こんにちは。お酒のシメはラーメンではなくオニオンスープを推奨しているくにぱぐです。甘味とコクがあるタマネギは、私は大好きな野菜の1つです。このタマネギの美味しさを存分に味わえるメニューといえば「オニオングラタンスープ」でしょう。こんがりバケットとチーズが乗ってボリューム感もあり、火にかけて放置しておけば出来上がる点も魅力的。キャンプのディナーにもう一品見栄えのする料理が欲しい時、非常に役立つメニューです。

【実践編】オニオングラタンスープの作り方 火にかけて放置するだけで完成!

1)
まず下ごしらえです。これはキャンプ前日にやっておきましょう。

タマネギの皮をむき、薄くスライスします。量がありますが、手を抜かずに薄くスライスしておくようにします。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

2)
スライスし終わったタマネギは、ジップロックやボウルなどに入れて冷凍庫に入れてしまい、完全に凍らせます。

ニオイがかなり出るので、ボウルを使うならこんな感じに二重にラップをかけておきましょう。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

3)
一晩凍らせたタマネギがこちら。

完全にくっついていますので、保冷剤としての効果はバツグンです!キャンプで使う場合、ニオイが出ないようにジップロックなどに入れてクーラーボックスに入れておけばOK。

これ単独でクーラーボックスを冷やすのは難しいですが、保冷剤が長持ちしますよ。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

4)
ここからが調理です。

凍った状態のタマネギをそのまま少量のサラダ油かオリーブ油で炒めます。焦げ付かせないように、かき混ぜながら中火~弱火で炒めます。時間はおよそ15分ぐらいですが、色を見ながら炒めるようにします。

なお、ステンレスダッチオーブンですと、強火で常にかき混ぜるように炒めると、極めて短時間で炒め終わります。

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

5)
最低でもこのぐらいまでは炒めましょう。いわゆる「飴色になるまで」というやつです。

こうなったら刻んだニンニクを入れて、弱火でさらに炒めます。ニンニクは焦げやすいので、香りが出たら火を止めます。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

6)
赤ワイン、水、ブイヨン、ローリエを入れて、軽く塩を振って味を調えてから、蓋をして弱火で煮込みます。途中水が減ったら差し水をしても構いません。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

7)
1時間ほど煮込んだ状態がこちら。差し水は1回だけしています。

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

8)
器にスープをタマネギごと注いだら、軽く焼いたバケット(スキレットなどで焼けます)を乗せ、その上にピザ用チーズを振りかけます。

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

9)
トーチバーナーでピザ用チーズを溶かしていきます。遠火にして、少しずつ溶かす感じ。火が近いと、溶けるより先に焦げてしまいます(多少の焦げ目は問題ありません)。

また、器も溶かさないように気をつけましょう。チーズが溶けたら黒瀬スパイス(なければ黒胡椒)とドライパセリで色味をつけて、完成です。

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

「オニオングラタンスープ」はお酒のシメにあると嬉しい料理! 冷凍玉ねぎを活用して作ってみよう!

画像12: 筆者撮影

筆者撮影

いかがでしたか?

タマネギを炒める手間がありますが、それもタマネギをあらかじめ冷凍することで時間の短縮ができます(凍らせないと1時間ぐらい炒める事になります)し、それ以外は簡単ですよね。

料理にもう一品足したい時や、お酒のシメになど、こうした旨味の強いスープがあると便利です。炭火さえあれば放置しておくだけなので、早めに作っておくといいでしょう。

「シメと言えばラーメン」という方も多いと思いますが、シメのラーメンは翌朝まで残り、胃にかかる負担がとても大きいです。

できればこうしたスープ料理で胃をいたわってあげるとよいですよ。

スープ料理はこちらの記事もチェック!

This article is a sponsored article by
''.