DAISO(ダイソー)のアイテムを使って簡易風防をDIYしてみよう
簡単にできる風防をDIYしていこうと思います。
今回「簡易」にした理由は、風防は火の回りで使用するため、油などがべったりつく可能性があります。使用してから5回以内で再度パネルの張替えなどをする必要があるので、あまり値段をかけずに簡易的に作ることにしました。
まずは材料のご紹介です。
【今回の材料はこちら】
- ガスコンロ用パネル:1枚
- 針金:1巻
- 網(正方形)2枚入り×2袋
※アルミで手を切らないように軍手をするなど、注意して行ってください。
1)すべてを袋から取り出します
まずはすべて袋から取り出して、下準備をしていきます。
2)ガスコンロ用パネルをカットします。
ガスコンロ用パネルの上に網を乗せて、網の上下左右約1~2cm前後の幅の余裕を持たせてはさみでカットします。
ガスコンロ用パネルは、とても柔らかいのではさみで簡単にカットできます。
まず網の左右をカットして、最後に上下をカットしていきます。
このように網よりひと回り大きいサイズで、4枚カットします。
3)網にカットしたガスコンロ用パネルを折り畳みます。
カットしたガスコンロ用パネルを網を挟むようにして折り畳みます。まずは上下を折り畳み、次に左右を折り畳みます。
折り畳むと網が固定されます。
4枚ともパネルを折り畳んで、同じものを作ります。
裏返すと、アルミニウムのパネルのような感じになりました。
4)針金を通し固定する
キリとペンチを使って、3)で作ったパネルに針金を通していきます。
パネルを2枚用意して左右に置き、左のパネルは右端、右のパネルは左端に同じ高さでキリで穴を開けます。
等間隔で4か所、穴を開けました。
開けた穴に、カットした針金を通して固定していきます。
針金を通したら、2~3回ほど軽くねじります。
針金のいらない部分をカットします。同じようにほかの2枚のパネルも穴を開けて針金を通していきます。
5)風防の完成
繋げた2つのパネルを90度にして、左右に立てたら風防の完成です。左右それぞれのパネルは、バーナーのサイズや風向きに応じて形を変化させたいので繋げないでおきます。
折り畳むことができるので、とてもコンパクトになります。
こちらは畳んだ状態です。
重ねてもこれぐらいで収まるので、かさばることなく収納・持ち運びできます。
100均DIY風防の使い方
自宅のカセットコンロに100均DIYで作った風防をセットしてみました。
左右2枚ずつのパネルは、針金で繋げていないので、どんな大きさに合わせることも可能です。
コンロのまわりに囲うように置いてみました。風防としても使えますが、油はねなどが気になるときにも使えそうですね。
風防に使用した材料は、もともと火に直接使う網とガスコンロまわりに使うパネルでできているので、直接火がつかなければある程度燃えない素材でできています(ただし防炎ではないので、パネルの様子を見ながら自己判断してください)、
パネルは火のそばに長時間置いておくと、熱くなる可能性もありますので、使用後の取り扱いには十分注意してください。
パネルが燃えてしまったり、熱が心配な方は、コンロの外側に置きましょう。コンロのサイズやその日の風の向きに合わせて、風防の置く場所を変えることができます。
風防はあるととても便利なアイテム! ぜひDIYしてみよう
ガスコンロをキャンプで使い始めて、やはり強風の時は火が消えそうになることや、実際に消えてしまうことが多々ありました。しかし、風防があると風よけになるので、だいぶ火を安定的につけておくことができるようになります。
またネットショップなどでも風防はとても安く売っているのですが、一度既製品を使ってみたところ、薄くて固い素材のため自立せず強風に飛ばされてしまったことがありました。
風が強いから風防を立てる→しかしその風防が薄いため飛ばされてしまうのでは意味がないと思い、今回少し重みがあって、コンロにフィットする風防ができないかとDIYしてみました。
そして今回の風防は100円ショップの材料で製作しているので、パネルの部分が破れたり汚れたりしても取り替えるだけで何度も使用することが可能です。
毎回私が作るDIYは実際にキャンプをやってみて「あれがあったらいいなあ」「こんなアイテムだったら便利なのに」と考えながらアイデアを出しています。そのうえで、DIYをしてみて実際にキャンプで使ってみると「かさばったなあ」「もっとコンパクトにできるものにしよう」なんて考えながら改良しています。
DIYは1回でうまく作ろうとは思わずに、まずは「アイデアを出して作ってみたら楽しかった」という感覚で始めて、次に「作ることが楽しいから、次はあんなものを作ってみよう」とものづくりの楽しさを少しずつ実感しながら、進めていきましょう!
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