今回は、ビーフジャーキーの手作りレシピをご紹介します。こんにちは!2回の宅飲みでボトル一本空けてしまう人生もう終わりな人、くにぱぐです。冬場は空気が乾燥します。これを利用することで食材の水分を効率的に抜き、味がギュッと凝縮された美味しい料理を作ることができます。この手法と燻製を組み合わせて作れるのが自家製ビーフジャーキーです。市販のものとはまったく違う美味しさがあり、やみつきになりますよ。

【自家製ビーフジャーキーの作り方】ほぼほったらかしで超簡単! 肉を切り分ける道具は消毒を忘れずに!

おおむね3日程度はかかる調理です! 大変なようですが、大半はほったらかすだけ!

1)
まな板、包丁は熱湯でよく消毒をしておきます。手もきれいに洗った状態で調理を開始しましょう。乾燥と腐敗は紙一重の差なので、ここは手を抜かないのがポイントです。牛肉を市販のビーフジャーキーのイメージで薄くカットしていきます。多少厚手に切ってからミートソフターで叩くと柔らかい仕上がりになりますが、これは相当面倒なので、お好みで。

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

2)
スライスした牛肉を調味料に漬け込み、よく揉んでおきます。このまま冷蔵庫で一晩程度放置します。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

3)
一晩程度の漬け込みなら調味料を洗い流す必要はありません。そのままよく水気を切って、干しかごに並べて一晩程度干します。干す場所は日のあたらない軒下などがよく、できれば夜間が間違いありません。日中でも最高気温が10度を切っているようならそこまで神経質にならなくても大丈夫です。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

4)
ビーフジャーキーはスパイスの刺激がアクセントになるので、私はこの段階で「追いコショウ」をしておきます。漬け込んだ時にも黒コショウを振っていますが、調味料自体で流れてしまっているためです。この辺も好みです。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

5)
一晩干してある程度水分が抜けたら、燻していきます。例によってウイスキーオークのウッド+ピートパウダーですが、もちろんサクラなどでも構いません。ウッドの熱だけを使ったゆるめの温燻(最高で50度ぐらい)でウッドが燃え尽きるまで2~3時間程度放置します。たまに肉や燻製器の天井につく水分を拭ってやりましょう。また、いろいろ試したところ「よりスモーキーなビーフジャーキー」を作りたい場合は、完全に干しきって水分をしっかりと抜いてから燻製にすればよいようです。

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

6)
燻製を行うことでさらに水分が抜けます。ソフトな食感がよければこのままでも食べられますが、衛生面などを考えるとさらに1日程度干してカラカラにしたほうがいいでしょう。干せば干すだけ乾燥が進みますので、ちょうどいいところを探ってみましょう。これで完成です。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

出来上がったビーフジャーキーはこんな感じ。市販のものより黒っぽい、木の皮のようなビジュアルになります。市販品は美味しそうに見せる工夫をしていて、その方法をあえて行っていないので見た目はご容赦ください。

画像: 【自家製ビーフジャーキーの作り方】ほぼほったらかしで超簡単! 肉を切り分ける道具は消毒を忘れずに!

ただ、味の違いは歴然だと思います。ある程度味付けや燻製で失敗していても、とにかくしっかり干してさえいれば、かなり美味しい。はっきり言って市販品とは比較にならない味になるはずです。

【ビーフジャーキーの作り方】よくある質問を徹底解説! これでビーフジャーキーマスターに!

Q.ビーフジャーキーは夏にも作れる? 夏の作り方は?

A.夏でもビーフジャーキーを作ることは可能です。

燻製する前に冷蔵庫で1日肉を漬け込み、燻製後さらに冷蔵庫で脱水させます。

夏場の燻製と言えば、簡易的に作る熱燻製が基本ですが、冷蔵庫を使えば本格燻製も簡単にできます! 冷蔵庫の一部を燻製専用スペースとして確保するのがおすすめです。冷蔵庫は脱水能力に優れ且つ衛生的なので、安心してビーフジャーキーを作れます!

夏場でも本格燻製を作りたいという方はぜひお試しあれ!

Q.ビーフジャーキーは焼肉のタレで簡単に作れる?

A.焼肉のタレで簡単にビーフジャーキーを作ることができます!

【作り方】
1 牛もも肉を5-6mm程にスライスします。
2 厚手の袋にスライスした肉とタレを入れもみ込みます。
3 肉を台や網の上に丁寧に広げて並べます。

牛もも肉350gに対してタレ約1Lの割合で漬けましょう!
焼肉のタレはケチらず「しっかり多め」に入れることがポイントです!

Q.食品乾燥機でビーフジャーキーは作れる?

A.食品乾燥機でビーフジャーキーは作れます!

作り方も超簡単で、脂の少ない薄切り牛に塩胡椒をふって24時間食品乾燥機で放置するだけ!
味付け次第ではワイルドな仕上がりになります。そのままおつまみとしてだけではなく、料理に使うのも◎

お好みのスパイスを使ってビーフジャーキーを作ってみては?

This article is a sponsored article by
''.