今回の記事では、実際に登った経験のある筆者がおすすめする初心者向けコースや日程プラン、持っていくべきアイテムなど豊富な情報をご紹介します。
【赤岳登山・山小屋泊でのおすすめ装備品リスト】テント泊の場合は荷物が増えるので初心者は山小屋泊が◎
赤岳登山の山小屋一泊二日の行程でおすすめ装備品リストをまとめました。
ちなみに行者小屋にはテントを張れるスペースもありますが、テント泊の場合はテントやシュラフ(寝袋)など一気に荷物が増えるため、初心者は山小屋泊がおすすめです。
✔ | 必須アイテム | 解説 |
ザック(リュック) | 一泊二日山小屋泊なら容量は30~40L | |
登山靴 | ソールが硬く、ハイカットがおすすめ | |
シャツ | 長袖で速乾性の良いもの | |
トレッキングパンツ | 速乾性の良いもの | |
防寒着 | 段階的に重ね着できるように複数枚がおすすめ | |
帽子 | 頭の保護や紫外線対策 | |
雨具 | 雨天時の備え。上下セパレート式が便利。 | |
ヘッドライト | 頭に付けるため、両手が空く便利アイテム。 予備電池も持参すること。 | |
財布、携帯電話など | いつも持ち歩く貴重品。小銭も入れておく。 | |
ゴミ袋 | ゴミは持ち帰ること | |
飲料水 | 1~2L程度。山小屋に水場あり。 | |
行動食 | 登山中に食べる軽食。 高カロリーなチョコやビスケットなどがおすすめ。 | |
食料 | 山中での食事用 | |
タオル | 汗拭きなど。 | |
歯ブラシ | 寝る前や食後に。 | |
保険証 | 念のため持参。 | |
登山計画書 | 計画書の行程を確認しながら登山すること。 | |
地図・コンパス | それぞれ読み方、使い方を事前に確認すること。 |
✔ | あると便利なアイテム | 解説 |
腕時計 | 計画通り進んでいるかチェック。防水がおすすめ | |
ストック | いわゆる杖。あると足の負担が軽減。 | |
手袋 | 怪我防止と防寒用に。 | |
ウエットティッシュ | お手拭きなどに | |
常備薬、絆創膏 | 体調不良や怪我の時に。 | |
日焼け止め | 山では紫外線が強い。 | |
サングラス | 天気が良いと眩しい。 | |
着替え | 必要に応じて。 | |
カメラ | 思い出の写真用。 | |
調理器具 | 小型バーナー、燃料、コッヘル(鍋)、箸、コップなど お湯を沸かしたり、調理が可能になり満足度UP。 |
上記のリストはあくまで一例ですので、ご自身で必要と判断されるものを適宜足していきましょう。
【おすすめ登山シューズ】強いグリップ力・濡れた地面や岩場でも安心! 筆者愛用の本格登山シューズをご紹介
赤岳登山では岩場のあるコースもあるため、これまで軽登山用のトレッキングシューズなどを使っていた方は、これを機に本格的な登山靴を購入するとより快適に登れます。
ここでは岩場でも安心の登山靴をご紹介します。
モンベル アルパインクルーザー 2500 Men's 1129315
モンベル アルパインクルーザー 2500 Women's1129316
こちらはモンベルもアルパインクルーザー2500のそれぞれメンズとウィメンズのモデルです。トレールグリッパーと呼ばれる強いグリップ力を誇るソールでは濡れた地面でも安心して歩行できます。
硬めのソールであるため、岩場などで体を支える時にもソールが曲がりにくく、安定感や足への負担が軽減されます。
さらに、アッパーには高い耐久性のヌバックレザーにゴアテックス ファブリクスを組み合わせており、防水性と透湿性を兼ね備えています。
この登山靴は筆者も愛用しており、春から秋はもちろん、残雪期でも軽アイゼンを装着して使用でき、幅広い用途で大活躍しています。
今後、本格的な登山に挑戦していきたいという方には、丈夫で長く使えるこの登山靴が是非おすすめです。
装備を万全に! 憧れの日本アルプスへの第一歩!八ヶ岳(赤岳)で本格登山に挑戦してみよう
日本アルプス挑戦の第一歩として、八ヶ岳(赤岳)のおすすめコースや装備品リストをご紹介しました。富士山や低山しか経験のない方には、日本アルプスの山々の雄大さを見ながら登る八ヶ岳はとても新鮮で感動的でしょう。
とはいえ、初心者にとっては険しい道もあるロングコースですので、日頃から体を動かしておき、装備も万全に揃えて臨みましょう。日本百名山にも選ばれる日本アルプスの名峰、八ヶ岳で本格登山に挑戦してみてはいかがでしょうか。