【おいしいおでんのコツ】キャンプ前に具材を下ごしらえしよう! あとは鍋に入れるだけの状態に◎
「おいしいおでんが食べたい!」という方は、つゆやだしを工夫するのはもちろん、使用のする具材の下ごしらえにひと手間加えましょう。
ここでは、おでんの具材で人気がある「たまご」「こんにゃく」「大根」の下ごしらえを簡単に紹介します。
【たまごの下ごしらえ】
- ゆでたまごをつくる
- 密閉容器やファスナー付きビニール袋などに入れて、めんつゆを加えて漬け込む
たまごは、キャンプに出かける前々日に下ごしらえをすませましょう。
【こんにゃくの下ごしらえ】
- 板こんにゃくの表裏にかくし包丁を入れ、好みの大きさにカットする
- ビニール袋などにこんにゃくと砂糖(こんにゃく100gに対して5gの割合)入れて、数分もむ
- こんにゃくの水気をきり、めんつゆに漬け込む
こんにゃくを砂糖でもむことにより、臭みが軽減される上、だしがしみこみやすくなります。
【大根の下ごしらえ】
- 大根の皮をむき、輪切りにしてかくし包丁を入れる
- 電子レンジで加熱し、下ゆでする
- 大根が熱いうちに、冷たいおでんつゆの中に入れる
大根を電子レンジで下ゆですると、味がしみこみやすくなるのでおすすめ!
▼具材の詳しい下ごしらえの方法はこちらで!
牛すじの下ごしらえ方法
具材に牛すじを使って、ちょっとぜいたくなおでんを楽しむのもおすすめです。
ただし、牛すじには独特の臭みがあるため、きちんと下処理・下ごしらえをしないと、おいしく食べられません。
牛すじの下ごしらえは簡単にできるので、ぜひお試しを!
下ごしらえした牛すじ煮を串にさしておくと、食べやすいですよ!
▼牛すじの下ごしらえの方法はこちらで紹介しています!
▼牛すじおでんのレシピが載ったこちらの本もおすすめ
ストーブを活用したキャンプおでんの調理方法とは? 鍋をのせておくだけ! ほったらかしでOK
煮込み料理のおでんは、石油ストーブや薪ストーブなどでも調理が可能。
ストーブの上に鍋をのせておけば、ほったらかしで調理ができるので、手間もかかりません。
なお、ストーブの上にじかに置くのではなく、サイズにあったゴトクの使用をおすすめします。
※ストーブ調理に関しては、お持ちのストーブの取扱説明書を要確認!
▼ストーブを使ったキャンプでのおでんの調理方法はこちらを参照してください!
【各地域のおでんの味の違い】具材とつゆが異なる!? ご当地ならではの特色が楽しめるのが魅力
おでんは日本の鍋料理の定番ですが、地域によって、入れる具材や味わいが異なるのが興味深いところ。
おおまかに分けると、「関東風」と「関西風」になりますが、そのほかにもご当地おでんが各地に存在します。
【関東風おでん】濃い口しょうゆベースのつゆ
関東風おでんは、かつおだしがきいた、濃口しょうゆベースのつゆが特徴。
大根、たまご、こんにゃくなどをはじめ、はんぺんやつみれといった練り物も入れます。
また、小麦粉をこねてつくった「ちくわぶ」と呼ばれる具材を入れるのも関東風ならでは。
具材はしっかり煮込まれて、味がよくしみています。
【関西風おでん】薄口しょうゆベースのつゆであっさり
関西風おでんのつゆは、薄口しょうゆベースでつくられていて、透明感があるのが特徴です。
透きとおるようなつゆで、あっさり煮込むのが関西風。
同じ関西でも、エリアによって入れる具材がやや異なります。
牛すじやタコの足、豆腐、さといもなどを入れる場合も。
東海地方では「みそおでん」も親しまれている
愛知県、岐阜県、三重県などの東海地方では、「みそおでん」も好まれています。
特に名古屋では、ご当地グルメとして、地元の方たちに愛されている味です。
しょうゆベースでなく、みそのつゆで食材を煮込むのが名古屋風。
そのほか、一般的なおでんにみそだれをつけて食べる場合もあります。
▼おでんにぴったりの簡単なみそだれの作り方はこちら!
市販のみそだれを使うのも便利でおすすめ。
おでん以外にも、さまざまな用途に使えるので、常備しておくのも◎
冬キャンプは具材たっぷりのおでん鍋がおすすめ! 好きな具を入れて楽しもう
寒さが身にしみる冬キャンプでは、あたたかい煮込み料理が食べたくなるもの。
好きな具材を使って手軽につくれるおでんを食べて、心も体もほかほかになりましょう。
キャンプでおでんをつくるときは、そのまま鍋に入れられる食材が便利。下ごしらえが必要な具材でも、事前に家で準備をしておけば、すぐに鍋に投入できますよ。
(ライター:hayase)