本格的な大きな・重さが携行を躊躇わせる…ハピキャンライター回答の6アイテム
「買ってはみたけど大きすぎ、重すぎ」という、サイズ感にまつわるエピソードがかなりあったので、ここでパートでまとめてお伝えします。
1. ハスクバーナ 手斧
のんびり風子さんが、購入して使わなくなってしまったのが「ハスクバーナ 手斧」。
使いやすさやデザイン、クチコミを見て購入しました!
しかし、いつもキャンプに持って行く、というわけではないそうです。その理由は手斧の大きさと重さ。
スウェーデンの鉄職人が1本ずつ手作りしているこちらは、長さ38㎝、重さは1kg弱と、「手斧」と言ってよいのかわからないぐらいのサイズ感。
これだけ大きい斧だと、かなりの荷物となり、積載を圧迫します。
このためのんびり風子さんは、小型の斧と使い分け、ゆっくりと滞在でき、薪割りを楽しみたい時だけハスクバーナを持って行くのだとか。
こうしたケースは手斧に限りません。
2.コールマン インフィニティチェア
舟津カナさんからは同じ理由「コールマン インフィニティチェア」が上がってきました。
リクライニングできるゆったりチェアで、キャンプが快適に過ごせそう、と買ってはみたものの、大きすぎて積載が厳しくなるレベルだったそうです。
リラックスするにはハンモックもあるので、結局こちらの椅子は手放してしまいました。
リラックスするにはハンモックもあるし、と結局こちらの椅子は手放してしまったそう。
便利だったりカッコよかったり、というギアも、大きすぎると出番はどんどん減っていきます。
使い分けができればよいのですが、持参するチャンスがほぼない、なんていうことがないように、ギアのサイズ感には気を付けたいものですね。
ただ、キャンプで使いにくいギアも家で使えばいい! という考え方もできます。
3.コールマン マスターシリーズ バタフライテーブル
森田亜矢子さんは同じく大きすぎる、という理由でキャンプでの使用をやめてしまったのが「コールマン マスターシリーズ バタフライテーブル」。
デザインがかっこいい、3段階に高さ調節ができる、大きさが魅力で購入しました。
キャンプには持って行かなくなりましたが、今では自宅でリビング用テーブルとして大活躍!とのこと。
軽くて使うときだけ出せるという、キャンプギアならではの利便性が思わぬ形で家庭で役立っているようです。
こうしたアイデアも参考になりますね。
4.「コールマン ガソリンランタン286A」利便性を考えるとどうしてもLEDがよくなる…
最近キャンプを始めた方は意外に思われるかもしれませんが、ほんの4~5年前は、どこのサイトでも加圧式の燃料ランタン(ガソリンランタンやケロシンランタン)をメインランタンとして使っていました。
サリーさんも同様で、「コールマン ガソリンランタン286A」を購入。メインランタンとして使用していたそうです。
ガソリンランタンを持っているとキャンプ上級者のようでかっこよかったことと、他のランタンよりも明るく、サイトの雰囲気もよかったので購入しました。
こうした燃料ランタンは光量も強烈で、実際非常に良いランタンなのですが、最近サリーさんはLEDランタンが進化し過ぎてそちらを使うようになったとか。
確かに、LEDでも燃料ランタンと同じかそれ以上に明るいものもあり、軽くて安全、しかも安い、という感じなので、あえて燃料ランタンを使う理由は「雰囲気」ぐらいしかないというのはわかります。
キャンプ場を見回すと、今ではLEDが9割、という感じですからね。
私は今でもケロシンランタンを使ってはいますが、不便に感じることが多いのは確かにその通りです。
ギアの進化やトレンドも、見逃せないポイントだと言えますね。
5.「キャプテンスタッグ イージーチェアUC-1503」ゆったり休む時間なんてなかった…
えいみーさんはゆったり座れるチェア「キャプテンスタッグ イージーチェアUC-1503」を購入されたそうです。
キャンプでのんびりお昼寝できるチェアが欲しかったので、購入しました。
しかし、ファミリーキャンプはなかなか時間がないもの。
特に一泊のキャンプでは、設営が完了したらすぐに夕飯、入浴と、のんびり昼寝をしている時間は実際取れません。
これは誰でもそうだとは思うのですが、えいみーさんもそのギャップにぶち当たってしまい、昼寝用のチェアは持参することをやめてしまったそうです。
特に初心者のうちは、キャンプに行ったらあれもやろう、これもやろうと、いろいろな計画を立てますが、限られた時間の中でやれることはほんのわずかです。
やりきれないことのために大きな道具を持って行くようなことは避けるようにしたいですね。
6.「ロッジ コンボクッカー」調理道具は簡単に使えることを第一にしたい…
キャンプでの調理はできるだけ簡単に使えるものを選ばないと、どうしてもストレスになりやすいですね。
金山ユミさんは、「ロッジ コンボクッカー」を購入してみたものの、数年で手放してしまったとか。
スキレットやダッチオーブンとして使え、燻製にもチャレンジしてみたかったので購入しました。
こちらは鋳鉄製で重量が5.5gもあり、女性が調理に使うには、かなり大変だったようです。
しかも鋳鉄だけにシーズニングが必須。シーズニングをすると今度は油でベタベタするようになり、持ち運びだけで一苦労です。
さらに、手入れをこまめにしないと錆びてしまいます。汁物などを作ったらすぐに別の容器に移さないといけません。
そう考えていくと、少し気軽に使える調理器具ではないと思いますし、そうなるとこれを使うメニューを考えなくなってしまうのですよね。
料理というのは、それだけで面倒なものですから、なるべくストレスを無くすようにしたほうがいいと思います。
例えば少し高額でも錆びず、シーズニングもいらないステンレス製にするとか、もっと体力にあった小型のものにするとか、自分の料理スタイルに合った道具選びがいるかもしれませんね。
道具選びはキャンプの醍醐味! でもできるだけ慎重に、無駄は減らそう
以上、2回に分けてお送りした「長年愛用しているギア」「使わなくなってしまったギア」。いかがでしたでしょうか?
書いていると、「あるある」と思うシーンが多過ぎて、みんな同じようなところで同じようなことをしているんだなーと思いました。
道具選びはキャンプの醍醐味ですが、とはいえ無駄はないに越したことはないはず。
慎重に選んでいくためにも、この記事を参考にして頂けると幸いです。
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