キャンプ大賞バーナー部門で最優秀賞の逸品!SOTO『レギュレーターストーブ レンジ(ST-340)』のスペック
SOTOは、アウトドア用バーナーや着火器具メーカーで知られる新富士バーナー株式会社が展開しているブランド。そんなSOTOから販売されている『レギュレーターストーブ レンジ(ST-340)』は、カセットガスボンベ(CB缶)タイプのシングルバーナーです。
レギュレーターストーブ レンジには直径66mmの火口が採用されており、ミドルサイズ(径110~190mm)の調理器具の底面を、均等に加熱できるのが大きな特徴。
また、SOTO独自のマイクロレギュレーターの搭載により、低温時でもドロップダウン(低温によりガスが気化できない現象)を防いで、安定した火力をキープできます。
さらに、折りたたむとコンパクトなサイズになるので、収納や持ち運びにも便利です。
ソロキャンプやツーリングなどで、荷物を極力減らしたいときにもうってつけですよ。
このようにレギュレーターストーブ レンジはコンパクトでありながら優れた火力や加熱効率を持っていることから、「ハピキャンPresents キャンプ大賞2022」のバーナー部門で最優秀賞を受賞した逸品です。
カセットガスボンベは、スーパーやコンビニエンスストアなどでも販売されており、燃料切れになったときにも替えを入手しやすい点も魅力的ですね!
使用時サイズ:幅16.6×奥行14.2×高さ11.0cm(本体のみ)
収納時サイズ:幅14.0×奥行7.0×11.0cm(本体のみ)
本体重量:360g
点火アシストレバー標準装備
【スペック】
- サイズ(本体):使用時/幅166×奥行142×高さ110mm、収納時/幅140×奥行70×高さ110mm
- 重量(本体):360g
- 素材:バーナー・器具栓つまみ・ゴトク/ステンレス、ボンベホルダー・点火スイッチ/樹脂
- 発熱量:3.3kW(2,800kcal/h)
※気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出 - 使用時間:約1.4時間(ST-760 1本使用時)
※気温25℃無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出 - 付属品:収納ポーチ
▼キャンプ大賞についてはこちらの記事でチェック!
初心者でも簡単!SOTO『レギュレーターストーブ レンジ(ST-340)』の使い方
ここでは、レギュレーターストーブ レンジの使い方を解説します。
つくりがシンプル、かつ感覚的にセットアップできるので、初心者でも簡単に使えますよ!
1. スタンド兼ゴトク(五徳)を開く
まず、ブランドロゴが入った遮熱板をボンベホルダー前にスライドさせ、スタンドを兼ねた五徳4本を開きます。
五徳を開くだけで自動でロックがかかり、バーナーがしっかり自立します。
2. ボンベホルダーにカセットガスボンベを取り付ける
バーナー部をセットしたら、カセットガスボンベを取り付けます。
カセットガスボンベを取り付ける前に、ボンベホルダーの反対側にある器具栓つまみを時計回り(OFFの方向)に回しましょう。
栓が完全に閉まっていることが確認できたら、ボンベホルダーのガイド(凸部)と、カセットガスボンベの切込み(凹部)を合わせ、時計回りに60°ほど回すと、取り付け完了位置で止まります。
このとき、ボンベホルダーのガイド(凸部)とカセットガスボンベの切込み(凹部)を合わせた部分が真上を向いた状態であれば、正しく取り付けられています。
3. 器具栓つまみを回して点火レバーを押す
カセットガスボンベを取り付けたら、いよいよ点火です。
器具栓つまみを反時計回り(ONの方向)に2回転ほど回してガスを出し、つまみ下部にある点火スイッチを「カチッ」という音が出るまで押し下げて着火させます。
うまく点火しないときは、器具栓つまみを回して、ガスの量を調節するのがポイント!
