キャンピングトレーラーとは?キャンピングカーの違いやメリットを解説
まずは、キャンピングトレーラーについて、キャンピングカーとの違いに触れながら解説していきます。
キャンピングトレーラーとは?
車輪の付いた移動式の居住空間。
自走するための装備が付いておらず、移動するためには他の車両(自家用車など)での牽引が必要です。
一方、キャンピングカーは居住空間と車が一体になっているのが特徴です。キャンピングトレーラーは運転できず、キャンピングカーは運転可能という点で大きく異なります。
▼キャンピングカーについてもっと知りたい人はこちら!
キャンピングトレーラーのメリット・デメリット
それでは、キャンピングトレーラーの特徴をメリットとデメリットでチェックしてみましょう!
メリット |
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デメリット |
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キャンピングトレーラーはキャンピングカーに比べて低コストで購入・維持管理ができる上、切り離して単体のみで使ったり、車だけで移動できたりとメリットだらけ!
例えば、キャンプ場に着いたらキャンピングトレーラーを車から取り外し、車だけで温泉に行ったり観光に行ったりできますよ。
また、遊び場や避難場所、荷物の一時保管場所など、さまざまな使い方が可能です。主にキャンプが目的のキャンピングカーと違って、使い方のバリエーションが多いこともキャンピングトレーラーの魅力ですね!
気になるキャンピングトレーラーの価格や維持費は?
キャンピングカーとキャンピングトレーラーの本体価格相場は以下の通りです。
本体価格相場 | |
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キャンピングカー | バンコン:300~600万円 キャブコン:600~1,000万円 バスコン・フルコン:1,000万円~ |
キャンピングトレーラー | 150~700万円 (小型タイプは200~300万円程度) |
キャンピングトレーラーの相場は幅広いものの、車種や条件によってはキャンピングカーよりも安い金額で購入できることが少なくありません。
特に200~300万円程で購入できる小型のキャンピングトレーラーは、「キャンピングカーは夢のまた夢……」なんて思っている人におすすめですよ。
またキャンピングトレーラーは、キャンピングカーに比べて維持費(自動車税・自賠責保険料・車検費用など)が安く抑えられるのも大きな特徴です。
キャンピングカー(排気量2000cc・8ナンバーの場合) | キャンピングトレーラー(小型の場合) | |
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自動車税(年間) | 31,600円 | 10,200円 |
自賠責保険料(25ヶ月) | 20,580円 | 5,440円 |
重量税(年間) | 16,400円 | 5,300円 |
車検費用(2年毎、ユーザー車検の場合) | 3,000円程度 | 3,000円程度 |
税金は地域や車種によって多少変動するため上記はあくまでも目安ですが、それでも、キャンピングトレーラーのほうが税金を安く抑えられるでしょう。
上記以外にも、駐車場代やメンテナンス費用といった費用も維持費としてかかってきますが、キャンピングトレーラーはキャンピングカーよりも本体が小さい分、コストを抑えられる可能性が高いです。
750Kg以下の小型タイプなら普通免許で運転OK!
キャンピングトレーラーの中でも、750kg以下の小型タイプであれば牽引免許がいらず普通免許で運転できます。また、軽自動車で牽引できる軽量タイプも販売されているので、軽キャンパーの人も挑戦できますよ!
小型ゆえ居住空間は狭くなるものの、キャンピングトレーラー初心者でも運転しやすく、駐車スペースも小さく済むなど使いやすさも好評です。