キャンピングカーのレンタル体験がおすすめ コスパが良く、乗り心地がわかる!
キャンピングカーとは、寝泊まりできる設備が整っている車のこと。なかにはキッチンやトイレ、エアコンなどが完備されている居住性の高いタイプもあります。「キャンプは好きだけど、テントの設営や撤収が苦手…」という方にもおすすめです。
そんなキャンピングカーを「使ってみたい! 」と思っている方は、まずはぜひレンタルで体験してみては? キャンピングカーをレンタルするメリットを3つご紹介します。
1)運転感覚や乗り心地を確認できる
キャンピングカーは普通免許を持っていれば誰でも運転できるものがほとんどですが、車体の大きさや操作性、走行性に特徴があるので、一般の乗用車とは運転感覚が異なります。まずはレンタルで運転感覚を掴み、乗り心地を確認しておきましょう。レンタルであれば容易に車種の乗り比べができるので、購入する前に自分に合った一台を納得がいくまで探してください。
2)駐車場がなくてもOK
自宅や周辺に保管用の駐車場がない場合はレンタルが便利です。キャンピングカーにはハイエースなどのバンをベースにした「バンコン」や、トラックをベースにした「キャブコン」、軽ワゴンや軽トラがベースの「軽キャンパー」などの種類がありますが、例えば一般的な国産キャブコンだと車幅2m程度、長さ5m程度、車高2m以上が基本的な大きさです。これをクリアする大型駐車場が自宅の近くにない場合は保管が難しくなってきますよね。特に高さに関して、立体駐車場などだと制限があったりするので注意が必要です。レンタルであれば駐車場契約の問題も考えなくて済みますよ。
頻繁に使わない場合はコスパがいい
頻繁にキャンピングカーを利用しないのであれば、レンタルの方がコスパがいいです。車を購入すると保険料、車検などの整備費、駐車場代、ローン返済額などが毎月かかります。利用頻度が低そうな場合は、レンタルで十分だと言えます。
次に、キャンピングカーの基本的な使い方を紹介しますので、イメージを膨らませてみてくださいね。
海やスキーキャンプで活躍!キャンピングカーは好きな場所で宿泊・休憩できる
休憩や宿泊スペースとして利用できる
キャンピングカー最大の魅力は、移動しながら好きなときに好きな場所で休憩・宿泊ができること。いつでも休憩できるので、長距離の運転もストレスなく楽しい時間を過ごせますね。また、アウトドアでの急な天候の変化も、キャンピングカーがあれば自由に予定を変えることが可能。思うままに楽しみましょう。
デイキャンプの場合は、食事や休憩スペースとして利用するのがおすすめです。周りを気にすることなくゆっくり食事をしたり、足を伸ばして座ったり、昼寝をしたりと自分たちのペースで自由に行動できます。
海キャンプやスキーキャンプでは更衣室に早変わり
海キャンプ、スキーキャンプは、特にキャンピングカーで行くと便利です。こうしたシーズンスポーツでは、着替える場所を見つけたり、荷物を移動させたりといったことがやや面倒ですよね。キャンピングカーであれば、わざわざ更衣室に行くことなく、車内で着替えられます。
ただし、レンタルキャンピングカーでスキーキャンプに行くときには、いくつか注意点があります。まず、雪道を走るため、冬用タイヤ(スタッドレス)の装着は不可欠です。冬場、全車種に冬用タイヤを標準装備しているレンタカーもあれば、有料オプションで利用できる、一部の車種にのみ対応しているなど、店舗によってサービスが異なるので事前に確認しましょう。
さらに、大雪の際に冬用タイヤに加えてチェーンを装着することが高速道路を含む一部の道路で義務化されたため、急激な天候の悪化に備えて、チェーンも積んでおく必要があります。レンタルの際にチェーンの有無も忘れずに確認しましょう。
キャンピングカー、意外と近場でレンタルできるかも キャブコン・バンコン・軽キャンパーまで
それでは、キャンピングカーの借り方や料金相場、注意点を確認してみましょう。
一般的なレンタカー店で借りれることも 事前に要チェック!
