「ふもとっぱらキャンプ場」「浩庵キャンプ場」「四尾連湖 水明荘キャンプ場」は約1時間の距離!
「ふもとっぱらキャンプ場」「浩庵キャンプ場」「四尾連湖(しびれこ) 水明荘キャンプ場」はいずれもアニメ「ゆるキャン△」のエピソードに出てきたキャンプ場であると共に、そのロケーションの素晴らしさからも人気のあるキャンプ場です。
実はこの3つのキャンプ場ですが、3つ全部回っても自動車でおよそ1時間ほどと近く、いずれも宿泊をせずともその雰囲気を堪能できる利便性があることをご存じですか?
今回は、「1泊キャンプで3つのキャンプ場を楽しむ」をテーマに、道中の食事やお土産などの情報も交えてご紹介しようと思います。
3つのキャンプ場の距離感とおすすめのルート
ふもとっぱらキャンプ場~浩庵キャンプ場はご近所と言ってよく、自動車であればわずか20分ほどで到着します。
そして、浩庵キャンプ場~四尾連湖 水明荘キャンプ場は45分ほど。
こちらはかなりの山道ではありますが、とはいえ1時間以内で到着する距離です。
なのでおすすめのルートとしては、
- 浩庵キャンプ場 or ふもとっぱらキャンプ場に宿泊した場合・・・四尾連湖 水明荘キャンプ場を二日目に訪れる
- 四尾連湖 水明荘キャンプ場に宿泊した場合・・・浩庵キャンプ場とふもとっぱらキャンプ場を二日目に訪れる
このルートであれば疲労感少なく観光ができるのではないかと思います。
帰路の1~2時間をほんのみちくさで楽しむ感じですね。
「ふもとっぱらキャンプ場」周辺の楽しみ方
「ふもとっぱらキャンプ場」は広大な敷地と、富士山を正面に捉える、圧倒的なロケーションが最大の魅力です。
キャンプ場の敷地が付近の道路に接しており、キャンプ場に最も近い場所では、ほぼキャンプ場と同じ雰囲気を楽しめます(ただし、路上駐車は法的に問題がないかを確認しながら迷惑にならないようにして行ってください)。
また、この近くは少し移動するだけで富士山が様々な顔を見せてくれるので、少し走って見上げるだけでも写真のような大迫力の富士山を楽しめます。
この辺りは住所で言うと富士宮市になりますが、すぐ近所(車で10分程度)の「五平茶屋」では名物・富士宮焼きそばが食べられます。
さすが全国一の焼きそば。これが絶品でお勧めです。
また、この「五平茶屋」のすぐ目の前には「富士ミルクランド」という施設があり、これも美味しいジェラートやソフトクリームが楽しめたり、動物へのエサやりができます。
この他牧場なども多く、ふもとっぱら周辺は家族連れでも楽しめるエリアだと思います。
「浩庵キャンプ場」周辺の楽しみ方
「浩庵キャンプ場」は本栖湖の湖畔に面している唯一のキャンプ場(周辺にもキャンプ場はいくつかあるものの、湖畔には面していません)です。
本栖湖越しに見る富士山は特に絶景ですね。
このキャンプ場、キャンプサイトは崖を降りた先の湖畔と周辺の森林にあり、宿泊者以外は入れません。
しかし受付棟は崖上の道路に面して建てられており、駐車場もあるので、ここまでなら誰でも入れます。
受付棟は食堂やお土産物屋を兼ねているので、宿泊をしていなくても入れますし、十分浩庵キャンプ場の雰囲気は楽しめるわけです。
もちろん、「ゆるキャン△」第1話冒頭で有名になったトイレもあります。
ここ、実はキャンプサイトのトイレではなく、しかも有料トイレなんですよ。なのでアニメのあのシーンは実際は起こらないと思います。
「浩庵キャンプ場」のキャンプサイトは森林サイトと湖畔サイトに分かれます。
今は湖畔サイトがかなり狭くなってしまったのですが、それでも一度は行ってみたいキャンプ場でもありますね。
「四尾連湖 水明荘キャンプ場」周辺の楽しみ方
「四尾連湖 水明荘キャンプ場」は四尾連湖という小さな山頂の湖に面したキャンプ場ですが、「水明荘」自体がカフェやバーベキュー会場を兼ねた山荘であり、SUPや足漕ぎボートなど、湖そのものを楽しむレジャーもすることができます。
また、キャンプサイト近くまで歩いていくことも可能です。
ただしこちらの水明荘は完全予約制なので、日帰りで遊ぶとしても必ず電話予約をするようにしましょう。
湖の構造上、予約なしで近くまで行ったとしても、水明荘の敷地に入らないと湖を見ることもおぼつかないことになります。
四尾連湖周辺はシャインマスカットなどフルーツが名産です。
写真は「道の駅 富士川」で見かけたシャインマスカットですが、価格が東京あたりの半額程度で、大量に買ってしまいました。
季節にもよりますが、こうしたフルーツ類をお土産にしてもいいですよね。
富士山周辺はレジャーが充実!キャンプも観光も楽しもう
言うまでもない事ですが、この周辺は富士山関連のレジャーも豊富です。
天然記念物「鳴沢氷穴」という鍾乳洞に潜ったり、富士山も5合目まではマイカーで簡単に行けます。5合目なら食事やお土産だけでもかなり楽しめます。
※時期によってはマイカー規制のため自家用車では通行できない可能性がありますので、必ず事前に確認してください。
ここまで回ると2泊ぐらいのコースになってしまいますが、こうした楽しみ方もできます。
キャンプとはいえキャンプ場に籠もりきらずともいろいろと遊べますので、是非楽しんでみてください!