fam_mag編集長槻さんおすすめ! ネットで買える「3首」を冷えから守る冬キャンプ用防寒アイテム
槻さん、冬キャンプにおすすめの小物があったら、教えてほしいです!
では特別に、ネットでも買えるおすすめの「3首を冷えから守るアイテム」を3つご紹介しましょう!
ということで、ネットで購入できる槻さんおすすめの防寒アイテムを紹介します!
1)手首の冷え対策に:フーディニ(HOUDINI)のパワーリストゲイター
手袋とは違って、指先を自由に動かせるタイプの防寒アイテム。
手首の冷え対策に活躍します!
2)首の冷え対策に:ダイワの撥水中綿フーディーウォーマー
フーディとしてもネックウォーマーとしても使える防寒小物。
首の冷えを防ぐだけで、かなり暖かくなりますよ!
3)足首の冷え対策に:アクリマのホットウール ソックス
保温性の高いウールソックス。防臭効果もあります。
足首の冷え対策におすすめです◎
どのアイテムも、今持っているアイテムにプラス買いすることで、より一層暖かく過ごせそう!防寒小物を揃えて最強状態で冬キャンプに挑みたいですね。
【小技編】冬キャンプですぐに実践できる! 知っておきたい防寒方法 焚き火時や寝袋での小技も
他にも、ベテランだからこそ知っている防寒対策ってありますか?
それでは、意外と知られていない冬キャンプでの暖の取り方を紹介しましょう。
初心者でもすぐマネできるやつがいいな...
初心者でも大丈夫!すぐに試せる防寒方法です!
イエ〜イ!そういうの、待ってました〜!
焚き火の前では上着のファスナーを開けると暖かい!
焚き火の前では、上着のファスナーは開けておいた方が暖かいんですよ。
...え?普通に考えたら、ファスナー開けると寒くないですか!?
防風性の高いアウターを着ているときは、ファスナーを閉めているとせっかくの暖気をシャットアウトしてしまう場合があります。
前面のファスナーを開けることによって、暖かい空気が背中側にまでまわり、体全体が暖まりますよ!
ちなみに、私も牛田浩一さんに教えてもらい、ある寒い冬の日に実践してみたら、かなり暖かかったんです…!焚き火のありがたみが倍増した気がしました。
牛田浩一さんって...fam_magで「達人が教える基礎知識100」を連載していた超ベテランキャンパーですね!説得力あります…!
▼雑誌fam_magでの連載を大幅に加筆修正し、まとめた一冊がこちら。
初心者でも読みやすい、キャンプの教科書的な本になっています。
▼コチラの記事でもくわしくご紹介しています!
焚き火の前ではサンダルに履き替えると足が暖かい!
また、焚き火の前ではサンダルに履き替えるのがおすすめです。
えっサンダルって...寒くないですか!?
理由は上記、上着のファスナーを開けることと同じです。防寒性の高いブーツなどを履いている場合、焚き火の恩恵を100%享受できない可能性がありますからね。
敬愛する「焚き火マイスター」こと猪野正哉さんの書籍『焚き火の本』にも書かれていました!
なるほど〜。
寒い状況であるほど足元や下半身を冷やさないことが大事なので、あえてサンダルに履き替え、素肌に近い部分で火の暖かさを感じましょう。
サンダルだと、テントの出入りも楽チンで一石二鳥ですね!
槻さんの言う『焚き火の本』は、タイトル通り焚き火の知識とハウツーが詰まった参考書のような本になっています。
焚き火をもっと身近なものにしたい、という著者の想いが詰まった一冊です。
▼コチラもチェック!
ダウンの寝袋の中では薄着のほうが暖まりやすい
ダウン寝袋の中では、薄着の方が暖まりやすいんですよ。
えーっ、絶対たくさん着込んだほうが暖かいですよね?!空気の層が、できるような…!
ダウン寝袋(ダウンジャケットも同様)は、人間の体から発せられる熱をダウンで吸収・保温し、寝袋内に暖かい空気の層を作ることで快適さを生み出す仕組みです。
それゆえ、厚着の状態で寝袋の中に入ると体の熱がダウンまで伝わりにくくなり、結果として寝袋が本来持っている機能性を引き出せなくなります。
ダウン寝袋って、そういう仕組みなんだ...。
また、重ね着のしすぎによって生まれるゴワ付きは、時に睡眠の妨げにもなります。
ダウンの寝袋で寝る際は、薄着または体温を通しやすいフリースなどを着用することをおすすめします!
細部まで注意!間違った対策方法&知っておきたい防寒のポイント
他にも、冬キャンプの防寒対策における小技、ありますか?
例えば、熱は頭から逃げていくので、帽子選びをおろそかにしない、とか?
頭から熱が逃げる!初めて聞きました。
あとは、たまにインナーダウンをアウターレイヤーで着ている人を見かけますが、これは意味がなさそうです。
インナーダウンは、ミドルレイヤーに着るからこそ効果を発揮するつくりになっていますからね。
なんでも着込めばいいってわけじゃなく、着る順番が大切なんですね。
あとは…
テントの中では、コットの下は荷物などを詰め込んで冷たい空気の対流を阻止するといいとか、銀マットはアルミ蒸着面を上にすると自分の体温が反射しやすくなって体が暖まりやすい、とかでしょうか。
おぉ〜!いますぐ使える小技、ありがとうございます!早速キャンプで試したくなってきた!
冬キャンプデビューは対策を万全に! 服装や防寒対策の技がわかれば初心者でもチャレンジできる
初心者にとっての高いハードル、冬キャンプを乗り越えるための技を、ベテランキャンパーでありfam_mag編集長である槻さんにお聞きしました。
そういえば、筆者は同じくキャンプ初心者の友人を11月末の氷点下の中、ゆるい防寒対策しかせずに山の上のキャンプ場に連れて行ったことを思い出しました。(鬼か?)
震える友人、飲みかけで凍るお茶...私たちの友情も凍りついていた可能性は高いです。
今回教えてもらった数々の技を知っていれば、あの時ももっと快適に過ごせたかもしれない...。
ベテランキャンパー槻さんから教わった防寒対策を実行して、暖かく快適な冬キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか?
▼冬キャンプについてはこちらの記事もチェック!