薪ストーブは 便利なギアで使い勝手をよくしよう!
薪ストーブ初心者にとってはどの薪ストーブを選ぶのか?という大きな判断がまず必要ですが、実際購入をしてみると今度は、「どんな道具があれば薪ストーブを使えるのか?」という新たな疑問が湧いてくるはずだと思います。
最近は安価で手ごろなキャンプ用薪ストーブが増えてきていますし、値段の割にはパッケージ内容が充実しているので、買ってきただけでもすぐ薪ストーブを楽しむことができます。
一般的なキャンプ用薪ストーブのパッケージ内容
- 本体
- 煙突(スパークアレスター、ダンパー等付いたものも)
- ロストル(ストーブ内に敷く金網)
- 灰かき棒
このぐらい付いているのが普通に1〜2万円で購入できますから、本当に良い時代になったな…と思います。
[優れた素材]薪ストーブ全身は304ステンレスで作られ、耐熱性が高く耐久性は期待られて長期使用が可能。頑丈なるフレームで戸外環境が厳しいでもうまく耐えられる。その上、ストーブの頂部に十分なる加熱面積が用意しており、美味しいバーベキューや暖かい水などはもちろん、テント内部を暖めることもできてキャンプ体験が快適!冬キャンプ、ハイキング、冬釣り...
実際、これだけあれば最低限キャンプで薪ストーブは使えますが、あればさらに薪ストーブが効率的に使える道具もありますし、テント内で使う場合は必須となる道具もあります。
今回は「テント内で薪ストーブを使うなら、これだけあればより快適!」という視点で、様々な道具を紹介していきたいと思います。
※テント内での薪ストーブ使用は、火災や一酸化炭素中毒のリスクがあります。メーカーによってはテント内での薪ストーブの使用を推奨していないケースもあります。よく注意の上、周囲への安全を意識し、自己責任で使うようにしましょう。
<薪ストーブ安全対策編>火災や一酸化炭素中毒を起こさないための必需品
まずは何を置いても、薪ストーブは安全対策ですね。
毎年一回は「テント全焼」「一酸化炭素中毒で死亡」というようなSNS投稿を見かけますし、そういう痛ましい事故を見ていくと、そもそも使い方が誤っているケースが多いです。
正しく薪ストーブを使い、さらにいざ火災等が起きた場合の事も考える必要があります。
買ったばかりの薪ストーブを早く使いたいのは分かりますが、テントを燃やしては意味がないですし、人命を危険に晒すことは断じてあってはなりません。
安全のために、せめてこのぐらいは用意しましょう。
煙突プロテクター
煙突がテントに直接くっつかないようにするための道具です。これがない場合、テント内への薪ストーブの設置はできません。
ただ、「三重(二重)煙突」という煙突で代用することはできます(目的としては同じものです)
よく、「煙突にサーモバンテージを直接巻いて代用」を見かけますが、非常に危険です。こちらの記事が詳しいので参考にしてみてください。
私の場合は、プロテクターにゆるくサーモバンテージを巻いています。
プロテクターだけだと、触れない程度にまでプロテクターが高温になることがあるためですが、ただ、それでもテントが溶けるようなことはなかったので、少し杞憂が過ぎる対策かもしれません。
サーモバンテージを巻いたプロテクターならそこまで高温になることもないので利点はあると思っていますが、この辺はキャンパー同士でも意見が割れるところですね。
ともかく「プロテクターは必須」ということは覚えておくとよいでしょう。
消火器
転ばぬ先の杖ではありますが、私はここまでは携帯が必須だと思っています。いざというときに消火手段があるかないかで大分話が変わりますので。
使用するにあたっては期限があるので、たまに確認して買い替えましょう。
断熱板(ウインドスクリーン)
小型のテントを用いる場合など、薪ストーブとテントの距離が近い場合にあると便利なのが焚き火用のウインドスクリーンです。
大きなテントの中央に薪ストーブを設置するなら気にする必要はありませんが、風が強い時やテントの入口を開けた際など、結構テントの幕はバタバタと動きますし、一瞬でも薪ストーブに直接触れると、どんなテントでも溶けます。
断熱板があれば、ごく短時間であればテントと薪ストーブの直接触れる際のダメージを防ぐことができます。
従来の風よけウインドスクリーンに比べてより大きくなって、ソロ向けのコンロ、ストーブ、バーナーはもちろん、大型焚き火台も適用!火力を補助、輻射熱効果かつ燃料の節約、アウトドアだけではなく、キッチンでの油はね防止も活躍します。
8枚の亜鉛メッキ鋼板を連結させ、オリジナル加工で風防板本体に特殊な柄が付いております。鋼板自身に重さがあり、ペグで固定しなくても強風による転倒することはありません。専用収納ケース付いて持ち運びも楽になります。
Sサイズ【長さ12...
一酸化炭素チェッカー
薪ストーブは正しく使えば煙突から一酸化炭素が放出されるので、実はさほど一酸化炭素中毒のリスクは高くありません(個人的にはカセットコンロのほうが危険だと思うぐらいです)。
とはいえあくまでも「正しく使えば」の前提なので、慣れないうちは一酸化炭素チェッカーを常備しておくほうが安全です。
【業界初】 聴き取れやすい日本語案内音声を入稿し、警報知らせを聞き逃がさない。【中毒危険を光と音で&日本語音声】大画面ディスプレイが搭載していますから、数値が読みやすいです。...
ペグ・ガイロープ・カラビナ
煙突や本体が倒れたりしないよう、薪ストーブの固定はしっかりと行いましょう。
特に重視すべきは本体をペグで固定することです。本体が倒れなければ、真上に出した煙突だけが倒れるということはありません。
煙突は先端部分に金具があれば、そこにカラビナを接続してガイロープを張り、ロープをペグで固定するだけで問題はありません。
ただし、煙突を真横に出すなどの場合はもっと複雑かつ厳重な安全対策が必要な場合もあります。
安全対策全般はみーこパパさんの記事を是非参考になさってください。