点火後は、器具栓つまみを回すことで火力を調節できます。火力を強めるときは反時計回り(ON方向)、弱めるときは時計回り(OFF方向)へ回しましょう。
なお、器具栓つまみを時計回りに回し続けると消火できます。消火の際は、つまみが完全に止まるまで回し続けて、栓がしっかり閉まったことを確認してくださいね。
片づけも簡単
片づけるときは、セットアップ時と反対の手順をふむだけ。
消火後、本体が完全に冷えてからカセットガスボンベを取り外して、五徳4本を折りたたみます。
特に五徳が熱くなっているので、使用中はもちろん、消火直後もやけどに注意しましょう。
五徳はロックがかかっているので、五徳の根元についている黒いパーツを押し上げるようにして、1本ずつロックを解除し、折りたたんでいくのがポイントです。
SOTO『レギュレーターストーブ レンジ(ST-340)』はココがすごい!特徴や魅力を徹底レビュー
ここからは、レギュレーターストーブ レンジを実際に使用してみて感じた、特徴や魅力などを紹介します。
とにかくコンパクト!持ち運びに便利な収納ポーチも付属
レギュレーターストーブ レンジは、収納時にはコンパクトなサイズになり、持ち運びに便利です。
専用の収納ポーチが付属していて、ポーチには折りたたんだ本体がすっぽりと入ります。
省スペースで携帯・保管できるので、アウトドアのおともにうってつけですね。
安定した火力をキープ!マイクロレギュレーターを搭載
SOTOが独自に開発した「マイクロレギュレーター」により、安定した火力と加熱効率を誇るのはレギュレーターストーブ レンジならではの魅力です。
春先や晩秋の外気温が低下しやすい朝・晩でも低温の影響を受けずに、長時間、高火力(発熱量:3.3kW)をキープできます。
火力が低下しにくいので、アウトドアでもストレスなく調理できます。
なお、風が強い日には、レギュレーターストーブ用の風防(ウインドスクリーン)を併用するのがおすすめ。風防を活用することで、より安定した火力と加熱効率で使用できますよ!
火口が広い!クッカー底面をムラなく加熱できる
前述のとおり、レギュレーターストーブ レンジは直径66mmの広い火口を装備しており、ミドルサイズ(径110~190mm)の調理器具と相性が抜群です。クッカーの底面も均等に加熱できるので、アウトドアでの調理がしやすいでしょう。
また、遮熱板の存在により、カセットガスボンベが熱を持たないのも魅力的なポイント。
実際に、レギュレーターストーブ レンジを10分ほど使用した直後、カセットガスボンベをさわってみたのですが、全然熱くなかったです。
さらに、レギュレーターストーブ レンジを含むSOTOの国内向けカートリッジガスコンロは、すべてPSLPGマークを取得しています。
PSLPGマークとは「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」に基づいて、検査機関での適合性検査をクリアしたことを証明するマークです。「安全のための検査に合格した証」とも言えるものなので、安心して使えますね。
初心者から玄人まで幅広くおすすめできる!超優秀なSOTOのシングルバーナー
SOTOのレギュレーターストーブ レンジは、長時間、安定した高火力をキープできることに加えて、折りたたんでコンパクトに持ち運べるシングルバーナーです。キャンプや登山、ツーリングなどで大活躍してくれるでしょう。
スーパーやコンビニなどでも入手しやすいカセットガスボンベを燃料に使用しているほか、使い方も簡単で、シングルバーナーに不慣れな人やアウトドア初心者にもおすすめです。
玄人の人でも満足すること間違いなしの高い性能を誇っているため、どんな人にもおすすめできる、超優秀なシングルバーナーと言えます。
今回の記事を参考に、ぜひレギュレーターストーブ レンジをチェックしてみてくださいね!
使用時サイズ:幅16.6×奥行14.2×高さ11.0cm(本体のみ)
収納時サイズ:幅14.0×奥行7.0×11.0cm(本体のみ)
本体重量:360g
点火アシストレバー標準装備
▼SOTOのシングルバーナーはこちらもおすすめ!