とうとう本格的な梅雨に突入!今回は、どんより曇り空が続く不安定な天気の中、キャンプが大好きなハピキャンライターのみなさんと編集部メンバーに向け、雨キャンプにまつわるアンケート調査を実施しました。「そもそも雨キャンプって楽しいの!?」「雨キャンプの必需品は?」「雨キャンプにおすすめなキャンプ場を教えて〜!」という読者のみなさんの"今まさに聞きたい問い"にお答えします!

雨キャンプでの設営・撤収のコツ8選

雨キャンプの楽しみを聞いてみると、なんだか今すぐにでも雨キャンプに出かけたくなって来ましたよね。でも、ちょっと待ってください。雨キャンプには、事前に知っておくべき設営・撤収のコツがあるんです。

早速、雨キャンプでの設営・撤収のコツを発表します!

【設営】

  • テントはなるべく小さく前室のあるものを選ぶべし
  • 地面の水平チェックを行うべし
  • 水たまりは避け水捌けの良い場所を選ぶべし
  • なるべく高いサイトを選ぶべし
  • オートキャンプ場を選ぶべし

【撤収】

  • タープ(サイドオーニング)は最後まで残すべし
  • 大きなゴミ袋をたくさん持っていくべし
  • 撤収に時間をかけずに帰宅してから片付けるべし

ひとつずつ詳しく解説していきましょう。

(1)テントはなるべく小さく前室のあるものを選ぶべし

画像: (1)テントはなるべく小さく前室のあるものを選ぶべし
画像2: 編集部・ぐりこ

編集部・ぐりこ

やはり雨の中では設営・撤収がとても大変になるので、テントは小さめのものを選ぶと良いと思います!

画像2: ライター・櫻宮

ライター・櫻宮

雨のキャンプは前室があるテントがおすすめです。靴や薪、荷物を収納して濡れないようにできますし、ソロキャンプならテントの中にいながら前室で料理が楽しめます♪

いくつかテントをお持ちの方は、設営と撤収が比較的ラクなコンパクトサイズのテントを選ぶのがおすすめとのこと!

また、前室はまさに雨の日のためにあると言っても過言ではないのかも……!

(2)地面の水平チェックを行うべし

画像3: 編集部・ぐりこ

編集部・ぐりこ

設営する場所が「よく見たら低地になっていて雨が溜まりやすい場所だった!テントの周りが水たまりに!」などということが結構あるので、水平器のアプリなどを使ってチェックしてみるのがおすすめです。

水平器アプリを使うというのは目から鱗です!

確かに、一日そこに滞在するわけですから、「設営前は水たまりなんてなかったのに、帰りにはびちゃびちゃに……」ということもあり得ますよね。

(3)水たまりは避け水捌けの良い場所を選ぶべし

画像1: 編集部・マツオカ

編集部・マツオカ

水たまりになるような場所は避けること、水捌けの良さそうな地面の場所を選ぶことは大事だと思います!

