今回はパラコードの3種類の編み方をご紹介!初心者でも簡単にできる「フッシュテール」「スネークノット」「バタフライノット」の3種類の編み方と、パラコードを使ったアイテム「キーホルダー」「ストラップ」「ハンギングチェーン」の作り方を徹底解説します。
パラコードでの小物作りで用意するもの 自作アクセサリーを作ろう

筆者撮影 パラコードでの小物作りで用意する道具
パラシュートのコードとして使用されているパラコードは、命を守るためのものなので頑丈に作られています。
パラコードでの小物作りは、編み方さえ覚えてしまえば、ハサミとライターがあればどこでも作ることができます。
あとはアクセサリーパーツがあれば、自分オリジナルのアクセサリーが作れますよ。
【用意する道具】
- パラコード
- ハサミ
- ライター(ガストーチ)
- アクセサリーパーツ(ナスカン・キーリングなど)
パラコードは1m単位での測り売りもしているので、「ちょっとだけこの色が欲しい!」という場合にとても重宝します。

アクセサリーパーツは、作りたいものにあわせたパーツを準備しましょう。キーホルダーを作るなら、こちら。
また、端部処理をおこなうライターはマイクロガストーチがあると、ピンポイントで火を当てられるので便利です。
パラコードの編み方1)フィッシュテール・スネークノットでキーホルダーを自作!
以前ハピキャンでもパラコードで作るブレスレットが紹介されており、既存記事ではコブラステッチという編み方で作っています。
本記事では、別の編み方でのキーホルダーの作り方をご紹介します。
他にも様々なデザインが載っているこちらの本はとてもおすすめです。
パラコード キーホルダーの作り方 ~フィッシュテール~

筆者撮影 フィッシュテール キーホルダー
まずはフィッシュテールという編み方で作るキーホルダーのご紹介です。
フィッシュテールは魚の尾びれのように斜めに編み込まれた形から、そう呼ばれています。
編み方はとても簡単。

フィッシュテールの他に、コブラステッチとスネークノットが初心者でも作りやすい基本の編み方です。
使用するパラコードは1本でOK。
【フィッシュテールの編み方】

筆者撮影 パラコードキーホルダーの作成手順~フィッシュテール~

筆者撮影 パラコードキーホルダーの作成手順~フィッシュテール~
(1)まずは作りたい長さをU字にします。
(2)(3)ナスカン(フック)とキーリングを取り付けます。
(4)~(8)一番はじめの結び目を作ります。

筆者撮影 パラコードキーホルダーの作成手順~フィッシュテール~
(9)~(12)左右交互に編み、(9)~(12)を繰り返します。

筆者撮影 パラコードキーホルダーの作成手順~フィッシュテール~
(13)~(14) (9)~(12)を繰り返し最後まで編み込みます。
(15)~(16)最後まで編んだら、緩まないように結び目を作ります。

筆者撮影 パラコードキーホルダーの作成手順~フィッシュテール~
(17)~(18)余ったパラコードをハサミでカットし、カット部をライターであぶって処理して、完成です!

筆者撮影 フィッシュテール キーホルダー
パラコード キーホルダーの作り方 ~スネークノット~

筆者撮影 スネークノット キーホルダー
続いてはスネークノットで作るキーホルダーをご紹介します。
スネークノットもその名の通り、編み込みの模様が蛇の様にみえることから、その名がつけられています。

こちらの編み方も非常に簡単で、ひたすら結ぶだけなので10分くらいで作れちゃいます。
使用するコードは1本でOKです。
【スネークノットの編み方】

筆者撮影 スネークノット キーホルダー
(1)~(4)の手順で一つ目の結び目を作ります。

筆者撮影 スネークノット キーホルダー
(5)~(8)の編み方を繰り返します。

筆者撮影 スネークノット キーホルダー
(9)と同じ結び目を繰り返し作ります。
(10)作りたい長さまで編み込みます。
(11)玉結びを作ります。
(12)キーリングを取り付けます。

筆者撮影 パラコードキーホルダーの作成手順~スネークノット~
(13)余った部分をハサミでカットします。
(14)(15)パラコードの端面をライターで処理します。
(16)スネークノットで作るキーホルダーの完成です!

筆者撮影 パラコードキーホルダーの作成手順~スネークノット~
アレンジして先端の輪と玉結びを引っかけてみても良いですね。

筆者撮影 パラコードキーホルダーの作成手順~スネークノット~

キレイに仕上げるコツは、力を一定にして編むことです。結び目の大きさが一定になるように意識すればOKです!