
筆者
車中泊におすすめのオートキャンプ場も紹介しているので、是非チェックしてみてください!
【車中泊】場所を選ぶ基準は? 快適な車中泊のために絶対に外せない3つのポイントをチェック!
まずは筆者が考える、車中泊場所を選ぶうえで外せないポイントについて解説していきます!
【車中泊】ポイント①:近くにトイレがある場所を選ぶ

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車中泊場所を探すうえで一番大事なことは、近くにトイレがあるかどうかです。

筆者
夜中に目が覚めてトイレに行きたくなったとしても、徒歩圏内にトイレがなかったら絶望的な状況です…
トイレ機能付きのキャンピングカーであれば近くにトイレがなくても問題ありませんが、そうでない場合は必ずトイレの場所は確認しておきましょう!
グーグルマップで「トイレ」と検索すれば、周辺の公衆トイレを検索することができるので、試してみてください。
トイレがない場合の備えとして、携帯用トイレを車に積んでおくという手段もあります。
筆者はまだ使ったことはありませんが、万が一の事態を想定して携帯用トイレを常備しています。

筆者
災害用品としても使用できるため、1つ持っておいても損はないと思いますよ。
【車中泊】ポイント②:すぐに動ける場所かどうかも大事なポイント

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車中泊中には、周囲の騒音でなかなか眠れないことや、何かしらの事情ですぐに移動しなければならない事態になるかもしれません。
そんな時に出入り時間に制限がある駐車場に停めてしまっていたら、すぐに動けませんよね。
また、車中泊で旅行をする場合、移動時間を自由に設定できることが大きなメリットです。

筆者
翌朝早くに出発して出かけようと思っていても、すぐに動けない場所だとせっかくの計画が台無しに。
そんな事態を避けるためにも、車中泊の際にはすぐに動ける場所を選びましょう。
【車中泊】ポイント③:平らな場所を選んで快適な睡眠をとろう

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平らな場所を選ぶことも、気を付けたいポイントです。
多少斜めな場所でも、車内でマットレスを広げて寝ると、そのときは案外わからないもの。
ただ、そのまま朝まで寝てしまうと、翌朝体調を崩してしまう危険性があります。
例えば足が下側にある場合は足がむくんでしまう、頭が下にある場合は顔がむくんだり頭痛がしたり、症状がひどい場合は吐き気を催すこともあります。

筆者
せっかくの車中泊なのに、翌朝体調が悪くなることは避けたいですよね。
筆者はスマートフォンアプリの水平器を利用して、車を停めた後に水平かどうかを確かめています。
水平器のアプリは無料ですので、ダウンロードしておくことをおすすめします。
【車中泊】におすすめの場所3選! 筆者が実際に車中泊をした神奈川県内のオートキャンプ場もご紹介!
ここでは筆者が普段車中泊をする場所について、メリットや注意点を交えながらお伝えしていきます!
【車中泊】におすすめの場所①:オートキャンプ場 キャンプ道具を広げて楽しめる♪

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車中泊を最も行いやすい場所は、やはりオートキャンプ場。

筆者
トイレや炊事場が整っている場合が多いですし、管理された敷地内なので防犯の面から見ても安心です。
そしてオートキャンプ場の良いところは、やはりキャンプ道具を広げて楽しめること!
車中泊キャンプは、晴れていれば少ない荷物で簡単にキャンプを楽しめるのでオススメです。

筆者
温泉やコインシャワーが整備されている場所であれば身体をキレイにしてから就寝できるので、より快適な車中泊を楽しむ事ができますよ。
筆者おすすめのオートキャンプ場1:ウェルキャンプ西丹沢

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車中泊におすすめのオートキャンプ場の1つ目は「ウェルキャンプ西丹沢」。
広大な敷地のウェルキャンプ西丹沢は整備がしっかりとされているので、平らなサイトが多い印象です。
川沿いのサイトや木陰があるサイト、広めのサイトなど、サイトの種類が豊富なところもおすすめのポイント。

筆者
筆者の車中泊キャンプデビューの地でしたが、初の車中泊も快適に過ごせました。
これから車中泊キャンプを始めたい人も、是非ウェルキャンプ西丹沢でデビューしてみてください!
筆者オススメのオートキャンプ場2:西丹沢大滝キャンプ場

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車中泊におすすめのオートキャンプ場の2つ目は「西丹沢大滝キャンプ場」。
ウェルキャンプ西丹沢と同様で整備がしっかりとされているので、平らな場所が多い印象です。

筆者
また、場内はフリーサイトなので、空いていれば広々と場所を確保できます。
カーサイドタープなどを連結して、ゆったりと車中泊を楽しみたい方には特におすすめです!
筆者オススメのオートキャンプ場3:ミロクキャンプ場

