ワンポールテント(ティピーテント)のメリット&デメリット 簡単設営&おしゃれ○ ペグ打ち必須で硬い地面との相性×
<ワンポールテント(ティピーテント)のメリット>
メリットはおしゃれな見た目もさることながら、簡単でスピーディな設営にあります。テント本体を地面に広げてペグダウンし、真ん中にポールを立てれば完成、という手軽さです。
もちろん、ポールが1本なのでコンパクトに収納できる点もメリットですね。
さらに、中には煙突用のホールが付いているタイプもあり、テント内でストーブを使用することができるものもあります。
★注)一酸化炭素中毒には十分注意し、しっかりと換気をしながら使いましょう。
<ワンポールテント(ティピーテント)のデメリット>
一方でいくつかのデメリットもあります。まずは三角形のシルエットであるため、中央部は天井が高いですが外側の天井が低く、デッドスペースになりがちです。
また、構造上ペグ打ちが必須であるため、ペグが打てないような固い地面や緩すぎる地面には設置できません。地面が斜面になっていても安定しないため、立てにくいなどの難点はあります。
とはいえ、広めのテントを選んで、平らでペグが打ち込めるキャンプ場を選定すれば問題なく使用することが出来ますね。
【ワンポールテント(ティピーテント)の選び方】 テントのサイズ、前室や煙突用ホールの有無で判断しよう!
続いて…ワンポールテントの中でも様々なタイプがありますので、その選び方のポイントをおさらいしましょう。
ワンポールテント(ティピーテント)の判断基準1→テントのサイズ
先ほども触れたようにワンポールテントは室内の外側の天井が低く使いにくいため、メーカーの推奨人数よりも1~2人程度少ない人数で使用することでゆったりと使えます。
実際に使用するのが2人なら3~4人用のタイプを選ぶなど、大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。
ワンポールテント(ティピーテント)の判断基準2→前室があるか
ワンポールテントの中には、入り口部分に小さめのタープが前室として備わっているタイプがあります。前室がある分、ポールの本数が増えてしまいますが、雨天時にはテント内へ水が入りにくいメリットが挙げられます。
ワンポールテント(ティピーテント)の判断基準3→煙突用ホールがあるか
冬にテント内で暖を取りたい方は、煙突用のホールが最初から付いているものを選びましょう。ホールのないテントを買って、自分で穴をあけることも出来ますが失敗して穴が広がってしまうなどリスクがありますので、最初からホール付きを買うのが無難でしょう。
ちなみに、どうしても後から穴を開けたい方は、専用のフラッシングキットと呼ばれるツールを用意しましょう。
ワンポールテントの基礎知識と選び方のポイントを押さえたところで、ロゴス・コールマン・ノルディスクなど有名アウトドアブラントからおすすめのワンポールテントを10選紹介します。