BBQなどで活躍する「トーチバーナー」の注意したいこと
トーチバーナーを使うときはココに注意!
炙り料理などで活躍する「トーチバーナー」は、炭や薪に着火する際にも非常に便利。しかし使い方を間違えると危険なので、正しい使い方を覚えておきましょう。
「ファミキャンごはん」を作ったときに使った「トーチバーナー」ですが、使い方を間違えると危険なので、これについても正しい使い方を紹介しておきますね。
BBQやオートキャンプで、使う人が多いですもんね。ぜひ教えてください!
まず気を付けたいのが、トーチバーナーを大きく傾けて使用しないこと。製品によっては、火口が下に向くなど大きく傾けすぎたり、逆さにして使うと、ガスが液体のまま出てきて大きな炎が出てしまいます。ゴジラが吐き出す炎みたいなので「ゴジラ火」なんて呼ばれたりしています。
トーチバーナーを使うとき、まわりに燃えやすいものがないかを確認しておきましょう。プラスチック製の食器が近くにあったり、木製テーブルの上で使うと、溶かしたり焦がしたりしてしまいます。枯れ葉が多い場所では、火が燃え移らないようにしてから使ってください。
炭や薪の火おこしにトーチバーナーを使うことがありますけど、なかには焚き火台やBBQグリルに突っ込んだまま放置する人がいます。炭や薪に火がおきてきて、その熱がトーチバーナーに伝われば、最悪の場合ガスカートリッジが爆発する可能性もあります。くれぐれも放置しないでください。
使っているときは注意している人も多いと思いますが、使用後のトーチバーナーにも気を付けてください。使った直後のトーチバーナーは非常に高温なので、誤って触ってしまったらヤケドしてしまいます。使い終わったらまわりの人にひと声掛けて、トーチバーナーが熱いこと、そして置いた場所を確認してもらいましょう。
ガス器具を安心・安全に使って楽しい「外ごはん」を
アウトドアではとっても便利なガス器具ですけど、間違った使い方をすると危険なものでもあるんですね。
そうですね。だからガス器具は正しく使って、おいしい外ごはんを楽しく食べたいですね!
この記事の撮影の様子は、YouTubeチャンネル「かほの登山日記」にて動画で見ることができます。気になる人はチェックしてみてください!
撮影協力:富士満願ビレッジファミリーキャンプ場 https://fuji-manganvillage.com/
監修:日本ガス石油機器工業会 https://www.jgka.or.jp/