自転車キャンプに適した自転車の選び方 ロードバイク・マウンテンバイク・クロスバイクのおすすめ車種も紹介
自転車キャンプを始めるにはまずは「自転車」が必要です!
キャンプに行くための自転車の種類や選び方、装備までチェックしていきましょう。
アウトドア用の自転車にはいくつか種類がありますので、それぞれの特徴を踏まえて「自分に合った自転車」を選ぶことが大切です。
自転車選びのポイント
一口に自転車といっても様々な種類があります。アウトドア用の自転車を選ぶ中でポイントとなってくるのが、以下の4点です。
1)価格
まずは価格。大まかに5万円〜、10万円〜、20万円〜と分類できます。
中古で自転車を購入してキャンプに行くことも可能ですので、ご自身のお財布事情と相談しながら選んでいただきたいと思います。
2)サイズ
各種類の自転車にはサイズ表記がされています。(例:48、52など)
こちらはトップチューブ(ハンドルとサドルの間のフレーム)の長さになります。
ご自身の身長等からちょうどいいサイズが割り出せるので、自分に合ったサイズの自転車を選びましょう。
3)走行性能
どれくらいの距離を走りたいのか、どのような道を走るのか、タイヤの太さによって向き不向きの道がありますし、その太さによって自転車の種類も変わります。
4)積載スペック
どれくらい積載できるのか。積載スタイルも色々あります。キャリアをつけられる自転車であればその分積載できる量は上がります。
※参考動画
自転車の種類 ロードバイク・マウンテンバイク・クロスバイクを紹介
それでは各自転車の種類ごとに特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
<ロードバイク> 軽量である分悪路に弱い
ロードバイクとは、細いタイヤと軽い車体、そしてドロップハンドルが特徴のバイク。
もともと競技用に作られた自転車なので、かなりのスピードが出ますが、難点は細いタイヤを装備しているため、悪路に弱く、舗装された道しか走れないこと。
<ロードバイク>のメリット
- スピードが出る
- 車体が軽量
- 舗装された道なら最適
<ロードバイク>のデメリット
- 悪路に弱い
- 積載しづらい
- 値段が高い
<マウンテンバイク> 軽量化するにはカスタムが必要
山道など荒れた路面でも乗り越えられる太いタイヤと、頑丈なフレームが特徴のバイク。
車体の重量がある上、タイヤの接地面も大きいため、登り坂には不向きというデメリットがあります。
<マウンテンバイク>のメリット
- 山道や荒れた路面もOK
- サスペンション搭載車両が多く振動を吸収
- フレームが頑丈
<マウンテンバイク>のデメリット
- 重量がある
- タイヤが大きく上り坂には不向き
- 軽量化にはカスタムが必要
<クロスバイク> ロードバイクより軽量でない分上り坂が大変
クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの良いところを取ったようなバイクで、ロードバイクのような軽い車体に、マウンテンバイクのように太めのタイヤを装備しています。
クロスバイクは、初心者におすすめな自転車と言えます。
<クロスバイク>のメリット
- ロードバイクとマウンテンバイクのいいとこ取り
- ロードバイクよりお手頃価格
- 丈夫さ・安定さが魅力
<クロスバイク>のデメリット
- スピードはロードバイクに劣る
- ロードバイクより重量がある分上り坂が大変
特徴を下記表にまとめましたので、参考にしていただけると良いと思います。
ロードバイク | マウンテンバイク | クロスバイク | |
軽さ | ◎ | △ | ◯ |
価格 | △ | ◯ | ◎ |
オンロードの走りやすさ | ◎ | △ | ◯ |
オフロードの走りやすさ | × | ◎ | ◯ |
積載 | △ | △ | ◯ |
スピード | ◎ | △ | ◯ |
耐久性 | △ | ◎ | ◯ |
厳密にいえば自転車の種類は他にもありますが、アウトドア用自転車として検討に入るであろう3種類の自転車をご紹介しました。
▼アウトドアにおすすめの車種についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
自転車キャンプにおすすめな車種
アウトドアバイクについてそれぞれの特徴を掴めたと思います。
ご自身の自転車キャンプスタイルに合わせた自転車を選んでいただきたいため、<ロードバイク>、<マウンテンバイク>、<クロスバイク>それぞれのおすすめ車種をピックアップしました。
<ロードバイク>
ARAYA(アラヤ) SWALLOW Randonneur
