キャンプでテントやタープの補助ロープとして活用されている「パラコード」。近年では、パラコードを編み込んで作るアクセサリーも人気が高く、「自分で編んでみたい!」という方も多いはず。そこで今回は、パラコードを使ってブレスレットを編む方法を写真付きで徹底解説します。パラコード2本で、誰でも簡単に編める方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそもパラコードとは?
パラコードの正式名称は「パラシュートコード」で、その名の通り、パラシュートで使用されていたヒモのことです。

さまざまなメーカーがパラコードを販売しており、種類も非常に豊富ですが、ブレスレットを編むなら米国の老舗・アトウッド社製のものがおすすめです。
シンプルなモノトーンカラーやアースカラーを始め、個性的な配色のものまで、カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りの色を探して購入してみてくださいね。
【写真付で解説】ブレスレットの編み方を徹底解説!パラコードを2本使った「コブラ編み」

筆者撮影
パラコードでブレスレットを編む方法にはいくつかの編み方がありますが、筆者が色々な編み方を試した結果、一番簡単だった「コブラ編み」での作り方を解説します。
コブラ編みはパラコードを2本使って編んでいく方法で、本格的な見た目に仕上がる一方で、初心者でも編みやすいのが魅力です。
必要な材料・道具

筆者撮影
【用意するもの】
- パラコード160m×2
- バックル
- ハサミ
- ライター
パラコードは幅(太さ)もさまざまですが、今回は4mm幅のパラコードで編んでみました。

筆者
パラコードはアウトドアショップで1m単位の切り売りで、バックルは100円ショップ「Seria(セリア)」にて購入しました。
セリアのバックルは非常にシンプルなデザインですが、もしバックルのデザインにもこだわりたい場合には、ネットで購入するのがおすすめです。
また、今回は2本のパラコードを使ってブレスレットを作っていきますが、わかりやすく、「赤いパラコード」と「黄色いパラコード」の2本を使います。
解説でも「赤いパラコード」「黄色いパラコード」と解説していくので、実際に編むときには、写真とも見比べながら実践してみてくださいね!
編み込む前の準備
パラコードを編んでいく前に、バックルのピンを取り付けていきましょう。
まず、バックルのピンに、赤いパラコードを一周させるような形で巻きつけます。

次に、黄色いパラコードも同じように巻きつけます。

最後に、中心の2本が40cmになるように調節して、バックルにぎゅっと巻きつけます。

コブラ編みでの編み方
紐がバックルにセットできたら、いよいよ編み込み開始です!
まずは、外側の赤いパラコードを左側へ。中心の2本の上を通り、外側の黄色いパラコードの下に通す形にします。

次に、外側の黄色いパワコードを右側へ。中心2本の下へ通し、右側の赤いパラコードの上に通します。


筆者
赤いパラコードと黄色いパラコードで、通し方の「上下」が異なる点に注意しましょう。
赤いパラコードと黄色いパラコードの端を持ち、それぞれを引っ張り、締めていきます。

隙間ができないよう、キツく締めましょう。

次は左端にある赤いパラコードを右側に持っていきます。中心の2本の上を通り、黄色いパラコードの下に通します。

次は、右側にある黄色いパラコードを左側へ。中心の2本の下を通り、赤いパラコードの上に通します。

先ほどと同じ用に、赤いパラコードと黄色いパラコードの端を引っ張り、キツく締めていきます。

ここまでの作業がコブラ編みの1セットです!この工程を繰り返し行うことでブレスレットが出来上がっていきます。
下の写真は、このセットを2回繰り返したところです。

こちらは4回繰り返したところです。

一見複雑に見えますが、右左を入れ替えながら交互に編み込んでいくだけなので、順番が理解できれば簡単に編んでいけます。

筆者
繰り返しの作業なので、慣れてしまえば数分で編み込むことができます。
長さが出てきたら、自分の手首に当ててみてサイズの確認をしましょう。
仕上げのサイズ調整
ある程度編んだら長さを調節して仕上げていきます。
手首に巻き付けて長さを確認し、ちょうどいい長さであれば、バックルのピンとは反対側にバックルの差込口を取り付けていきます。


筆者
先に手首の太さを図っておくと編み終えるタイミングがわかりやすいです。
筆者の手首では20cm程度がちょうどよかったです。体格やデザインの好みにもよるので、自分に合ったサイズにしましょう。
まず、中心の2本のパラコードに、バックルの差込口を通します。

