バーベキューコンロは主に4タイプ!
バーベキューコンロ(バーベキューグリル)は以下の4タイプに分類されます。
- ハイタイプ
- 卓上タイプ・ロータイプ
- 焚き火台タイプ
- 燃料に電気やガスを使用するタイプ
ハイタイプ
「ハイタイプ」はスタンド型とも呼ばれる立食タイプ。少人数から使用できますが、主にファミリーやグルキャンなどの人数が多い場面で活躍します。
卓上タイプ・ロータイプ
「卓上タイプ」と「ロータイプ」は、高さや大きさを抑えたコンパクトなものを指します。
ローチェアに座りながら地面に置いて使用する他、テーブルの上に置いて座った状態でもバーベキューを楽しめます。
焚き火台タイプ
「焚き火台タイプ」は、焚き火台にバーベキュー用の網が付属した兼用モデル。コンパクトに畳める焚き火台が多く、荷物を増やしたくないキャンパーに人気です!
燃料に電気やガスを使用するタイプ
バーベキューといえば燃料に炭や焚き火を使うイメージがありますが、電気やガスを燃料とするタイプもあります。
火を起こしたり灰の片付けをしたりする手間がなく、炭や薪と違って火力が安定するので、誰でも失敗なくバーベキューを楽しめる点も嬉しいポイントですね。
バーベキューコンロ5つの選ぶポイント
ここからは、実際にバーベキューコンロを選ぶときにチェックしたいポイントを解説します。
燃料で選ぶ|炭・薪・電気・ガス
まずはどの燃料でバーベキューを楽しみたいか考えます。
「炭や薪」を燃料とすると、火起こしや片付け、火加減の調節などの手間はありますが、炭や薪ならではの味わいは魅力です。
炭が放出する遠赤外線はガスの約4倍と言われ、この効果により食材のおいしさがアップします。
逆に「電気やガス」を使用するバーベキューコンロは手軽さが魅力!スイッチひとつで加熱するので、火起こしをすることなくすぐにバーベキューを始められますよ。
サイズで選ぶ|焼き網の大きさや収納時のコンパクトさ
次に、「焼き網のサイズ」と「収納時のサイズ」を見ていきます。
焼き網のサイズは、自分のペースで焼ける少人数であればそれほどこだわる必要はありませんが、大人数のときには注意が必要です。
焼き網が小さいと一度に焼ける量が限られるため、待ち時間が長くなり満足に食べられないことも……!
グループで使用する機会がある場合は焼き網の長辺が70㎝以上の大型も検討しましょう。
加えて、収納時のサイズのチェックも忘れずに。
バーベキューコンロは畳めないものも多いので、車に積んだ時に邪魔にならないか確認しておきましょう!
車載量を増やしたくない方は、焚き火台タイプによくある折り畳めるものや分解できるものがおすすめです。
高さで選ぶ|ハイ・ロー・卓上
バーベキューのスタイルは主に3タイプ。
- 大人数での立食形式
- コンロを囲んで座る
- テーブルの上にコンロを乗せる
どんなスタイルでバーベキューを楽しみたいかによって、適したコンロの高さが変わります。
大人数でのバーベキューはコンロの周りに人数分のチェアを設置するのが難しいため、立食形式のハイタイプがおすすめです。
逆に少人数であれば、チェアに座りながらコンロを囲めるので、ロータイプや卓上タイプ、焚き火台タイプのコンロも選択肢に入るでしょう。
手持ちのテーブルやチェアの高さとの相性を事前に確認しておくと、「バーベキューコンロの高さが合わない」といった失敗を防げますよ。
材質で選ぶ|ステンレス・スチール・アルミ
バーベキューコンロは主に、ステンレス、スチール、アルミ素材を採用しています。
ステンレスは耐久性が高くサビにも強いのでおすすめの素材ですが、価格が上がってしまいます。
スチールは、ステンレスと比較するとお手頃価格ですが、耐久性や錆への強さは劣ります。とはいえ、使用頻度が低くコストを抑えたい方にとってはうってつけの素材です。
アルミは軽量なので携帯性重視の方におすすめです!
「長く使いたい!」「使用頻度が多い!」という方は、最も頑丈なステンレスを選ぶと間違いないでしょう。
使いやすさで選ぶ|ロストルやファンなど便利な機能
最後に使いやすさをチェックします。
ロストル付きのバーベキューコンロは、網を持ち上げずに炭を追加できるので非常に便利です。また、自動で風を送り火力を安定させてくれる電動ファンを搭載したタイプもあります。
バーベキューコンロの便利な機能一例
- 炭交換がラクな引き出し式ロストル付き
- 電動ファン付き
- 網の高さ調節機能付き
- 持ち手付き
- 移動用ホイール付き
上記のような便利な機能も視野に入れつつ、必要に応じて取り入れてみてくださいね!