画像3: ライター・櫻宮

ライター・櫻宮

テントの出入り口にグランドシートを敷いていたら、雨でグランドシートが濡れてテント下に流れ込み、水たまりになりました……。水捌けが良い場所を選ぶのは大切ですね。

ちなみに、グランドシートが濡れることで出入りがしづらくなるので、雨の日の出入り口にはグランドシートを敷かないようにしましょう。

(2)と同様、水たまりを避けできるだけ水捌けの良さそうな場所を選ぶのもポイント。

テントの出入り口にグランドシートを敷いていたら水たまりができて水が流れ込んできた!というケースもあるようなので、入り口にグランドシートを敷く方は注意しましょう。

(4)なるべく高いサイトを選ぶべし

画像2: 編集部・マツオカ

編集部・マツオカ

なるべく高い位置のサイトにテントを張ることも意識しています。

キャンプ場内で高低差がある場所も多いですよね。低い位置に水が溜まりやすい場合があるので、高低差があるキャンプ場ではできるだけ高い位置を選ぶのも大切です。

(5)オートキャンプ場を選ぶべし

画像: (5)オートキャンプ場を選ぶべし
画像4: 編集部・森田

編集部・森田

雨リスクのあるときはオートキャンプ場(=車がテントに横付けできるところ)を選ぶようにしています。

車をお持ちの方は、車をテントに横付けできるオートキャンプ場を選んだ方が良いというアドバイスも。極力荷物や人が濡れないように設営したいですね。

(6)タープ(サイドオーニング)は最後まで残すべし

画像: (6)タープ(サイドオーニング)は最後まで残すべし
画像1: ライター・かおる

ライター・かおる

我が家はキャンピングカーでのキャンプ。サイドオーニングがあるので、一番最初にサイドオーニングを出し、それからテーブルなどの設営をします

また撤収の時は、全ての片付けが終わるまでサイドオーニングは出しっぱなしにして、最後にサイドオーニングをしまうので、設置・撤収は非常に早く、雨の日でも濡れることはほとんどありません。

画像5: 編集部・森田

編集部・森田

撤収の際には、①絶対濡らしたくないグッズと、②腹を決めて濡れてもいーよと割り切るグッズを仕分けしてから撤収を始めます。テントのすぐそばまで車の後部を寄せて置いて、①を先に積み込んでいきます。

②は、ゴミ袋やIKEAのブルーバッグ、防水仕様のドライバッグなどに入れてから積み込んで行きますが、②の中でも最後の最後まで残すのは「タープ」。タープさえあれば、まあまあ快適に雨キャンプ撤収ができますよ!

風があまり強くない雨天時には、タープやサイドオーニングを最後まで残しておくと良いでしょう。

少しでも雨に濡れないポイントがあるだけでまったく違いますよ!

(7)大きなゴミ袋をたくさん持っていくべし

画像3: 編集部・マツオカ

編集部・マツオカ

欠かせない事としてひとつ挙げるなら、大きなゴミ袋をたくさん持って行くことです。

テントもタープも濡れたままゴミ袋にとりあえず入れるので、いつもより多めに持って行くことをおすすめします!

画像2: 編集部・井上

編集部・井上

撤収時に雨の時は、大きいポリ袋を大量に持っていって、とにかくすべてそこに収納して車に放り込みます。

家に帰ってから浴室乾燥機を使って順番に乾かしていきます。

画像4: ライター・櫻宮

ライター・櫻宮

大きめの袋を準備しておき、大雨になった際は撤収したものを丸めて袋に収納し素早く行動します。そうすることで、雨に濡れる時間を短縮できます(帰宅してから洗ったり掃除できるので、雨天は素早い撤収が肝要です)。

画像3: ライター・うるふのまま

ライター・うるふのまま

撤収時雨の時は、テントやタープを大きなゴミ袋にまとめて入れて、撤収に時間をかけないことに重きを置いてます!

画像3: ライター・たなみお

ライター・たなみお

急な雨でも対応できるように、雑巾とゴミ袋は車内にいつも入れるようにしています。

今回のアンケートの中で最も多かった意見が、「大きめ or たくさんのゴミ袋を用意すること」と、「ゴミ袋に入れてそのまま持ち帰り、家で後片付けをする」ということでした。

キャンパーのみなさんの意見からも分かる通り、撤収で大切なのは、素早さ。徒歩キャンプやバイクキャンプでは難しいかもしれませんが、できる限り濡れずに素早く設営・撤収することを心がけましょう。

(8)撤収に時間をかけずに帰宅してから片付けるべし

画像4: ライター・たなみお

ライター・たなみお

撤収のコツは諦めることです(笑)

テントなどの濡れているものはゴミ袋にまとめて押し込み、帰宅してから乾かして綺麗に収納しなおします。

画像6: 編集部・森田

編集部・森田

雨キャンプでは、帰宅後に濡れたテントやタープを乾かすことになりますが、スノーピークのテントなら、帰宅途中に最寄りの店舗でドロップして乾燥サービスへ回すという手があります

うちはロゴスのテントなので、翌日か翌々日以降の晴れた日に、家から車で30分圏内のキャンプ場で「テント乾かしデイキャンプ」をしながらリモートワークをすることも。

(7)でも意見があったように、雨キャンプではとにかく撤収をスピーディーに行うことが大事!後片付けは帰宅後に行うという方が多いようです!

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