こんにちは。夫婦ユニット『野あそび夫婦』のエリーです。私たちが『キャンプ民泊NONIWA』をはじめて今年で1年。キャンプ好き夫婦が30歳を機に人生を考え直し、田舎に移住、そして今までになかった「キャンプ民泊」をオープンさせるまでのお話を、この場を借りて数回に分けて振り返ってみようと思います。田舎暮らしに憧れている方、いつかキャンプ場をやってみたい方、 そして夫婦で新しい生き方を考えてみたい方の参考になればうれしいです。

【キャンプ民泊構想までの経緯3】キャンプ民泊誕生の裏話

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

きっかけは「やっぱりキャンプ始めるわ!」という友人からの一言

物件を探しつつも、夫婦の趣味であるキャンプは続けていました。

いつからか、共通の友人から「キャンプに興味あるから連れて行って」と言われることが多くなり、自分たちのキャンプ道具を貸したりアドバイスすることが増えてきたのです。

「ペグはこうやって打つといいらしいよ。」
「ランタンハンガーというものがあってね。」

キャンパーからしたら当たり前のことにいちいち感動してくれる友人たち。「やっぱりキャンプ始めるわ」という言葉になんだかものすごく喜びを感じました。

キャンプを通して誰かに喜んでもらうこと

今までバラバラの趣味と仕事をしてきた私たちが、2人で誰かを喜ばせることができるというはじめての経験。帰りの車の中でどちらからともなく「これが仕事になったら最高だね」と話しました。

でもそれを繰り返すうちに大変なことも分かってきます。毎回その友人宅との中間地点にあるキャンプ場を探して予約して、たくさんの荷物を積み込んで、またそれを持って帰ってくる重労働。

「あ、これが自分たちの庭先でできたら最高じゃない?」ということで思いついたのが、キャンプ民泊というスタイルでした。

【キャンプ民泊構想までの経緯4】いよいよ田舎で物件探し

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

無事にやりたいことが見つかり、「キャンプ民泊をやろう!」と決めた瞬間からのギアは全開でした。翌日から物件探しを再開。覚えてもらえるようなユニット名をいくつも案を出して決め、SNSでの発信をスタートし、毎週のようにときがわ町に通いました。

田舎といえば、空き家が多いイメージですよね。でも実は、なかなか物件情報に載ることが少ないのです。

しかも、資金が少ない私たちがなるべくすぐにキャンプ民泊をはじめられる物件。すぐに住める・隣にキャンプができる庭がある・自然にほどよく囲まれている、という条件のハードルの高さ。

「やっぱり人づてが一番だよ!」と地元の方に聞き、とにかくできるだけ知り合いを増やすことに。

例えば、移住者が集まる農家民宿に通ったり、地元の起業塾に入ったり、地元のお祭りにお客として顔を出したり、はたまた知り合った仲間とお祭りの出展側になって仲良くなったり。

そんなこんなで、ときがわ町に通っておよそ1年半ほどで、今のキャンプ民泊の物件と運命の出会いを果たしたのでした。

『キャンプ民泊NONIWA』ができるまで #2へ続く 〜そして立ちはだかる試練〜

画像10: 筆者撮影

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長くなってしまいましたが、私たち『野あそび夫婦』が、キャンプ民泊NONIWAをはじめることになった経緯のお話はここまで!

次回は、キャンプ民泊の物件との出会いとオープンまでの苦労をお話します。

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