バーナー1つで時間差調理 スキレットパスタはとても簡単なキャンプ飯!
今回はソロキャンプでスピード調理ができ、洗い物も少なくて美味しいスキレットで作るパスタ料理を一挙5品紹介致します。
紹介するメニューは
- 「大根おろしとツナの和風パスタ」
- 「本格ペペロンチーノ」
- 「洋食屋風ナポリタン」
- 「なめらか全卵カルボナーラ」
- 「あさりの旨味たっぷりボンゴレロッソ」
となります。ポイントとしてこれらをすべて、「スキレット+小鍋+バーナー1つ」で調理します。
パスタの場合、「麺を茹でる」と「具を調理する」をどうしても同時に行わないといけないので、本来バーナーを2つにする必要があるのですが、これを時間差調理することで1つに集約させました。(パスタを水に長時間漬けて戻し、茹でる工程をなくす方法もあるのですが、どうしてもこの方法だと味が落ちる上にコントロールが難しいので、かえって手間になると判断し、今回は触れません)
またスキレットは調理器具と食器を兼ねる便利な存在です。
このため熱々の状態でパスタが楽しめますし、洗いものも減らせるという利点があります。しかも見た目にもオシャレ感出ますね。
デイキャンプ、ソロキャンプ、ULキャンプ、徒歩キャンプなど、材料が少なくてよく、調理も10分程度というパスタは、覚えておくととても便利なメニュー。
紹介の5品以外もポイントを覚えてしまえばいろいろと発展パターンが楽しめるので、是非参考になさってください。
スキレットでパスタづくりに必要な道具
スキレット
スキレットは18~20㎝ぐらいの直径のものがよいと思います。パスタは1人前100gが基本ですが、これは大盛(150~180g)でも問題なく乗るサイズです。
スキレットの質の違いというのはあまりありませんが、新品のスキレットを使う場合、しっかりとシーズニングはしておきましょう。
小鍋
キャンプ業界では「コッヘル」などとも言います。
実際のところなんでも大丈夫なのですが、小型軽量で取っ手が折り畳めるキャンプ用コッヘルは確かに便利です。
コッヘルの中には蓋も小鍋(フライパン)を兼ねているものもあります。
パスタはアニメ『ゆるキャン△』で「折って入れる」というやり方が紹介されていましたが、実際は少し茹でたパスタはふにゃふにゃになるので、このモンベルのコッヘルぐらいのサイズなら、折らずに茹でても問題はありません。
茹でる時は、まず、鍋に入りきらない部分に直接火が当たらないように気を付け(火が当たるとパスタが焦げたり燃えてしまいます。焦げた部分は茹でられません)、20秒~30秒程度茹でてある程度柔らかくなったら、パスタの端を画像のように手で軽く叩くように押し込んでいきます。
最終的にはトングで折り曲げながら鍋の中に沈めていけばOK。
1分程度で鍋に全部のパスタを入れられれば、茹で時間に大きな影響はありませんよ。
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バーナー
バーナーはお好みのもので問題ありません。出来る限り国産の安心できるメーカーのものを使用しましょう。
私は少し古いのですがST-301を使用しました。現在このバーナーは廃盤で、後継機のST-330に代わっていますね。
なお、この記事では「バーナーは1つ」としていますが、もし2つ以上のバーナーをお持ちの場合、2つを同時に使用したほうが調理は簡単です。
1つだとかなり手際の良さが要求されるので、滅多に料理をしない人などは、2つ使って作ったほうが間違いはないでしょう。
また、上記以外の道具として、あまり変わったものはありませんが、トング、まな板、包丁、ざる、また、スキレットを置くゴトクや板(まな板と兼用でもOK)などが調理に必要となります。
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