キャンピングカーは、一般的なレンタカーと同じようにレンタカー店で借りられます。ただし、キャンピングカーを取り扱っている店舗に限られるので、利用予定のレンタカー店でレンタルが可能かどうか事前に調べておきましょう。
また、キャンピングカーを専門にレンタルする店舗では、さまざまな車種を取り扱っています。お目当ての車種がある場合は、取り扱いがあるか事前に店舗に聞いてみるのもおすすめです。
レンタル料金の相場は? バンコンは、1日で15,000円前後
レンタルキャンピングカーの利用料金は、一般的なレンタカーと同様、車種や利用時間・泊数、オプション利用の有無などによって変わります。一般的に利用しやすい車種は「キャブコン」「バンコン」「軽キャンパー」の3種類。日常的にも使いやすく人気のあるバンコンは、1日で15,000円前後の料金設定をしている所が多いですが、料金は店舗によってマチマチなので、レンタルの際は事前に金額を調べておきましょう。
なお、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などのハイシーズン、土日祝日などは平日と異なる料金設定をしている店舗もあります。利用料金を比較してよりお得に借りられるプランを見つけましょう。
レンタカーを利用する際のマナーと注意点
キャンピングカーも含め、レンタカーを利用する際には、次に使う人のことを考えてルールやマナーをきちんと守ることが重要です。レンタカーを借りる際や返却時の注意事項は店舗によって異なるので、予約時に内容をよく把握しましょう。車内を汚す、装備品を壊すなどといった行為は厳禁。賠償金や修理にかかる実費を請求されるケースもあるので注意が必要です。レンタカーは「借り物」という意識を持って行動しましょう。
筆者おすすめ活用アイデア!キャンピングカーをイベント会場やオフィスにアレンジ
キャンピングカーはアイデア次第でさまざまなシーンで活躍してくれます。そこで、筆者おすすめの活用方法を2つご紹介します。
バースデーパーティーなどのイベント会場に変身させる
キャンプ中に誕生日を迎える参加者がいるなら、車内でキャンプバースデーを楽しむのもおすすめ。テントよりも音がもれにくく、多少騒いだりクラッカーを鳴らしたりしても、ほかのキャンパーに迷惑がかかりにくいメリットがあります。車内を飾り付けして、イベント気分を盛り上げましょう!
また、好きな場所に移動する、参加者を送迎する、移動しながらイベントを行うなど、アイデア次第で楽しい企画を立てることも可能です。さらに、レンタカー店によっては、お誕生日特典のサービスを実施している場合があります。レンタル料金割引、デコレーションセットやパーティーグッズの無料レンタル、バースデープレゼントの提供など、特典の内容はさまざまです。サプライズ演出にもぴったりですよ!
キャンプノマドにうってつけの移動できるオフィスにする
場所が固定される通常のオフィスと異なり、キャンピングカーでは、移動しながら好きな場所で仕事ができます。Wi-Fi環境を備えているキャンプ場もあるので、オートキャンプを楽しみながら仕事をする、キャンプノマド的なスタイルも実現可能です。
「キャンプ場に行ってまでなぜ仕事を? 」と不思議に思う人も多いかもしれませんが、自然の中に身を置いて普段とは異なる環境で仕事をすることで、アイディアが湧きやすくなるかも。開放的な空間に身を置くことで、いつもとは違った感覚で仕事ができるのではないかと思います。車内であればテーブルや電源も確保できるので安心です。
レンタルキャンピングカーの使い方はアイデア次第!利用頻度が高くなれば、購入するのがおすすめ
キャンピングカーは、実はアイデア次第でマルチに活用できるスグレモノ。休憩や更衣室、バースデーパーティーの会場などさまざまな使い方ができます。レンタルで自分なりの活用の仕方をどんどん見つけてください。利用頻度が高くなって気に入った車種が見つかれば、購入を検討してみるのもいいですね。