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車中泊におすすめのオートキャンプ場の3つ目は「ミロクキャンプ場」。
神奈川県の中津川沿いにあるミロクキャンプ場のフリーサイトは、数組限定の隠れ家的な雰囲気があるキャンプ場。
フリーサイトには区切りはありますが、車1台にテント2張り程の広さがあるので余裕をもって車中泊を楽しめます。
また、東名高速道路の大井松田インターチェンジから約20分の位置と、アクセスの良さも嬉しいポイント。

筆者
都会の喧騒から離れて静かな山奥でゆっくり車中泊を楽しみたい方には、特におすすめのキャンプ場です!
【車中泊】におすすめの場所②:河原 無料・自然の中で車中泊ができる! 駐車スペースの有無は要確認

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河原での車中泊のメリットとして
- 無料で車中泊できる
- 自然の中で車中泊できる
といった事が挙げられます。
火気の使用が許可されている河原であれば、車中泊のときでも料理をして簡単なキャンプ気分を味わうこともできますね!

筆者
火器の使用については、必ず事前に確認しましょう!
ただし、雨の日や、雨が降っていなくても降水確率が高い日に河原で車中泊をする事はやめましょう。
場所によっては急な増水で立ち往生をすることになったり、最悪の場合は車ごと流されてしまったりする危険性もあります。
また、事前に河原のどこに駐車スペースがあるのか、トイレが近くにあるのかどうかを確認しておく必要があります。

筆者
車中泊の可否については、管轄の市町村などに問い合わせしてみるのも良いかもしれません。
河原での車中泊は事前に駐車スペースを確認し、天気の良い日を選んで行うようにしましょう。
【車中泊】におすすめの場所③:道の駅、サービスエリア・パーキングエリア ※ただし注意が必要!

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道の駅やSA・PAで車中泊をするメリットは、
- トイレや洗面などの設備が整っている
- 自動販売機や売店などの設備が整っている
- 日帰り温泉やシャワーなどの設備を併設している場所もある
といったことが挙げられます。

筆者
利便性が高いため、車中泊に慣れていない方でも安心して車中泊をする事ができます。
また、地域の特産品や名物を取り扱う道の駅は多いため、観光としても楽しめますよね。
ただし、近年は道の駅やSA・PAでのマナーの悪さが問題となり、車中泊禁止を掲げる場所もあるようです。必ず事前に確認しましょう。
そもそも国土交通省によると、宿泊目的での道の駅の使用は禁止されています。車中泊が禁止されていない場合も、仮眠を目的に利用しましょう。

筆者
その解釈については、後ほど詳しくご説明します。
【車中泊】におすすめの場所番外編:公共駐車場 ※ただし注意が必要!

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車中泊専用の場所ではありませんが、公共の駐車場で車中泊をするという方法もあります。
特に観光地や登山道の近くであれば、無料の駐車場が整備されているところも少なくありません。

筆者
そのため、前日に到着して、車中泊をして翌朝早くから観光や登山を楽しむことができます。
トイレの有無や、駐車場が平らかどうかなど確認するべきことはありますが、温泉地の近くであれば温泉を楽しんだ後に車中泊ができるので、案外快適に過ごせる場合もあります。
ただし、観光地であれば長時間占有してしまうと、他の観光客の方々に迷惑がかかる可能性もあります。
また、公共駐車場は車中泊専用の場所ではなく、あくまでも「駐車スペース」となります。登山や観光などその地での目的をもった車中泊が前提です。

筆者
モラルのある行動を心掛けましょう。
【車中泊】に道の駅も可能? 道の駅やSA・PAでの車中泊の解釈をご紹介!

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結論から言うと、宿泊目的での道の駅の使用はNGです。
国土交通省のHPには、以下のような記載がされています。
道の駅は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。
国土交通省によると、宿泊目的の車中泊はNG、仮眠であればOKということになります。
そのため道の駅やサービスエリア・パーキングエリアで車中泊をする場合は、「目的地へ向かう途中に、安全運転を保証する為に仮眠をする場所」という解釈で利用しましょう。
また、夜間の騒音や、ごみを置き去りにする、長期滞在をする利用者がいるなど、道の駅でのマナーの悪さが問題視されています。
そのため、車中泊禁止とはっきり示している道の駅もあるようです。

筆者
運営側も利用者側も気持ちよく過ごすために、マナーはしっかりと守りたいところですね。
言うまでもなく、道の駅やサービスエリア・パーキングエリアでキャンプチェアなどを広げてくつろぐ行為は絶対にやらないようにしましょう!
【車中泊】するならマナーを守りましょう! 車中泊をする時のマナーや注意点をチェック!
車中泊の場所の選び方についてわかったところで、車中泊時のマナーや注意点についても予習をしておきましょう!
【車中泊】注意点①:エンジンのかけっぱなしはNG! 一酸化炭素中毒の可能性も!

