【焚き火 炭と薪の違い!】 ずばり!料理・BBQには「炭」、焚き火には「薪」を使う!
キャンプに欠かせないアイテムである「炭」と「薪」。筆者は初めてキャンプをした時に違いがよく分からず、BBQをするために「火を起こすんだから、燃えやすそうな薪かな?」と薪を買ってしまいました。
しかし実際にはざっくり言うと、主に炭は料理に、薪は焚き火に使用します。
炭は木を時間をかけて蒸し焼きにし、炭化させたものです。火力が安定しており、火力の調整もできるためBBQ等の料理に向いています。3kg500円程度で販売されています。
薪は木をそのまま切り出したものです。火力調整が難しいため料理には向いておらず、主に焚き火に使用します。1束600円程度で販売されています。
【焚き火での炭の選び方】炭は黒炭・白炭・木炭の3種類! バーベキューには煙の少ない黒炭がおすすめ!
炭の種類は、主に下記の3種類があります。
1. 黒炭(バーベキューにおすすめ!)
・クヌギやナラなどの木材が原料
・火が付きやすく煙が少ない
2. 白炭
・「備長炭」などプロの料理人に好まれる高級な炭
・火力が安定していて燃焼時間が長い
3. 木炭
・マングローブなどが原料
・「バーベキュー用」としてホームセンターなどで売られており手に入りやすい
・燃焼時間が短く煙が多い
キャンプでBBQをするなら、おすすめは「黒炭」です。火が付きやすく火力が調整しやすく、煙や匂いも少ないので、手軽に美味しい炭火焼料理を楽しむことができます。
【焚き火での薪の選び方】 薪は主に針葉樹・広葉樹の2種類! 焚き火台を利用してバーベキューで薪を使おう!
薪の種類は、大きく分けて下記の2種類があります。
1. 針葉樹(バーベキューにおすすめ!)
・ヒノキ、マツ、スギなど
・密度が低く油分が多いため、燃えやすい
・燃焼時間が短い
2. 広葉樹
・カシ、クヌギ、ナラなど
・密度が高く油分が少ないため、燃えにくい
・燃焼時間が長い
キャンプで焚き火をするなら、キャンプ場で販売されていることが多く、手に入りやすい「針葉樹」がおすすめです。広葉樹は薪ストーブや暖炉などによく使われます。
炭と違って、薪の種類はあまり気にする必要はなく、基本的にキャンプ場で販売されているものを使えば問題ありません。キャンプ場で焚き木拾いが許可されている場合は、ぜひ色々な木材を拾って燃やしてみましょう。
直火OKなキャンプ場を除き、焚き火をする際には基本的に焚き火台が必要になります。炭を使ったBBQと兼用できるタイプがおすすめです。
小さな子供がいる場合は、子供が焚き火台のそばに近寄りにくいように「焚き火テーブル」があるとより安心です。
販売されている薪は使いやすい大きさにカットされていますが、拾った木材などが大きすぎると、焚き火台からはみ出してしまうので危険です。折り畳みノコギリや斧があると、木材を使いやすい大きさにできて便利です。
【はじめての薪割りに】鋭利な刃先と途中から太くなっていく形状と斧身の重みでコツをつかめば簡単に薪が割れます。初心者や女性でも簡単に使えます。また専用カバーがついているので持ち運びにも安心です。
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