こんにちは、登山大好きなゆきのです。今回は知らないと怖い「高山病」についてのお話です。山登りの際に、体調に異変を感じたことはありませんか。疲れが出るのは当然ですが、頭痛や動悸が激しいと感じたら、疑うべきが「高山病」です。処置が遅れると命にも関わりますので知識をもって、正しく対処できるようになりましょう。

高山病の予防には こまめに水分補給で脱水を防ぐ&小休憩を取りつつゆっくりと自分のペースで登る

最悪の場合、死に至る恐れもある高山病。ここまではその症状と対処法を簡単に説明してきましたが、何よりもまず高山病にならないよう、できる予防策を講じることが不可欠です。

登山の心構えとしても重要なポイントを見ていきましょう。

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筆者撮影

お気に入りのボトルで水分補給を意識しよう

登山中には水分補給をより心がけましょう。高所では呼吸回数が増える他、乾燥もしているため脱水になりやすく、それが急性高山病につながる恐れがあります。

お手洗いの利用が不便な山登りとあって、水を飲むことを控える人もいるようですが、逆効果。特に、高山病にかかって吐き気を生じると、水分補給も難しくなるという悪循環にもなりえます。

水分は日頃からこまめに摂取するようにしてください。

ついつい給水を忘れがちな方は、ボトル選びから。お気に入りのマイボトルで意識的に水分補給してみましょう。

nalgene(ナルゲン)細口 Tritan

画像1: 【高山病の基礎知識】頭痛・吐き気・めまいなど手遅れになると怖い!症状や予防策を知って正しく対処しよう
nalgene(ナルゲン) 細口1.0L Tritan グレー 91331
原産国:アメリカ
原料樹脂:本体飽和ポリエステル樹脂/キャップポリプロピレン
耐熱温度:本体100℃/キャップ120℃
耐冷温度:本体-20℃/キャップ0℃
BPA(ビスフェノールA)を含まない、体に優しいボトルです。
割れや破裂に強い耐性がありナルゲン独自の液漏れ防止システムで液漏れしません。
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飲みやすい細口タイプのボトル。サイズは500mlや1リットル等。用途や好みに合わせて広口タイプも選べます

さらに歩きながらこまめに水が飲めるチューブ付きのハイドレーションと呼ばれるシステムもあります。リュックを下ろす必要がなく、リュックに水ボトルを入れたまま手軽に水分補給が可能です。

OSPREY(オスプレー)レザヴォア 2L OS56164

画像2: 【高山病の基礎知識】頭痛・吐き気・めまいなど手遅れになると怖い!症状や予防策を知って正しく対処しよう
Osprey Hydraulics Reservoirs
hydrostatictm backerplateは平坦なプロファイル構造触れて、完全にロードパックに保管できるようにと、です。
簡単slide-sealtm上部開口部、隙間が発生するシールがあり、ワイドアクセス、簡単に充填、クリーニング
広口で会話22 pourカラーから容易には、なだらかなシンクやグラスに注がれるコントロールポットや瓶を拡張シールド。
成形されたカフのハンドルにより、安全なグリップ方式のため、簡単に保管管理と中綿。
磁気噛みバルブ – 胸骨ストラップマグネットのマグネットクリップは、2つのホースとペアが付き、簡単にアクセスしてホース水管理
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リュックで有名なオスプレー社の高性能ウォーターパック。においが付きにくいフィルムや洗浄しやすい大型キャップ仕様でお手入れも簡単です。

ゆっくりと一定のペースで歩こう

急に高度を上げると、体が適応しきれないことがあります。ゆっくりと一定のペースで歩きながら、徐々に高度を上げていきましょう。

富士山の五合目登山口は、たとえば吉田ルートの場合、すでに標高2,300mです。

車で着いてすぐに出発するのではなく、出発前に五合目付近の標高で1時間以上、体を慣らし、高さに順応していくことが推奨されています。

また、登りながらも体が冷えない程度の小休憩を適度に取るようにしてください。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

ゆったりと無理のない日程を組もう

山登りに出かける際は、朝早くからの出発のために睡眠が不十分になりがち。私も以前、東京から夜行バスや車で早朝4時に出発して長野県の登山口を目指したことが何度かありました。

週末の休みを利用して遠方へ行こうとするため、どうしても登山の日程はガチガチに組んでしまっていたものですが、無理のない計画を立てるに越したことはありません。

登山スタート前から体調を整えよう

当たり前のことですが、登山には万全の体調で臨みましょう。前日の夜にアルコールを飲み過ぎたり、寝不足のままに出発したりするのはおすすめできません。

少しでも体調に異変を感じるようであれば、事前に中止する勇気も必要です。

高山病は下山で改善!ひどくなる前に対処を あきらめも肝心!深い呼吸を心がけながら高度を下げて

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筆者撮影

まず、登山の途中で体調が悪いと感じたら、それ以上高度を上げないこと。まずは休憩を取って、様子を見ましょう。その際、お腹からしっかりと息を吐き出す深い呼吸を意識的に行ってください。

宿泊を伴う登山の場合、アルコールや睡眠薬、安定剤等は睡眠中の呼吸を悪くし、高山病を起こす原因となり得るので、高地では控えたほうが無難です。

高山病はひどくなる前に対処することが重要であり、通常は下山することで改善されます。登頂できない悔しさや仲間への迷惑等を考える前に、あきらめることも肝心です。たとえ登山仲間がいない場合でも、緊急時には周りの登山者に助けを求めながら、安全確保を最優先してくださいね。

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