キャンプに行くとき「天気予報」の何をチェックしていますか?初心者キャンパーさんだけでなく、中級・上級の方でも「天気予報が微妙なのでキャンセルするか悩む」「最終日に早く撤収すべきか悩む」ということは少なくないはず。自然の中では天候の変化が思わぬリスクにつながることもあるので、天気について正しい知識を身に付けたいです。今回は「天気予報のチェックポイントは?」「キャンプ中は何に気をつければいい?」を、天気にあまり詳しくない普通のファミリーキャンパーの筆者が、日本気象協会の気象予報士・瀬田さんに詳しく教えてもらいました!

気象予報士・瀬田さんの「私だったらキャンプに絶対に持っていくアイテム」をご紹介

続いて、登山も嗜まれるという瀬田さんに、「キャンプに持っていった方が良いと思うアイテム」を聞いてみました。

瀬田さんマストアイテム【1】テントにぴったりサイズのグランドシート

画像: 瀬田さんマストアイテム【1】テントにぴったりサイズのグランドシート

瀬田さん:グランドシートは雨が降った時の浸水防止だけでなく、地面からの水分や冷気もシャットアウトしてくれるので、私は必ず持っていきます。

ブルーシートでも代用できますが、なるべく厚めのものをおすすめします。

また、サイズがあっていないもの、特に「テントより大きめサイズのグランドシート」だと、グランドシートの上に雨が侵入しやすいので、ぴったりサイズのものが良いと思います!

画像1: 【初心者必見】キャンプの天気★天気予報はどこをチェック?雨・風・雷の注意ポイントは?▶︎▶︎徹底解説します!(春夏秋 編)
BUNDOK(バンドック) グランド シート BD-529 耐水圧5000mm ソロベース ソロティピー1 対応 ブラック 190x190cm
サイズ:約1900x1900mm
材質:ポリエステル(PU加工) 重量:約470g
BDK-79TC ソロベース、BDK-75 ソロティピー対応、その他
耐水圧:約5000mm 収納サイズ:約230×350mm(収納袋つき)
生産国:中国
¥2,255
2021-06-18 14:27

▼グランドシートの選び方はこちらの記事でも詳しく紹介しています

瀬田さんマストアイテム【2】帽子

画像: 瀬田さんマストアイテム【2】帽子

瀬田さん:帽子は、晴れているときは日差しから守ってくれ多少の雨であれば傘がわりにもなるので、必ず持っていくようにしています。

夏場であれば、つばが大きめで通気性の良い帽子をチョイスされると良いでしょう。

画像2: 【初心者必見】キャンプの天気★天気予報はどこをチェック?雨・風・雷の注意ポイントは?▶︎▶︎徹底解説します!(春夏秋 編)
SUNS(サンズ)レギュラーサイズ 58cm 大きめ ビッグサイズ 62cm BIG アドベンチャーハット サファリハット 撥水 防水 メンズ レディース サイズ調整 UVカット アウトドア カラフル あご紐 H-051 (62cm(BIGサイズ), GRAY)
\釣りやバーベキューなどのアウトドアや本格登山や運動会でも大活躍/売り切れ必至の大人気アドベンチャーハット!!お客様のお声よりビッグサイズも新入荷しました。
【メイン素材】軽量 撥水性ナイロン  【サイズ】キッズサイズ:頭回り54cm、レギュラーサイズ:頭回り58cm、ビッグサイズ:頭回り62cm。サイズ調整有り。ツバの長さ:キッズサイズ6.5㎝、レギュラーサイズ7.5㎝、ビッグサイズ8.5㎝
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¥2,980
2021-06-18 14:25

夏にオススメの帽子はこちらの記事でも詳しく紹介しています

瀬田さんマストアイテム【3】大きなゴミ袋またはドライバッグ

画像: 瀬田さんマストアイテム【3】大きなゴミ袋またはドライバッグ

瀬田さん:雨が降ってしまった時に、濡れたものをしまえるように大きなゴミ袋は多めに持っていくことをおすすめします。

ゴミ袋でも良いのですが、ドライバッグがあればさらに良いでしょう。

ドライバッグは、「濡らしたくないものの防水」としても使えますし、「濡れてしまったものを収納」で使ってもOK。アウトドアではとても重宝します。

画像3: 【初心者必見】キャンプの天気★天気予報はどこをチェック?雨・風・雷の注意ポイントは?▶︎▶︎徹底解説します!(春夏秋 編)
SealLine(シールライン) アウトドア 防水バッグ ハバドライバッグ 20L オリーブ 32361
重量:410g
サイズ:23×41cm
容量:20L
材質:本体=1000D 19オンス PE、ビニールコーティング 底部=1000D 30オンス PE、ビニールコーティング
特長:高周波溶着シーム
防水レベル:防水(短時間の水没に耐え、水に落とした場合浮かびます)
¥3,960
2021-06-18 14:22

▼ドライバッグはこちらの記事でも詳しく紹介しています

【キャンプの天気】キャンプ初心者の心得まとめ

最後に、気象予報士・瀬田さんに教えていただいた「キャンプ初心者の心得」をまとめておさらいさせていただきます。

キャンプ初心者★天気の心得

●天気予報は常にUPDATEされている!キャンプの10~7日前から頻繁にチェックしよう

●キャンプの2~3日前から出る「1時間ごとの天気予報」で「設営・撤収の時間帯の天気」を必ずチェックしよう

●雨予報が微妙でキャンプに行くかどうか悩んだ場合は、キャンプ翌日以降の天気予報もチェックしておこう

●風速予報も忘れずチェック!3mで焚き火は要注意。5mでテント・タープも危険

●予約時またはテント設営前にキャンプ場の人に「どのサイトが風の影響が少ないですか?」と聞こう

●降水量が1時間当たり10mm以上のときは危険な場合も!降水量が多い時間帯があるかどうかを天気予報でチェックしよう!

●天気予報は必ずしもキャンプ場のピンポイントのものではないことを念頭に置いておこう

●キャンプ中は「雨雲レーダー」を常にチェック

●キャンプ場選びは「スマホの電波状況」も視野に入れよう

いかがでしたでしょうか。

年間20〜30泊くらいする中級キャンパーの筆者でも、「え!?知らなかった!!」の連続で、今回の取材を通じて大変勉強させていただきました!

特にこれからのシーズン、居住地エリアでも雷が聞こえる機会は増えてくると思いますので、キャンプじゃなくても用心したいと思いました。

自然を楽しむキャンプだからこそ、天気についても正しい知識を身につけて、安全安心に楽しんでいきたいですね。

画像4: 【初心者必見】キャンプの天気★天気予報はどこをチェック?雨・風・雷の注意ポイントは?▶︎▶︎徹底解説します!(春夏秋 編)

【お話を伺った方】

気象予報士 / 熱中症予防指導員
瀬田 繭美(せた まゆみ)さん

埼玉県出身、気象記念日(6月1日)生まれ。
大学で地球科学と環境科学を学んだ後、日本気象協会に入社。

2013年より天気予報専門メディア「tenki.jp」を担当する傍ら、天気解説やコラムの執筆、気象講座なども担当。

登山歴約6年。好きなものは山頂からの景色と山ご飯。キャンプはまだまだ初心者ですが、大好きな自然の中でアウトドアライフを楽しんでいます。

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