上ではすぐ隣ですが、距離は30km以上あります。
稚内では最北の魚屋が直営する海鮮炉端『うろこ亭』で昼食を取りました。ここは干物や身欠きにしん、棒タラ、鮭とばや珍味の加工しており工場見学もできます。
魚屋が営んでいる飲食店なので、味は間違いありません。
ここで特売になっていた毛蟹を購入。スーパーで海鮮などの食材を買い込んで『中川町オートキャンプ場ナポートパーク』へ向かいました。
稚内のスーパーは、店によって品揃えが違い、新鮮な魚介類や珍しい食材を格安で販売していることがあります。
筆者は3店舗ほど巡って買出ししました!
その甲斐あって、最高のキャンプ飯が食べられましたよ。
この後ご覧いただきますのでお楽しみに◎
稚内から『中川町オートキャンプ場ナポートパーク』まで80km、1時間半程かかるので13時半頃向かい15時にチェックインしました。
チェックインして設営、サイドオーニングを広げるだけなので、15分程で設営完了です。
今年の北海道は30度越えする所も多いので、少しでも涼しく過ごす為に道北の『中川町オートキャンプ場ナポートパーク』を選んだのですが、やはり日中は暑いです。
キャンプ場内に、水遊びできる小川が流れているのは助かりますね。ワンコ達は浸かったまま暫く出たがりませんでした。
今回通ったルートは道が悪い場所が多く、3つあるランタンのマントルは全て崩れて落ちてしまっていました。
北海道では替えのマントルを多めに持って来ないとダメですね~。
ボーっとしていたら、あっという間に時間は過ぎ、隣のホテルでお風呂に入っていよいよ晩御飯です。
2,000円で購入した毛蟹は身がしっかりと詰まっていて、2人で食べるには充分なサイズでした。味噌も濃厚で味が濃い!
新鮮でないと食べられないニシンの刺身も、身がフワフワしていてネットリと甘い!
そして、北海道のスーパーに行くと必ず購入して冷蔵庫にストックしておく具入り玉子豆腐。これは冷やし茶碗蒸しで、3年前からはまっています。
そして、この日のメインは鮭とイクラの腹子飯。鮭は脂がしっかりのっていて甘く、イクラはちょい甘の薄味で、イクラ本来の味が濃い!
店で食べる海鮮丼が味気なく感じる程甘くうまみが濃厚!
この1杯の材料費は、なんと400円ほど!
スーパーを3軒巡ったおかげで、良いものに出会えました。
やはり生活に密着した地元のスーパーは、安くて旨いものが集まっています。
食事を終え、夜も深まってくると少し肌寒くなってきました。温かいコーヒーを旅の途中で購入したスイーツと共に頂いてまったりタイム。
地元の食材、地元の酒でこれが旅の醍醐味ですね~。
翌日は10時にチェックアウトして、名寄方面へ。
ワンコ達と一緒にトロッコ王国美深でトロッコに乗って、名寄で一面黄色のひまわり畑を見学。
旭川、札幌、黒松内を経由して3日後、函館からフェリーに乗って青森へ。青森から1,100km走って無事旅を終えることができました。
今年の北海道はとても暑くて、正直避暑にならなかったな……と思ったら、自宅に帰ると例年より強烈な暑さに「やっぱり北海道は涼しかったんだ~」と実感!
来年もまた北海道へ行こうと思ったのでした。
広大な北の地で高規格キャンプを叶える『中川町オートキャンプ場ナポートパーク』
今回は、北海道の最北の地、宗谷岬から100kmに位置する、『中川町オートキャンプ場ナポートパーク』をご紹介しました。
立派な市営ホテルやパークゴルフ場、カヌーを楽しめる川、道の駅、スーパー、コンビニがあり、どこも綺麗で快適!便利な事この上なく、それ以外は本当に何もない静かで広々とした激安な高規格キャンプ場です。
自然と人工物、便利と不便、地方と都会、相反した矛盾を違和感として感じ、それがまた面白いのですが、ここだけが整いすぎていて別世界に来た様な不思議な感覚になるキャンプ場です。
皆さんもお近くにお越しの際は、『中川町オートキャンプ場ナポートパーク』を訪れてみてくださいね。