ダッチオーブンがサビてしまっても諦めないで! こうやって手入れすれば復活できます
ダッチオーブンをサビから守って快適に使い続けるために、シーズニングと使用後のお手入れ方法を解説してきましたが、時にはサビてしまうこともあります。
でも、慌てないでください。
3つのパターンに分けて対処方法をお伝えしますので、サビの状態によって試してくださいね。
(1)ダッチオーブンのサビが軽症の場合の対処方法
サビたばかりの場合など状態がそれほど悪く無い場合は、慌てず、キッチンペーパーに油を染み込ませてサビた部分をよく拭いてみましょう。
これでサビが取れてしまえば、油をきちんと拭き取ってそのまま保管して大丈夫です。
(2)ダッチオーブンのサビが中程度の場合の対処方法
上記の方法でサビが取れない場合、ダッチオーブンにお湯を入れて温めた後に、亀の子タワシ(金属タワシでは無い)にクレンザーをつけてこすってみましょう。
ダッチオーブンが冷えたら水洗いをして、水分をよく蒸発させてから油を塗っておけば問題なく使えます。
(3)ダッチオーブンのサビが重症の場合の対処方法
どうしてもサビが取れない場合には、最終手段を使います。
今まで何度も「厳禁」と言っていた金属タワシの出番となります。
ダッチオーブンを傷つけることを躊躇せず、金属タワシでゴシゴシとサビを取ってください。
当然ダッチオーブンはかなり傷つきますが、サビが取れた後にシーズニングと同様の手順でメンテナンスすれば復活できるはずです。
※これはあくまで最終手段であり、この結果ダッチオーブンがかなりのダメージを受けて使えなくなる可能性もあります。自己責任でお願いします。
お手入れ簡単でサビにくいダッチオーブンもある! お手入れが苦手ならこちらをどうぞ
シーズニングもお手入れも慣れてしまえば簡単ですが、できるだけメンテナンスをしなくて良いダッチオーブンがほしいという方に、最近人気のダッチオーブンも紹介しておきます。
(1)ユニフレーム ダッチオーブン
材質 : 本体/黒皮鉄板3.2mm厚、クリアラッカー焼付塗装。 ツル/ステンレス鋼。 底網/ステンレス鋼。 スタンド/ステンレス鋼。
付属品 : 底網、レシピBOOK ●製造 : 日本製
機能・特長 : 1. 錆びにくく熱伝導性に優れた「黒皮鉄板」製なので、取り扱いがとっても簡単です。 2. 本体、フタの接地面のかみ合わせは、機械加工により均一でフラットに仕上がり、ベストなかみ合わせが実現されています。本体とフタとの熱伝導も引き出し、ムラなく仕上がります。 3. 鋳鉄...
ユニフレームのダッチオーブンは、鋳鉄ではなく「黒皮鉄板」の型抜き鍋となっています。
鋳鉄の製品とは違って使用後に洗剤で洗っても問題なく、取り扱いがしやすいダッチオーブンです。
(2)SOTO ステンレス製ダッチオーブン
ダッチオーブン本体サイズ:内径=直径25.9×高さ11.5cm、外形=幅35×奥行28×高さ16cm 重量5.2kg
リッドリフターサイズ:幅37×奥行4×高さ3cm 重量0.245kg
ダッチオーブン収納ケースサイズ:幅38×奥行29.5×高さ16.5cm 重量0.5kg
満水容量:5.2L
材質:【ダッチオーブン】ステンレス、【リッドリフター】本体=ステンレス・グリップ=シリコーン樹脂、【収納ケース】外側=ポリエステル・内側 底布=PVC、持ち手=ポリプロピレン
このステンレスダッチオーブンは、従来のダッチオーブンの常識からすると「何もしなくて良い」と言えるほどにメンテナンスの手間がいりません。
シーズニングも必要ないですし、使用後も普通のフライパンなどと同様に洗剤で洗って拭いておけばOKです。
ダッチオーブンのシーズニング 手入れを愛情込めてやれば、サビが防げる&料理がさらに美味しくなる
さて、今回は鋳鉄製のダッチオーブンのシーズニング、使用後の手入れ方法、トラブルの対処法を解説してきました。
実際に自分でやってみると何も難しいことはなく、大して手間もかからないことがわかりました。
また、シーズニングや使用後の手入れをしていくことで、ダッチオーブンに今まで以上に愛着がわき、料理もどんどんおいしくなっていくような気持ちがします。
あなたも是非ダッチオーブンを育てて、おいしい料理を楽しみませんか。
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