ソロキャンプに行くときは、できるだけ荷物を減らして、最低限の荷物で出かけたい人が多いはず。特に、タープを持っていくべきか迷うでしょう。結論からいうと、持って行った方が快適に過ごせます。「でもタープって1人で張れるの?」そんな疑問にお答えして、ソロキャンプにおすすめのタープと1人でできる張り方を紹介します。
【タープ選び方のポイント】ソロキャンプでは不要に感じる? 実は紫外線対策や雨対策に最適なアイテム
タープは、強い日差しや雨から体を守ってくれる便利なアイテム。
「テントがあれば十分なのでは?」と考える人もいると思いますが、タープ1枚ある・なしでは大違いです。ソロキャンプを快適に過ごしたい人は、ぜひタープを持って行きましょう。

タープを携行する主なメリットは、次の通りです。
- 強い日差しを避けられる
- 雨をしのげる・テントがビショビショにならない
- 風の影響を受けづらくなる
- プライベート空間を確保できる
特に、天候が変化しやすい山へソロキャンプに出かける場合は、マストといえるほど。
標高が高い山は、太陽に近い分、平地よりも日差しが強くなるため、肌へのダメージを減らしたり、食材の腐敗を防いだりなどに配慮が必要です。そんなときにタープがあると便利。

選び方のポイント3点 ソロキャンプには1人用タープがおすすめ
ソロキャンプに携行する場合は、以下のポイントをおさえたタープを選びましょう。
- 重さが軽量であること
- コンパクトであること
- 1人で張れる構造であること
ここからは、上記のポイントをおさえたソロキャンプにおすすめのタープを6つご紹介します。
【モンベルミニタープHX】軽量でたったの640g! 専用ケースでコンパクトに収納できてツーリングにもおすすめ
風に強い、ヘキサゴンデザインのタープ。
ミニという名前でありながら、リビングスペースが広いのが特徴です。
本体の重量は640gと軽量なので、持ち運びが苦になりません。加えて、収納時の長さは23cmほどとコンパクトにまとまります。専用のスタッフバッグが付属するのもうれしいポイント。
ポールは別売りで、使用するポールの高さや本数の組み合わせで、さまざまな使い方ができます。
メーカー推奨のポールはこちら。
タープの縁は二重に補強してあり、ポール接合部の生地に負担がかかりにくい構造になっているので、耐久性が高いのも魅力。
カラーは、ダークフォレストとグリーンの2色展開です。
【スペック】
- 重量:640g(本体のみ)
- サイズ:338×280cm
- 収納時サイズ:直径12.5×23cm
- 耐水圧:1,500mm
- 付属品:スタッフバッグ、張り網6本、19cmアルミペグ8本
- ポール:別売り(アルミミニタープポール165推奨)
【スノーピークライトタープ】設営しやすいワンポールタイプ! ソロキャンプでも設営が簡単!

ソロキャンプでも設営しやすいワンポールタイプのタープ。
変形五角形のユニークなタープは、設営すると離陸する飛行機のように見える、流れるような美しいフォルムが特徴です。
センタートップに1本ポールを立てれば自立します。メーカー推奨ポールはこちら。

タープポール以外に、トレッキングポールや、カヌーをこぐパドルで代用することも可能。応用がきくのもうれしいポイントですよね。
タープ本体にはシールド加工がほどこされていて、強い日差しを避けられるのが魅力。加えて、表面ははっ水加工されており、一般的なキャンプでの使用であれば十分な耐水圧を備えています。
【スペック】
- 重量:790g(本体のみ)
- サイズ:400×320×150cm
- 収納時サイズ:32×9×20cm
- 耐水圧:1,800mm(ミニマム値)
- 付属品:自在付ロープ(3m×1、1m×2)、ぺグケース、収納ケース、ジュラルミンペグ(17.5cm×6)、パドルフッキングカバー
- ポール:別売り(ライトタープポール150推奨)