手首に巻いて、あらためて長さを確認します。短ければ編み足し、長ければ少しほどきましょう。

サイズを調節したら、バックルの差込口に、パラコードを一周させるような形で巻き付けます。

筆者
このとき、上の部分をひと編みぶんくらい開けておくと、次の作業がしやすいです。

筆者が一番苦戦したのは、実はバックルの差込口を取り付ける時でした。パラコードの太さとバックルの大きさが微妙にずれていて、取り付けが大変だったのです。
紐が通りにくい場合は、ピンセットを使ったり、末端を少し削ってから火で炙ったりすると通りやすくなります。

無事にバックルの差込口が取り付けられたら、最後にもう1セットコブラ編みをしましょう。
左端のパラコード(赤いパラコード)を、中心2本の上に通し、右端(黄色いパラコード)の下へ通します。

続いて、右端のパラコード(黄色いパラコード)を、中心2本の下に通し、左端(赤いパラコード)の上へ通します。

隙間ができないように、紐をギュッと締めます。

続いて、右端のパラコード(赤いパラコード)を左側へ。中心の2本の上を通り、左端のパラコード’(黄色いパラコード)の下に通します。

左端のパラコード(黄色いパラコード)を右側へ。中心2本の下を通り、左側のパラコード(赤いパラコード)の上に通します。

ギュッと締めたら、編み込みは終了です!

最後に、余ったパラコードを切って末端処理を行います。
余った紐を切る際は、切れ味の良いハサミやカッターでスパッ!と切ると後処理が楽になります。

最後に切り口をライターで処理して完成です。

筆者撮影
末端処理の方法
パラコードの末端(切り口)はそのままだとボサボサですが、火で炙ると断面のナイロンが溶けて固まり、ほつれを防止できます。
末端処理をする際は、まずパラコードの端を持ちます。

続いて、端をライターで軽くあぶります。このとき、火はパラコードの下から当てるようにしましょう。

あぶった末端をハサミに押し付けて平たくします。炙った部分は熱くなっているのでヤケドに注意してください。

先端が冷えて固まったら完成です!


筆者
今回はハサミを使っていますが、カッターの刃など、金属ならOKです。ライターを使用するので火傷に気をつけましょう!
なお、表面を溶かしすぎると焦げて黒くなってしまうので、様子を見ながら調節してくださいね。

筆者撮影 失敗作。黒焦げ…
作るのが難しい方向け:パラコードブレスレットは100円均でも手に入る!
100円ショップでブレスレットのバックルを探していた時に偶然、パラコードブレスレットを発見しました!
こちらが100円ショップSeriaのパラコードブレスレット。

筆者撮影
迷彩カラーでかっこいい!
しかもバックルにホイッスルまで付いています。
裏面のサイズ明記では、ブレスレット時と展開時紐の長さまで示されています。

筆者撮影
展開時は約3mのヒモになるとのこと。

筆者
これは災害時に役立ちそうですね!
ブレスレットのサイズ感ですが…

筆者撮影
バックルを外さなくても、スポッと手首から抜けてしまう大きさで、筆者には少し大きめでした。
自分にぴったりのパラコードブレスレットが欲しい方は、自作してみるのがやはりおすすめですが、作るのが難しい場合は市販のものもチェックしてみてくださいね。
ブレスレット以外にも活用できる!便利なパラコードの使い方
今回はパラコードを使ったブレスレットの作り方を紹介しましたが、パラコードは非常に丈夫なため、用途に合わせて様々な使い方ができます。
たとえば、アウトドアでは「テントやタープの補助ロープとして」「洗濯紐として」といった使い方のほか、パラコードをほぐして火種にすることもできます。

また、日常生活では靴紐として使ったり、下駄の鼻緒に使ったりといった活用方法も。

そのほかにも、紐をバラして釣り糸に、もっと細くしてデンタルフロス代わりにしたり!?と、アイデア次第でさまざまな使い道があります。

筆者
ブレスレットとして持ち歩いておけば、もしものときにはブレスレットを切って別の用途に使えます。もしもの時のためにも、ひとつ常備しておくのはいかがでしょうか。
おしゃれなだけじゃない!もしものときにも役立つパラコードブレスレットを編んでみよう

パラコードは靴紐に使ったり、洗濯物を干したり、縫い糸にしたり……さまざまな使い道がある便利なアイテムです。
パラコードで編んだブレスレットは、おしゃれなアクセサリーとして身につけるのはもちろん、もしものときには分解して別の使い道をすることもできます。
今回紹介した「コブラ編み」を応用すれば、ブレスレット以外にもストラップなどのアクセサリーも作れますよ!
また「コブラ編み以外の編み方も試してみたい!」という方には、こちらの本がおすすめです。
今回紹介した内容を参考に、ぜひパラコードでオリジナルブレスレットを編んでみてくださいね!
▼パラコードの編み方についてはこちらの記事でも紹介しています!
