日本の新家工業というメーカーが製造しているのがこちらの自転車。ランドナーという長距離走行に特化したモデルです。革サドルが特徴で、自分のお尻にぴったりになるため走行がしやすくなります。
こちらの記事も参考にしてみてください。
<マウンテンバイク>
GT(ジーティー) パロマーアロイ
評判の良い老舗自転車ブランド・GT製だから、クオリティの高さも折り紙付き。お手頃価格で購入できる、アウトドア初心者に最適の入門モデルです。軽量なアルミ製のフレームやパーツを使っているため、ペダルが軽く、乗り心地も抜群です。
こちらの記事も参考にしてみてください。
<クロスバイク>
GIOS(ジオス)「MISTRAL(ミストラル)」
イタリアのブランド「ジオス」の「ミストラル」。
フレーム素材はアルミで、タイヤサイズは700×28C、総重量は他と比べて若干重いですが、装備が全て日本製になっていることが特徴で耐久性に優れています。
安定感を求める人にはぴったりの自転車と言えるでしょう。
クロスバイクのおすすめ車種はこちらの記事↓も参考にしてみてください。
自転車をキャンプ用にカスタマイズ
キャンプに行くのであれば自転車もキャンプ仕様にしておくのが大切。キャンプ仕様にするための自転車装備を解説します。
●積載量を増やすためのカスタム
ロードバイクは元々スポーツに特化しているため、積載できるスペースは基本的にありません。そのため、フレームなどに取り付けられるバッグを装着して積載量を増やしましょう。
積載量を増やすため、後輪上部にリアキャリアを装備することもできます。こちらを装備することで、積める荷物の量が格段に増えます。
自転車の種類によって、積載量を増やすためのアイテムは変わります。リアキャリアなどは装備できるものとできないものがあるので、よく確認してくださいね。
▼おすすめのリアキャリア
ミノウラ(MINOURA) 自転車 リアキャリア
- 製品重量:1.2kg
- 耐荷重:18kg
- 材質:スチールパイプ
MTBやクロスバイクに取り付けるパニアバッグ対応リアキャリア。軽量で丈夫なスチールパイプ製で、耐久力のある粉体塗装仕上げ。天板に荷物を積むときに利用できるゴム紐用フックが4箇所に付いている。ツーリング用パニアバッグ(フック内径10mmのもの)が装着可能。縦型のリアリフレクタ取付金具付き。
▼おすすめのサイドバッグ
ORIX(ゴリックス) 自転車 サイドバッグ
[防水性]高い防水性でアウトドア向けバッグなどで活躍する[PVC]水濡れに強く、しなやかで汚れにも強い。シームレスデザインで縫い口や継ぎ目のない驚異の防水性。突然の雨にも対応します。[サイドバッグ]荷物を背...
- [防水性]高い防水性でアウトドア向けバッグなどとして活躍
- 付属のショルダーベルトを使えばショルダーバッグに。
- 容量MAX20L
柔軟に使えるロールアップ式。荷物の量に対して調整ができるのでとても便利!高い防水性があるので急な雨でも安心です。
●自転車用スタンド取り付け
クロスバイクをはじめとしたアウトドア用の自転車は、軽量化のために標準で自転車本体にスタンドを装備していないことがあります。
キャンプ場では専用の自転車スタンドなどはないところがほとんどですし、テントの隣に立たせておきたいですよね。
そこで、多少重量は増えますが自転車にスタンドを取り付けることをオススメします。
スタンドも色々と種類があり、1本足か2本足か、リアにつけるかセンターにつけるかによって変わりますが、安定感を求めるならセンターに2本足のスタンドを取り付けるのがおすすめです。
▼おすすめのセンタースタンド
AKI WORLD(アキワールド) OPEN DOUBLE STAND
●ライト取り付け
サイクリングを楽しむために、自転車のライトは欠かせないものです。利用シーンや目的に応じて明るさとバッテリーを選ぶのがポイントになります。アウトドア用の自転車にはライトが付いていない事もありますので、お気に入りのライトをしっかりと装備し、視界が悪い時に点灯して安全で快適に楽しんでください。
▼おすすめのライト
EXLATEX自転車 ライト
✴️【3つランプビーズ】最新3つビーズのLEDヘッドライトは真ん中に1つのXPG昼光色のLEDランプビーズが採用されており、両側には2つの高出力XPG電球色のLEDランプビーズが使用されています。低...
- 最大照明距離は300m、最高輝度は1600ルーメン。
- 高硬度のアルミ合金を採用し、本体は頑丈で耐衝撃性に優れます。
- モバイルバッテリー機能も付いていますので、非常時、スマホに給電するのも可能です。
カスタマイズについてはこちらの記事↓も参考にしてみてください。