今回は、『パラコード』の使い方と魅力、ブレスレットの作り方をご紹介します。パラコードとは、パラシュードコードの略称で、その名の通りパラシュートに使われていたナイロン製の丈夫な紐のこと。解いて靴紐にしたり、火種として使ったり…用途豊富です!編み込んでブレスレットにすれば、身につけられる防災グッズにもなります。是非作ってみてくださいね。
パラコードはブレスレットになるパラシュートコードの略! 機能性&耐久性抜群でおすすめのヒモ!
パラコードの正式名称は「パラシュートコード」。
その名の通り、パラシュートで使用されていたヒモのことです。

種類やメーカーも豊富なパラコード。
ブレスレットを制作するためのはじめの一本には、米国の老舗、アトウッド社製のものがおすすめ。

筆者
米軍はじめ、消防や警察にも納入しているという、信頼性の高い品質の商品です。

こちらのパラコードは7本のストランド(撚り糸)で構成されており、ストランドは更に3本に分けられる様になっています。テントや荷物などの固定にはもちろん、これ一本で釣り糸やテントの修理糸など幅広い用途で使用可能!
ロープ専門メーカーならではの高い強度と信頼性は言うまでもなく、バリエーションが豊富なのも大きな魅力の一つ。ここまで豊富なバリエーション展開はATWOOD ROPE社だけです。いつ訪れるかわから…
カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りの色を探して購入してみてくださいね。
パラコードブレスレットの活用方法を紹介! アクセサリーとしてもキャンプでも使える&もしもの時は火種としても!
パラコードは、用途に合わせて様々な使い方ができます。

そのままだと丈夫なパラコードなので洗濯ヒモ等として使用することができますが、ほぐして使うことで用途も広がります。
芯部分の紐はナイロン製で燃えやすく、火種として使用することも可能です!

また、靴ヒモや下駄の鼻緒が切れた時にも代用できるので、お出かけの際にはブレスレットとして持ち歩くのもおすすめです。
そのほかにも、紐をバラして釣り糸に、もっと細くしてデンタルフロス代わりにしたり!?と、アイデア次第で姿を変えるパラコード。

筆者
もしもの時のためにも、ひとつ常備しておくと安心ですね!
用途が多岐にわたるパラコード、なんと宇宙でもその利便性を発揮していたのです!

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1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡。
この宇宙望遠鏡の修理のためのミッションで使用された経歴があるのです。
余談ですが、同じく宇宙飛行士が宇宙へ持って行ったというビクトリノックスマルチツール。
そのビクトリノックスから、パラコードを組み合わせた腕時計もかつて販売されていました。

筆者
スイス軍の携帯ナイフだったビクトリノックスと、米軍パラシュート紐のパラコードの組み合わせ…信頼感がありますね!