どこまでも自由なオートバイでの旅、その究極のスタイルでもあるキャンプツーリング。
「いつかはやってみたい」と憧れはありつつも、「道具も知識もないし・・・」と二の足を踏んでいるライダーは多いのではないでしょうか?
ちょっとしたコツさえ掴めばキャンプツーリングは決して難しくありません!
まずは一番基本となるテント選びから解説しちゃいましょう!

キャンプツーリングのテントでも快適さを求める方に! 積載量が多いバイクならこれが使いやすい

反対に、「オートバイの積載能力にはかなりゆとりがあるので、テントはゆったりと過ごせる広さが欲しい!」というライダーにオススメなのが、小川テントの製品です。

中でもステイシーシリーズはその前室の広さに定評があり、雨の日などには前室で調理をしたり、椅子を置いてゆったり読書を楽しんだりといったことが可能になります。

ただし前述したとおり、「快適さ」は「軽さとコンパクトさ」とのトレードオフの関係にあります。

小川テント ステイシーST-2

このステイシーST‐2の重量は4kg弱と軽量山岳テントの倍以上であり、収納サイズも同様です。

また、ステイシーの居住スペースは横幅が150cmと広め(一般的な1~2人用の場合130cmが平均的サイズ)なため、ソロキャンプが中心の方ですと少々広すぎるかもしれません。

以前小川テントには、前室がほぼステイシーと同じ広さで、本体の居住スペースが少し小さい「アーデイン」というモデルがあったのですが、どうやらカタログ落ちしてしまった模様です。

スノーピークのトレイルトリッパーが絶版になった今、居住性を何よりも重視するライダーには、このステイシーが唯一無二の選択肢かもしれません。

迷ったらツーリングテントがいいかも? キャンプスタイルがまだ決まってない初心者におすすめ

さて。序文にも書きましたが、世の中には「ツーリングテント」と銘打ったテントというものが存在します。

じゃあ最初っからそれを選べばいいんじゃないの?という方もいらっしゃるかもしれませんね。

筆者が考えるに、ツーリングテントの概念というものは案外曖昧で、「快適さと軽量・コンパクトさをちょうど良いところで両立しましたよ」というのがその定義と言えるのかもしれません。

つまり、快適性もそれなりにあり、重量や収納サイズもそれなりに小さい。

しかし、これは、「万人にとって使い勝手がいい」ということでは無いと思います。

1.3Lのコンパクトカーが、ある人には大きすぎ、ある人には小さすぎるのと同様です。
使い方を間違えると中途半端な存在になりかねません。

ただしオートバイというのは、ことキャンプのための移動手段と考えたとき、そもそもが中途半端な存在でもあると思います。

四輪に比べれば積載性能は遥かに劣るけれど、登山やサイクリングに比べればかなり無理が効くという、その中間的な位置こそが特徴でもあります。

だからこそ、まだ明確に自分のスタイルが固まっているわけではなければ、居住性も収納性もそれなりにバランスの取れたモデルをチョイスするというのは、やはり失敗する可能性の低い選択なのは間違いありません。

このジャンルの代表と言えば、やはりコールマンのコンパクトツーリングドームシリーズをおいて他にないでしょう。

コールマン ツーリングドーム

そもそも商が「ツーリングドーム」ですから、オートバイツーリングを充分意識して開発されたであろうことは想像に難くありません。

実際その作りは全てにソツなく、居住スペースや前室の広さ、設営のしやすさ、通気性等、オートバイキャンプツーリングに求められる性能を、ほとんどのライダーを満足させられるレベルで実現していると思います。

ちょっと気になる点を言えば小川テントのステイシーと変わらない4㎏超の重量であることなのですが、そこを差し引いてもこのテントが圧倒的に支持されている要因はその価格ではないでしょうか。

実勢価格¥12,000~13,000という価格設定は、このテントの出来栄えを考えると恐るべきコストパフォーマンスの高さです。

金銭的にあまり余裕のない学生ライダーさんにとってこの価格の恩恵は計り知れません。

実際、夏の北海道のキャンプ場では必ず数張りこのテントが張られているのを見かけます。

あまり道具にお金をかけられないけど、ホームセンターなどで売られているノーブランドテントでは不安・・・という方には間違いなくオススメのテントです!

実際私も、かなり前のモデルですが、コールマンのツーリングテントを愛用していました

画像: 筆者撮影・コールマンのツーリングテントは個人的にも愛用していた

筆者撮影・コールマンのツーリングテントは個人的にも愛用していた

【筆者おすすめ】モンベル製テントはツーリングにも使える汎用性 居住性や重量、価格のバランスが良い

最後になりますが、個人的にイチオシのツーリングテントをご紹介いたします。

商品名こそツーリングテントとは銘打っていませんが、先鋭的な山岳テントよりも、トレッキングやツーリングなどへの汎用性を持たせるべく開発されたテントがモンベルの「クロノスドームテント」です。

モンベル クロノスドームテント

国内最大のアウトドアブランドであるモンベルの製品らしく隙のない作りで、山岳テントよりも遥かに居住性に優れながら、重量も2kg程度に抑え軽量化も両立。

価格も2万円強と、全てにおいてバランスの取れた優秀なツーリングテントです。

必要にして充分な広さをもった前室も然ることながら、特筆すべきは「バーティカル・クロス・システム」と呼ばれる独特のポールの取り回し構造により、本体の居住スペースが画期的に広くなっていることです。

寝てしまえば関係ないとはいえ、やはり天井周りに余裕があるというのは心理的にもゆとりが生まれますし、快適性もかなり向上します。

モンベルには、オールラウンドに使えるテントとして、名作「ムーンライトシリーズ」が長くその座を守ってきましたが(もちろん現行モデルです)、個人的にはこのクロノスドームのツーリングテントとしての完成度に軍配を上げたいと思います。

モンベル ムーンライトテント1型

キャンプツーリングはテントが選びが重要! バイクとの相性や自分が求める機能に合わせて選ぼう

長くなりましたが、大まかなツーリングテント選びのノウハウのようなものは伝わりましたでしょうか?

ここに書かれたことは言うまでもなく僕個人の見解が多分に入っておりますので、あくまでも参考程度にとどめてくださいね。

キャンプというのは趣味の世界ですから、それぞれ皆さんコダワリがありますし、「誰にとってもの正解」というのは元々存在しないのです。

そして少々断言めいたことを書いてしまえば、キャンプという趣味に足を踏み入れた瞬間、それは同時に「理想のテントを追い求める旅の始まりである」と言っても過言ではありません。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

僕も15歳で初めてソロキャンプ(自転車旅でしたが)をしてから、40年間未だその旅の途上にあります。

長く果てのない旅路です。

しかしその旅路は、とてつもなく楽しい旅であることも付け加えて締めたいと思います。

季節はまさに夏です。そして今年の夏は一度きりです。

貴方の夏をより一層色彩鮮やかにするために、お気に入りのテントを手に入れたら是非キャンプデビューしちゃいましょう!

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