マット
マットは結構重要です。
楽というよりも合わないものを選ぶと不快指数が増えてしまうんですよね。
普段快適な布団やベッドに寝ているから外でマットを使って寝たら体が痛くなった、冷たくてしょうがなかったなどはキャンプが嫌いになってしまう要因になりかねません。
そのため自分の目的にあったマットを選んだ方がいいと思います。
まず冬にキャンプしないという前提で考えるならアコーディオンのようにパタパタと広げるクローズドセルマットが一番おすすめです。
値段はいいものなら8,000円台くらい。一番安いものはダイソーで550円で売ってますが、ただ断熱性が弱いのでほぼ夏しか使えないかもしれません。
もうちょっと汎用性が高いものは2,000円前後で、この辺は安くて品質も良いと思います。
断熱性はほどほどで、少し涼しい時期まではそんなに地面の冷たさを感じずに寝られると思います。
クッション性もほどほどで、家のものと比べると圧倒的に負けると思うんですけど、ここは人によります。もっとクッション性が高いものがいいという人は別の種類を選んだ方がいいです。
最大のメリットは膨らまさなくてよくて雑に扱えるところです。
パッと広げるだけでマットになるわけですから撤収もさっとたたむだけでめっちゃ楽。
2枚重ねにすればクッション性もアップして快適な座布団になります。
マット選びは極上の寝心地を求めたり、真冬もキャンプしたいという特別な理由がなければこのクローズドセルタイプが最初の一つにはいいんじゃないかなと思ってます。
寝袋
寝袋も色々とあるんですよ。
先ほどのダイソーマットと一緒で、夏にしかキャンプしない最初の一つと言うならダイソーの1,100円かキャプテンスタッグで、普通に安くて快適に寝られると思います。
ただ春や秋の夜、ちょっと寒い時期に快適に寝たいのなら、より綿が多く入ってるものや天然素材のダウンを使ったものが有利になってくるので、非常に種類が増えて値段も青天井に上がってきます。
また形もマミータイプという携帯性を重視したものと封筒型という中で動きやすいものと分かれるため一概にどれが楽と言いづらいですが、個人的に今まで触ったものたちの中で言うと寝心地はモンベルの伸びるやつが楽でした。
基本マミー型なので保温性が高いんですが、伸びるので動きにくくもない。これが楽だったなという印象は残っています。
コスパで言うと夏だけ使うもので割り切るならダイソーかキャプテンスタッグ。
ダウンが含まれてて保温性も重視するならワークマンかスームルームあたりがコスパがいいと思います。
ここでも最高の品質重視で選ぶならモンベルとかナンガあたりのダウンシリーズを選びましょう。
その他の楽キャンプギア
その他で筆者のキャンプを楽にしてくれていると感じるものをいくつかあげます。
シート
まずはシートです。
筆者はワークマンのパラフィン帆布フィールドシートを使っていますが、他にも色々なメーカーから出ているので防水性もあって雑に扱えるような万能なシートが1枚あると荷物の積み下ろしの時とかとりあえず置いておくときや、ちょっと自分が座ったりいろんなシーンで役立ちます。
水気に強くて雑に扱えるタフなシートは1枚あるとキャンプは楽になる印象がありますね。
刃物
あとは刃物。
よく切れるノコギリ、筆者はシャークソーのものを使っていますが他のメーカーでも定評のあるものがいくつかあるはずです。とにかくしっかり握れて薪がよく切れるもの。
また万能に使える、ある程度厚みがあってタフに使ってやろうと思えば小さな薪も割れるようなナイフも1本あると便利ですね。
モーラのヘビーデューティーが一番いいんじゃないかと思いますが、コスト面やもっと丈夫な作りをしたものもあるのでそこは好みでいいと思います。
火起こし
火起こしにはファイヤーライターが一番楽。
ただこれも人によると思います。
ガストーチでつけるのが一番楽だと言われたらそうでしょうし、灯油が染み込んでいる文化焚き付けもよく燃えるので火起こしが楽です。
また手慣れてる人はナイフ1本でフェザースティックを作って火花一発でパッとつけるから楽だっていう人ももちろんいると思う。
ただ筆者はなんだかんだ言ってこれが楽なので出会ってからずーっと使い続けてます。
コスパはそんなにいいとは思いませんが悪くもないくらい。
8分と記載がありますが、以前実験したら10分くらい単体で燃えていました。
パッケージデザインやナチュラルな見た目、マッチのようにつけてそのまま柔らかな炎が移っていく様などを総合的に見ていると時短でサボってるんだけどいい雰囲気なことをしてる自分みたいな肯定的な気持ちも生まれてきて、とにかくいいんです。
クーラーボックス
クーラーボックスは個人的にはソフトクーラーが楽かなと思います。
硬くて重たいクーラーに比べるとどこにでも気軽に持ち運べてなんて楽なんだと感じていました。
火ばさみ
火ばさみはベルモントのUL火バサミが好きです。
軽くて楽。軽いだけではいけないんだけど最低限必要な強度とこのバネの動きはいろんな工夫をして備わっています。
使い心地としてはそこまでストレスを感じないのに軽いのでやっぱり楽だと感じますね。
本体がアルミ合金なので火の中に入れておくと熱くなってきてしまいます。
がっしり重厚な火ばさみと比べれば強度も落ちるので好みということになりますが、個人的には一番楽だなと感じています。
まとめ
ザザッと話してみましたが、もっと細かいアイテムまで言及していくとこれが楽だというキャンプギアがいっぱい出てくると思います。
ただこのキャンプ道具選びというのも他の趣味やファッションなどと似ていると思っていて、楽なものを選ぶのが好きという人もいればデザインブランド重視で楽しむ人もいっぱいいますよね。
そこは価値観の違いなので一概にどっちがいいとは絶対言えないと思います。
筆者自身は自分なりに好きだなと思う色やデザインはありますが、それに加えて結局使ってて楽だなってものたちが手元に残ってるので今回そういう視点でご紹介をさせていただきました。
もしこれからキャンプ用品を集めようかなと思ってる人は参考の一つにしてもらえると嬉しいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。