山からの雪解け水も落ち着き、本格的な渓流釣りシーズンに突入しました。川へ行くと、多くの釣り人が美しい渓流魚を求めて川を釣り歩いている様子が見られます。今回は「渓流釣りをやりたい!」と思いつつも、何から手をつければいいかわからないという人のために、初心者向けの渓流釣り解説を行います。

渓流釣りには危険もある! 安全第一で渓流釣りを楽しむべし!

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

渓流釣りは危険が付きまとう遊びです。一歩間違えれば、命の危険が数多くあります。

山の中では、圏外で携帯の電波もなく、万が一のことがあったときに助けを呼べない場合もあるので、充分注意しなければなりません。

そこで、初心者が渓流釣りに行く際に最低限守るべきことを3つまとめました。

フェルトシューズを履こう

フェルトシューズを履くと、足場の安全を確保しやすくなります。

川底はコケなどで大変滑りやすくなっているため、靴底がフェルトになっている靴かウェーダーがマストです。

安全のために、ここだけはケチらずに良いものを買いましょう。

▼渓流釣りの服装についてはこちらの記事もチェック!

熊よけの鈴を持とう

熊よけの鈴を持つことも、安全性を高めるのに有効な方法です。

鈴を鳴らせば、熊だけでなく、人間にも自分の存在を示すことができるようになり、トラブル防止に繋がります。

熊防止の観点からだと、できれば熊撃退スプレーも持ったほうがいいとは思いますが、マストで用意する必要はないかと思います。

熊撃退スプレーは、値段が高いですし、いざ熊と出くわした時に落ち着いてスプレーをかけられる人は一握りだと思います。あと、向かい風だと自分に降り注ぐので自爆します(笑)

天気予報を確認しよう

最後に、天気予報を確認することも大切です。

当然ですが、釣り場で雨が降っていなくても、上流で降っていれば川は増水します。天気予報を確認し、雨の予報が出ている際には、初心者は渓流釣りを控えるようにしましょう。

また、山の天気はころころ変わるので、雨予報でなくても、山頂付近に黒い雲がかかっていた場合は引き上げることをおすすめします。

初心者は道具選び・情報収集・安全確保を徹底すべし! 渓流釣りを通して大自然を楽しもう!

画像: 筆者撮影:イワナ

筆者撮影:イワナ

筆者は「魚が釣れなくても楽しい釣り」、それが渓流釣りだと思っています。

正直、天然もののイワナやヤマメを釣ることは困難です。

だからこそ、そんなレアな渓流魚が入れ食い状態で釣れる未開のポイントを探し求めて山々を歩く……まるで宝探しのような楽しさこそが、渓流釣りの醍醐味です。

まずは一匹、美しい渓流魚を釣りあげて眺めてみてください。渓流魚たちには、宝石のような美しさがあります。その美しさと感動は、渓流釣りをした人しか手にすることができないお宝です。

また、渓流釣りを通して山菜採りなどの他の山遊びにも触れることでより、自然を楽しむことができるようになります。

渓流釣りを通して、自然の中での遊びを今まで以上に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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