自動膨張のインフレーターマットはクッション性があり寝心地◎ コンパクト収納で登山にイチオシ!
空気を入れて膨らませるエアマットに対し、インフレーターマットとはある程度、自動的に膨らむマットのこと。
![画像: 栓を開けてしばらく待つとある程度膨らんでくるインフレーターマット/仕上げに息を数回吹き入れて栓を閉めれば準備完了 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2021/01/29/7e478e3daef2eeeb2ef2f396cd51b0181ce68c00_xlarge.jpg)
栓を開けてしばらく待つとある程度膨らんでくるインフレーターマット/仕上げに息を数回吹き入れて栓を閉めれば準備完了
インフレーターマットの場合、収納時はぎゅっとコンパクトにするために栓を閉めておくのですが、その栓を緩めると中のクッション性素材が膨張する仕組みです。
ハピキャンでもインフレーターマットに関する記事がありますので、こちらも併せてチェックしてみてください。
![画像: 筆者愛用のインフレーターマット (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2021/01/29/5b9e98aa882adf33ef5e7341d7007baed3113078_xlarge.jpg)
筆者愛用のインフレーターマット
私の愛用品は51cm×183cmの一般的なシングルサイズで、厚さは3.5cm。袋から出して角の栓を緩め、その栓から3回ほど息を吹き入れれば準備完了です。
軽いわりに丈夫で中にはウレタンが入っており、寝転がった際に地面の凹凸による不快を和らげてくれます。
![画像: コンパクト収納可能 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2021/01/29/b91c9265b81a954222f66772d08c60de3eeb301e_xlarge.jpg)
コンパクト収納可能
![画像: ザックの下の方に楽々入れられ携帯性も抜群 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2021/01/29/db23356774764a4ecfed51f07de4ae1b6e42114c_xlarge.jpg)
ザックの下の方に楽々入れられ携帯性も抜群
また、快適さに加えて携帯性を兼ね備えているのも魅力の1つ。
巾着収納時には直径18cm×高さ26cmにまとまり、重さも800g弱でザックに入れて簡単に持ち運べるため、特に山でのテント泊には欠かせない存在なのです。
私が愛用しているのはイタリアの老舗メーカーで、日本では未発売のものですが、似たようなタイプの商品は日本でも売られています。
THERMAREST(サーマレスト)アウトドア キャンプ マットレス プロライト/R 30080
![画像1: 【インフレーターマット】空気漏れを修理しよう! 穴があいた際の対処・補修方法を紹介](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2021/01/29/e1e78357a147f8b1be3605cb7a287cedaeca73ca.jpg)
レギュラーサイズは51×183×2.5cm(収納サイズ:28✕10cm)の自動膨張式マット。重さ510gと軽く、登山にも最適です。
「インフレーターマットの空気漏れ」原因は目にも見えない極小の穴!? 全体を見てもわからない場合
ある日、いつものようにこのマットを持って山に入ったときのこと。テントを張って膨らませたこのマットを敷き、寝袋にくるまって眠りにつきました。
翌朝、腰が痛いなぁと違和感を覚えると、なんとマットがぺしゃっとしぼんでいることに気づいたのです。栓はちゃんと閉まっており、全体を探しても不具合は見つかりませんでした。
![画像: 小さな穴でも空気が漏れて張りのない状態になる (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2021/01/29/ee788939400be22cebfe173e5f7f75ab0da7a256_xlarge.jpg)
小さな穴でも空気が漏れて張りのない状態になる
ということは「空気漏れ!?」…いわゆるパンク発生の疑いがあります。
自転車のタイヤと同じように、見えないほどの小さな穴があるだけで空気が徐々に抜けていき、張りのない状態へと戻ってしまうのです。
何かに引っかけて生地が破れてしまった、というのであれば、すぐに補修すべき部分がわかるのですが、極小の穴が1つ、知らずのうちにできてしまったという場合、まずはその穴を探す必要があり、すぐに対処ができません。
そうなると登山中やキャンプ場では難しいので、家に持ち帰って補修することに。
メンテナンスや出発前の確認を怠るとこういう事態になりうるので、定期的な点検の重要さを改めて実感したものです。