3COINSの新作キャンプギア4つ
まずは、3COINSで買ってきたものたちから紹介していきましょう!
保冷ケース
一つ目はこちら、保冷ケースです。税込価格は1,650円でした。
手軽に持ち運べるコンパクトサイズで、350ml缶なら6本、500mlペットボトルなら4本が収まるハードクーラーです。ホームセンターで売っているクーラーボックスと同じぐらいの価格帯ですが、デザインがかわいいし、色のセンスも良いですよね。
おしゃれなキャンプサイトやインテリアとして映えるような、良い感じのクーラーボックスだなと思います。
2023年の3COINSの新作ギアには「STROLL in the forest」という文字があしらわれているのですが、森の中を散歩するみたいなイメージで作っているのでしょうか。
細かい仕様を見ていくと、本体はポリエチレン、持ち手がポリプロピレンです。断熱材については記載がなく、容量は6Lです。
低価格帯のクーラーなので、発泡スチロールのような断熱材が中に入っていると推測できます。
縫い目とか隙間がないのはハードクーラーの強みなので、中に水が溜まっても漏れることはありませんし、そのまま洗って乾かせてお手入れがしやすいですよね。
そして、3COINSの保冷ケースの一番の特徴は蓋の裏側の構造です。
なんと蓋の裏側に、専用の保冷剤を装着できるようになっています!
専用の保冷剤は2個セットで税込330円。青色のよくあるタイプの保冷剤ですね。
真ん中に穴が開いた形状になっていて、蓋の内側にカチャっとはめられます。はめるときに少し硬かったですが、その分落ちることはなさそうです。
蓋に保冷剤がついたままなので、中のものを取り出すときに邪魔にならずに、効果的に冷やせるわけですね!なかなか面白いアイディアです。
2個セットなので、出かけるときに冷凍庫から出した保冷剤を装着して、使い終わった保冷剤は冷凍庫に戻してと、交互に使えます。保冷剤の冷やし忘れが無さそうで良いなと思いました。
では、3COINSの保冷ケースの保冷力を検証してみたいと思います!
今回比較するのは、コールマンの定番品『テイク6』です。
重量:約800g
容量:約4.7L
材質:発泡ウレタン、ポリエチレン
仕様:トレー兼用フタ
3COINSの保冷ケースはお散歩に使うアイテムみたいなコンセプトだと思いますから、イメージしているのは買い物・ピクニック・日中のバーベキューやデイキャンプだと思います。
なので、朝入れた食材が昼過ぎまで、せめて6時間くらい冷やしてくれていると求められている機能があると言えると思います。
実験環境
- 容量
・3COINS『保冷ケース』:6L
・コールマン『テイク6』:4.7L - 開始時室温:28.5℃
- 検証時間:6時間
それぞれ予冷したクーラーボックスに350mlの缶飲料を6本ずつ入れて、3COINSの保冷剤を入れます。容量が小さい分、コールマンの方が若干有利になりますね。
このまま6時間置いてみましょう!
6時間経ちました。まずは保冷剤の具合がどうなっているのか見てみます。
どちらも水滴がついて中の液体は溶けていますが、触ると冷たさは同じくらいに感じます。
中の飲み物の温度も測ってみましょう。
検証結果
3COINS『保冷ケース』 | コールマン『テイク6』 | |
1回目 | 11.7℃ | 12.4℃ |
2回目 | 11.8℃ | 12.3℃ |
それぞれ2回温度を測りましたが、3COINSは1回目11.7℃、2回目11.8℃でした。コールマンは1回目12.4℃、2回目12.3℃でした。
容量的にはちょっとだけコールマンが有利でした。ただ、その差は1℃もないくらいですが3COINSの方が冷えていましたね。
コールマンのクーラーボックスは古いので本体が劣化しているかもしれませんが、3COINSのハードクーラーは、コールマンのミニクーラーとほぼ同等か少し上くらいの保冷力は有していると思われます。
《保冷ケースおすすめポイントまとめ》
- おしゃれなデザイン
- お手入れが楽&水漏れが気にならないハードクーラー
- デイキャンプには十分な保冷能力
《保冷ケース仕様》
- 価格:1,650円(税込み)
- サイズ
・外寸:約高さ20.5×幅30×奥行き18.9cm
・内寸:約高さ15.5×幅24.2×奥行き14.5cm - 容量:約6L
- カラー:カーキ