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安全面やマナーの観点から、車中泊中はエンジンを必ず切りましょう。
安全面では、エンジンをかけっぱなしにして長時間停車していると、車内に排気ガスがたまり一酸化炭素中毒になる恐れがあります。

筆者
特に冬は、積もった雪でマフラーがふさがれ死亡事故につながる可能性も。
マナーの観点では、まずは大気汚染。
アイドリングを一晩中すると大量の排気ガスが空気中に排出されてしまいます。
また、エンジンをかけっぱなしにすると周囲に音が響き、迷惑が掛かります。

筆者
筆者も道の駅で仮眠をした際に、近くに停まっていた車が1時間ほどエンジンをかけっぱなしにしていて、音が気になってなかなか寝付けなかったという経験があります。
以上の理由から、車中泊中は必ずエンジンを切りましょう。
エンジンをかけっぱなしにしてしまう理由としては、電源を確保してスマホや携帯電話の充電をしたり、エアコンをつけっぱなしにしたりといった理由が多いと思います。
そんな時にポータブルバッテリーがあれば、エンジンをかけっぱなしにすることなく簡単に電源を確保することができます。
筆者が愛用しているポータブルバッテリーはJackeryのポータブル電源700です。

【大容量700Wh】700Whの超大容量、キャンプから防災まで幅広く活躍できます。Jackery ポータブル電源 700は、最大電力500Wの機器が給電でき、多数の設備や端末に対応できます。液晶ライ...
大容量の700Wh、定格出力500Wなので、充電以外に電気毛布や扇風機など同時に複数の電化製品を使用しても朝まで余裕たっぷり。

筆者
Jackeryには700Wh以外にも複数ラインナップがあるので、予算や用途に合わせて選ぶことをおすすめします。
▼Jackeryについてはこちらも参考に!
【車中泊】注意点②:バッテリー上がりに要注意 車内用ライトやランタンを用意しましょう♪

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車中泊で気を付けたいポイントとして、バッテリーが上がらないように注意することが挙げられます。
目的地に到着していざ車中泊をするにしても、寝る前にしばらくは車内で過ごす方も多いかと思います。
そんな時に車内灯を長時間点けっぱなしにしておくとバッテリーが上がってしまい、翌朝出発しようと思った時にはエンジンがかからないなんてことも。

筆者
また、夏や冬には暑さ・寒さ対策が必要ですが、車のエアコンをつけっぱなしにしておいてもバッテリーが上がってしまいます。ご注意ください!
バッテリーが上がるのを防ぐためにも、車内用のライトやLEDランタンを用意しておきましょう。
筆者が愛用しているLEDランタンはBALMUDAの「The Lantern」。
デザインだけでなく、雰囲気に合わせた光に調整できたり、アウトドアでも安心な設計になっていたりと使い勝手の良さが魅力。
天井に引っ掛ける場合はS字フックを用意する必要はありますが、車中泊でも活躍してくれるLEDランタンです。
▼レビュー記事はこちら!
【車中泊】注意点③:暑さ・寒さ対策は万全に 「サンシェード」を使いましょう♪

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夏場や冬場に車中泊をしたいと考えている人も多いかと思います。
そんな時に大事になるのが暑さ・寒さ対策です。
暑さ・寒さ対策で共通して必要な道具は「サンシェード」。
暑さ対策についてはJAFの検証で、サンシェードを使用した場合としなかった場合とで車内平均温度に2~6℃も差が開いたそうです。(参考:JAFユーザーテスト)
また、冬の車中泊で車内の温度が一番奪われる場所は「窓」。

筆者
車の窓は断熱処理が施されておらず、車体の中でも最も薄い場所なので、対策をしないとどんどん熱が奪われていきます。
断熱処理を自作する方も多いようですが、サンシェードは吸盤などで取り付けるだけなので、手軽な断熱処理と言えます。
その他の対策として、以下が挙げられます。
【暑さ対策】
- 扇風機やサーキュレーターで風の流れを作る
- 車用網戸で屋外の空気を取り込む
【寒さ対策】
- 断熱性の高いマットレスを使う
- 厳冬期用の寝袋(シュラフ)を使う
▼こちらの記事でもくわしく紹介しています
【車中泊】注意点④:お酒についても要注意 飲み過ぎ・飲酒運転は厳禁!

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車中泊をする時はキャンプに出掛けていたり、旅行の宿代わりだったりと、非日常の楽しい場面が多いと思います。
そんな時はお酒をちょっと1杯、なんて気分になりますよね。
もちろんお酒は車中泊を楽しむ1つの手段ですが、飲みすぎには注意しましょう。
ついつい飲みすぎてしまった場合、翌朝出発する時にまだお酒が抜けきれておらず、知らず知らずのうちに飲酒運転をしてしまう…という可能性もあります。
また、何かのハプニングで急きょ車を動かさなくてはいけなくなった場合、飲酒をしていたら運転できませんよね。
そのため、車中泊時にお酒を飲む場合はくれぐれも注意しましょう。

筆者
もちろん、その後運転する予定がある場合は、絶対飲んではいけません!