【スキレットとは?・選び方&注意点】大きさ・深さ・使い方をチェックするのがおすすめ シーズニング(お手入れ)が必須な調理器具
スキレットとは?
オーブンや直火に対応していて、キャンプやアウトドアでも人気の調理アイテムである「スキレット」とは、鉄製の鋳物フライパンのこと。
ほかに、陶器製やホーロー製もありますが、主流はやはり鋳鉄タイプ。
まずは、その特徴を簡単に紹介します。
- 食材に均一に熱が伝わり、素材のうまみが引き出される
- 保温性が高い
- 調理後にそのまま食卓に出しても、見た目がおしゃれ
- シーズニング(お手入れ)が必要
スキレットの注意点:シーズニングと呼ばれるお手入れが必要!
スキレットの使用前後には、基本的にシーズニングと呼ばれるお手入れが必要。
正しくメンテナンスしないと、サビの原因になるので注意が必要です。
くわしいシーズニングの方法ものちほど紹介します!
スキレットの選び方
スキレットとひと口にいっても、さまざまな種類があります。
選ぶときに迷ったら、以下のようなポイントに注目して決めましょう。
- サイズ
→使用人数で選ぶ/1人用は15cmが目安 - 深さ
→汁物調理が多いなら深型が便利 - フタの有無
→煮込み料理や無水調理をするならフタ付きがおすすめ
普段使いがメインなら、IHクッキングヒーターや食器洗浄機などに対応しているかもチェックしましょう!
ここからは、おすすめのスキレットを3つ紹介します。
【スキレットのおすすめ3選】キャプテンスタッグ・ロッジ・ニトスキなど人気商品を厳選紹介
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のスキレット
キャプテンスタッグのスキレットは、豊富なサイズ展開が魅力。
10~25cmまで、お好みのサイズを選べます。
初めて買うスキレットとして使い勝手が良いのは18~20cmくらいの大きさ。
価格が手ごろで、入手しやすいのも魅力です!
スープや煮込み料理など、汁気が多いレシピには、深型のタイプがおすすめ。
▼キャプテンスタッグをおすすめするライターの記事もご参考に!シーズニング方法もご紹介しています。
LODGE(ロッジ)のスキレット
スキレットといえば「LODGE」というほど愛用者が多い、アメリカのブランド・LODGEのスキレットです。
現在発売されているスキレットは、メーカーの方でシーズニング済!手元に届いたら、お湯で洗うだけですぐに使えるのもうれしいところです。
また、IHクッキングヒーター、ハロゲンヒーター、食器洗浄機などにも対応しているので、普段使いにもぴったりです。
別売りのカバーを使用すれば、煮込み料理や蒸し料理が、よりおいしく仕上がります。
カバーがあれば無水調理もできるので、ヘルシー志向の人にもおすすめ。
▼LODGEユーザーの記事はこちら!自分でシーズニングしたい方も要チェックです。
「ニトスキ」でおなじみ! ニトリのスキレット鍋
食卓をカフェ風に演出できると注目されている、ニトスキこと、ニトリのスキレット鍋。
6インチ(15cm)はおひとりさまにもちょうど良いサイズで、1人暮らしやソロキャンプにもうってつけです。
ただし、使用前にシーズニング(お手入れ)が必要な点に注意しましょう。
▼ニトスキには、19cmタイプもあります。
【シーズニングとは?】スキレットには必須の作業! ポイントを5つに絞ってご紹介
シーズニングとは?
シーズニングとは、スキレットを最初に使うときや、料理を終えて片づけるときに行います。
スキレットは、販売されている状態の時はサビ止めのワックスなどが塗布されているので、まず洗剤でワックスを洗い流し、その後新たに油をなじませて膜を張るシーズニング(油ならし)の作業が必要です。
また、料理後の片付けの際にもシーズニングを行うのですが、シーズニングをしないとスキレットが錆びてしまうんです。
シーズニングの作業ポイント5つ:優しく時間をかける
使用後は5つの工程のシーズニングをして、スキレットを長持ちさせましょう!
- スキレットをお湯に入れて、汚れを浮かせる
- スポンジなどでやさしく洗い落とす
- 水分をしっかりふき取り、空焚きして十分に水分を蒸発させる
- スキレット全体に薄く油を塗り、再び弱火で熱してなじませる
- スキレットが十分に冷めたら新聞紙にくるみ、湿気のない場所に保管する
シーズニングをするにあたって注意しなければならないことがあります。
使用後の4つの注意点:台所用中性洗剤やスチールたわしは使わない!
- 洗剤は使わずスポンジで汚れを落とす
- 台所用中性洗剤で洗ってはいけない
- 汚れが落ちにくい時は重曹を使う
- スチールたわしは絶対使わない
スキレットは使い込み、お手入れすればするほど「ブラックポット」といわれる、深く黒光りの最強のスキレットに育ちます。
使用後は4つの注意点を意識して、愛情たっぷりにお手入れをしてください。
▼シーズニング方法を写真付きで徹底解説。