自転車キャンプ。それは自転車でキャンプに行くこと。限られた積載、装備、体力の中でどのように過ごすのかによって楽しさが変わってきます。今回はそんな自転車キャンプをやってみたいという方必見!この記事を読めば自転車キャンプのイロハが全てわかる!必要な情報を全て網羅した「自転車キャンプ総まとめ」です!

自転車キャンプの積載のコツ 荷物を軽量コンパクトに・重心を分散して低く保つこと・リュックには軽量アイテムを

自転車キャンプは積載がとても重要です。走行時のバランスや急な雨が降った時のことを考えて限られたスペースに積載をしていく必要があります。上手に積み込むためのコツをチェックしていきましょう!

荷物は最低限に

荷物が多く重くなってしまうと、自転車を漕ぐ際に余計な体力を使うことになります。

荷物は可能な限り最低限に抑え、コンパクトにパッキングする事が重要です。

また、道路交通法により、反射板が隠れてしまったり、荷物によってハンドル操作が妨げられるような積載は禁止されています。走行中の安全を考えて、最低限の荷物に抑えましょう。

重心は低めに

テントやマットなど、比較的重たい荷物を上の方に積載してしまうと、自転車全体の重心が高くなり、不安定になってしまいます。

重心が高いと横風などにあおられやすくなり、横転してしまう危険性が増してしまいます。

重たいものはバッグの下に入れておき、重心をできるだけ低く保つように心がけるのもポイントです。

荷物を分散

自転車の積載時に重心が偏ってしまうと、ちょっとした段差や石などの凹凸でよろけやすくなってしまい危険です。

荷物を収納する際は荷重を分散させ、重さがどちらかに偏らないように注意しましょう。

左右だけではなく、前後のバランスも考えながら積んでいくと安心です。

バックパックは軽く

パッキングを行う際、自分で背負うバックパックにはできるだけ重たいものを入れないようにしましょう。

重い荷物を背負ったまま自転車を漕ぎ続けると、体力を消耗してしまい、本来の目的であるキャンプを楽しめなくなってしまいます。

重い荷物はできるだけサドルバッグに入れるなどして自転車に固定し、バックパックには軽いアイテムを収納するようにしましょう。

自転車キャンプの注意点は? サイクリング初心者に知っておきたいキャンプ場の選び方も解説

自転車の準備ができた。道具も揃った。いざ自転車キャンプへ!

どんなことに気をつけ、どのように楽しむのか。参考にしてみてください。

「ポタリング」のススメ

まずは楽しみ方。「ポタリング」という言葉をご存知でしょうか。

ポタリングとは「自転車で頑張らない程度にのんびり散歩をすること」。自転車キャンプの初心者さんにはとてもおすすめなサイクリング方法です。

このポタリングを自転車キャンプに取り入れるには、「近場のキャンプ場をピックアップしておくこと」これが必要不可欠です。

「頑張らない程度にのんびり」ということは、サイクリング初心者さんには距離として30km程度に抑えておくのがおすすめです。

途中の休憩ポイントなども考慮し、無理のない自転車キャンプになるよう、計画を立ててみてください。

こちらの記事も参考にしてくださいね。

初めての「ロングライド」無理ないように注意点は?

初心者のロングライドはなるべく傾斜が少なく、山中などの周囲に人や建物のないルートは避けた方が無難です。

余裕を持った時間を設定しましょう。

温泉や観光地などの走り以外の楽しみを入れるのもおすすめですよ。

また、ロングライドでは多くのカロリーを消費します。

しっかりと食事をとることはもちろんですが、休憩時にこまめに飲食物を補給しましょう。

下の記事も参考にしてみてくださいね。

キャンプ場選びのポイント&キャンプ場での注意点

自転車キャンプはその手段故、道中に気を取られがちですが、キャンプという名が付くからにはキャンプ場での過ごし方も大切です。

キャンプ場を選ぶ際には、以下のようなポイントで選定すると良いでしょう。

  • 自転車持ち込み可・平坦で行ける
  • 炊事場・トイレ・シャワー・お風呂がある
    サイクリングで疲れた身体を少しでも労ってあげましょう。キャンプ場に着く前に汗をかいていると思いますので、お風呂やシャワーでさっぱりできると疲労感が違いますね。
  • レンタル品が充実・薪が買える(焚き火をする方)
    荷物を減らす必要のある自転車キャンプにおいて、レンタルできるものがあるというのは安心感が違います。
    また焚き火をする場合は自転車に薪を積むのは難しいので、現地で薪を調達できるような場所である必要があります。

注意点としては、他のキャンパーさんのご迷惑にならないよう、キャンプ場内では自転車は押して移動すること。

また、自転車の盗難にも注意し、安全な場所に駐輪するよう心がけましょうね。

マナーを守って楽しい自転車キャンプを!

キャンプ用品も自転車も定期的に行うメンテナンスが大切 自転車ショップでの点検もおすすめ

キャンプに行った後、キャンプ用品とともに自転車もしっかりとメンテナンスすることが大切です。自宅で日頃から行うメンテナンスから自転車ショップでしてもらった方がいいメンテナンスまでチェック!

日頃から行うメンテナンス

まずは日頃から行うメンテナンス。

  • タイヤの空気入れ:適正な空気圧でタイヤに空気を入れましょう。
  • 車体の拭き掃除:濡れた雑巾などでフレームやサドルなどを拭くと汚れが落ちます。
  • チェーンメンテナンス:チェーンの洗浄や、注油も定期的に行いましょう。
  • 錆おとし:サビは時間が経つと自転車の機能まで落としてしまうので早めに対処しましょう。

目安は1週間から2週間に1回行うようにするといいでしょう。

こちらの記事も参考にしてみてください。

時々行うメンテナンス

続いては、月に1回、あるいはキャンプに行く前などにチェックしておきたいポイントです。

  • 車体の各ボルトの締め付けをチェック
  • チェーンの伸びをチェック
  • ロードバイクの消耗パーツもチェック
    例えば、タイヤ&チューブ、ブレーキパッド、バーテープなど

自転車キャンプに行く前にはこのような箇所をチェックし、安全な自転車旅になるように準備しましょうね。

自転車ショップでの特別なメンテナンス

最後に自分ではなかなか修理が難しいところなどは、専門家のいる自転車ショップでの点検をおすすめいたします。

画像: 自転車ショップでの特別なメンテナンス
  • ブレーキ:異音がする、効きが悪いなど
  • ギア・変速機:電動式はショップに、ワイヤー式も無理せずショップに行くと相談に乗ってくれます。

その他心配なことがあれば自転車ショップに相談に行けば優しく教えてくださいます。愛車に長く乗れるよう、日頃から大事にメンテナンスしましょう。

こちらの記事も参考にしてみてください。

自転車キャンプのポイントを抑えば楽々! サイクリングにチャレンジしてアウトドアを楽しもう

いかがでしたか?チャレンジするのに少々勇気が必要な自転車キャンプですが、「なんだかできそうな気がしてきた!」と思っていただけていると幸いです。

画像: 自転車キャンプのポイントを抑えば楽々! サイクリングにチャレンジしてアウトドアを楽しもう

自転車キャンプは、数あるキャンプスタイルの中でも頭と身体をフルに使うものになります。たくさんの物に囲まれている現代社会。限られたものを持って身体を動かして・・・きっといいリフレッシュになると思いますよ。

道路交通法や自治体のルール、そしてマナーを守って楽しい自転車キャンプを過ごしてくださいね。

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