車中泊のデメリットも
ここまで車中泊のいい点ばかりをピックアップしてきましたが、もちろん不便に感じる点もあります。
標準サイズのハイエースでは家族4人は狭い
我が家のハイエースは標準サイズで、ヴォクシーやステップワゴンと同じサイズです(ワイドという3ナンバーのように幅広で、天井が高いタイプもあります)。
現在は家族4人でなんとか寝ていますが、寝返りが打ちにくかったり、体が当たってしまうこともあります。
そこで、最近は2人用くらいの小さいサイズのテントを別に張るようにしています。これなら小さいから設営撤収も簡単ですし、家族が分散することでゆったりと寝られます。
特に夫は私たちとは就寝時間が違い、ゆっくりと焚き火を楽しんでから寝るタイプ。そうなると寝静まった頃に車を開ける音で起きてしまうことがあったのですが、車とミニテントに分けることでこの問題も解消しました。
夏の車中泊は暑い
我が家のハイエースには窓部分に網戸が付いています。他にも運転席の窓やトランクも網戸になるグッズがあるので、扇風機を導入すれば夏でも車中泊できるだろう!と思っていたのですが・・・
実際に試してみましたが、やはり暑いです。やはりというか、ものすごく暑いです。テントよりも開放部が少なく、天井が低い車内に家族4人となると、人間の熱もありとても寝付けるものではありませんでした。
標高が1,000m近いところであれば少しは違いますが、やはり真夏は車中泊は避け、テント泊がベストというのが我が家の結論です。
車中泊でキャンプはもっと楽しくなる
今回はファミリーで車中泊メインになってしまった我が家の車中泊事情をご紹介しました。
不便な点もありますが、それ以上にメリットが上回ります!今後はキャンプ場での車中泊以外にも、旅先での中継地点としてSAや道の駅に泊まったりと活躍しそうです。
今回はハイエースをご紹介しましたが、車種によってはフルフラットになったり、厚手のマットを敷くことでベッドを作れる場合もあります。「うちの車では無理かも?」と思わずに、「車種&車中泊」のキーワードで検索してみると、実践している方がいてアイデアがもらえるかもしれません。
また、そろそろ車買い替え予定のキャンパーさんは、車中泊ができる車種を候補にすると、ぐっとキャンプや旅の幅が広がります。ぜひ車中泊キャンプも楽しんでみてくださいね。