バルブを開けるだけで膨らむ!KingCamp『エアーマット』はコンパクトなインフレーターマット
KingCampの『エアーマット』は、インフレーターマットと呼ばれる自動膨張式のマットです。
一般的に「エアーマット」と呼ばれるマットは、空気入れなどを使って、自分で空気を入れなければならず、設営の手間と時間がかかります。
一方、KingCamp『エアーマット』のようなインフレーターマットは、ほったらかしで空気を入れられるため、労力も時間もセーブできるのが魅力です。
KingCamp『エアーマット』は、約183×51×厚さ3cm・約190×60×厚さ3.8cm・約198×63×厚さ5cmの3サイズ展開。体格や好みに応じてサイズや厚みが選べるのはうれしいですよね。
いずれのサイズも折りたたみ時はコンパクトになるほか、収納袋も付属しているので、持ち運びにも便利です。
【スペック】
- サイズ
- 使用時/(約)183×51×厚さ3cm、190×60×厚さ3.8cm、198×63×5cm
- 収納時/(約)直径16×29cm、直径19×33cm、直径15×67cm
- 重量:(約)1.2kg、1.6kg、2.0kg
- 素材:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
- 付属品:収納ケース、リペアキット
▼エアーマットとインフレーターマットの比較・まとめ記事はこちら!
性能も十分で使いやすい!KingCamp『エアーマット』のおすすめポイントをレビュー
ここからは、実際にKingCamp『エアーマット』を愛用している筆者が感じる、製品のおすすめポイントを紹介します。
【1】設営がラクにできる!
KingCamp『エアーマット』の最大の特徴は、設営が簡単にできる点にあります。
設営する際には、収納ケースから取り出したマットを広げて、バルブを開くだけでOK。
黒いキャップを回すとバルブが開き、マット内部に自動で空気が入って膨らむ仕組みとなっています。十分に膨らんだら、バルブを閉めれば設営完了です。
マットが膨らむまで5分ほど要しますが、それ以上放置しておいても問題ありません。
ほったらかしで設営できるので、マットを膨らませながらアクティビティを楽しんだり、ほかの作業をしたりと、時間を有効活用できるのがいいですね。
なお、マットの使い始めは膨らみにくい感じがしますが、1度使用すると空気の入りが良くなって、しっかり膨らみます。
【2】撤収も簡単!
KingCamp『エアーマット』は、あと片づけも簡単です。
使い終わったあとは、バルブを開けて、マットを縦半分に折りたたみましょう。続けて、マットを押すようにして空気を抜きながら、端からクルクル丸めます。
この時、手の力だけだとなかなか空気が抜けませんが、丸めたマットの上に時々膝を乗せるなど、体重をかけると空気が抜けやすくなります。
マットを巻き終わったらバルブを閉め、付属のバンドで止めます。
最後に、付属の収納ケースに入れれば撤収完了です。
設営・撤収の手順がシンプルかつ簡単なので、初心者でも気軽に使えますよ。
【3】枕が一体化したデザイン
KingCamp『エアーマット』は枕が一体化したデザインも特徴です。
この枕のおかげで、首や頸椎(けいつい)を自然な形にキープできるため、快適に眠れます。
別で枕を用意する必要がないので、荷物の軽量化にも繋がりそうです。
▼枕を用意したい場合はこちらの記事もチェック!
【4】通気性・防湿性・断熱性に優れる
通気性・防湿性・断熱性に優れている点も、KingCamp『エアーマット』の魅力のひとつです。
生地表面には防水加工がほどこされていて、地面からの湿気や冷気をシャットアウトしてくれます。
また、ポリウレタンフォーム採用の体圧分散デザインにより、体をしっかりサポート。体へかかる負担も軽減されます。
厚さは3cmとそこまで厚くありませんが、実際に使ってみると、マットにしっかり空気が入るので「薄い」「体が痛くて辛い」といった感覚はありませんでした。筆者は寝袋を併用したので、寝袋を使わない場合は、3.8cmや5cmのサイズを選ぶといいかと思います。
【5】コンパクトで持ち運びしやすい!
KingCamp『エアーマット』は、折りたたむとコンパクトなサイズになり、持ち運びに便利です。この携帯性の高さは、筆者が本品を選んだ一番の理由でもあります。
より快適性を求めるなら、もっと厚みのあるマットが理想ですが、その分収納時のサイズが大きく、重量も重くなるのが難点。
一方、筆者が選んだ183×51×厚さ3cmのサイズは、収納時には直径16×長さ29cm程度、重量は約1.2kgで、比較的コンパクトかつ軽量です。
Mサイズのスーツケースにも収納できたため、旅行のおともにも最適だと感じました。
KingCamp『エアーマット』は穴があくと膨らまなくなってしまう点に注意!
KingCamp『エアーマット』に限らず、エアーマットやインフレーターマットなど、空気を入れてクッション力を高めるタイプは、穴があいてしまうと空気がもれてしまい、膨らまなくなります。
ただし、インフレーターマット商品の多くには、修理用のリペアキット(補修シート)が付属します。KingCamp『エアーマット』にもリペアキットが付属していますので、万が一、穴があいてしまったとしても、リペアキットで修理すれば問題ありません。
もしもの場合に備えて、キャンプに行くときにはリペアキットも一緒に持ち歩きましょう。
ただし、インフレーターマットには寿命があり、寿命の場合はリペアキットを使っても修理が難しくなります。
使用頻度・環境・使い方にもよりますが、一般的に3~5年ほどといわれていますので、気になる方はウレタンなどのマットを選ぶようにしましょう。
▼インフレーターマットに穴があいた際の対処方法・補修方法はこちら!
▼ほかのマットを検討したい方はこちらをチェック!
キャンプ以外のシーンでも活躍してくれる!KingCamp『エアーマット』が超おすすめ
KingCamp『エアーマット』は、本体を広げてバルブを開けば自動で空気が入るため、ほったらかしで簡単に設営できるのが魅力。
一番薄い厚さ3cmのモデルでも、体がしっかりサポートされる上、枕一体型のデザインによって寝心地がバッチリです。さらに、通気性・防湿性・断熱性に優れており、快適に使用できるのもうれしいポイント。
また、折りたたむとコンパクトなサイズになるため、持ち運びにも便利です。キャンプや車中泊のほか、バーベキュー・ピクニック・ビーチといったアウトドアシーン、日常のお昼寝などでも活躍してくれますよ!
▼KingCamp『エアーマット』以外のおすすめインフレーターマットはこちら!