【ULキャンプギア4:バックパック】Trail Bum『STEADY S [for Women]』

筆者撮影:本体容量は約38L。形よくパッキングすれば、列車座席の足元にも置けます。
キャンプをするには必ず荷物を運ばなくてはなりません。
とくに、キャンプの場合は生活時間が長く荷物が増えがちなので『耐荷重」は要チェック。
バックパックに合わせて、ギアを厳選して全体を軽くしていく必要があります。
耐荷重を大きく上回ると肩への食い込みがきつく辛い思いをしたり、バックパック自体が破損するおそれもあるので気をつけましょう。
▼トレイルバム『STEADY for Women』

おすすめポイント
- 女性の体型にあわせた設計
- ウエストハーネス、チェストストラップがついていて背負ったときに安定する
- 標準装備の背面パッドは取り出してマットとしても使える
- 背面パッドをはずせば、さらに軽量化できる
- 上部のロールトップを広げると容量を拡張できる
- メッシュポケットやサイドポケットにたっぷり荷物が入る
- 生地は引っ張りや摩擦に強い
- 形がシンプルなので街の中でも使いやすい
注意点
- 荷物の詰め込みすぎに注意!どんなに多くても12~13kgまで、10kg以内を目標に
- 背中に密着するので、夏は汗がたまることがある
795gの減量!

筆者撮影:グレゴリー『JADE38』は登山用で耐荷重は16kg。
BEFORE
- グレゴリー『JADE(ジェイド) 38』
- 重量:1300g
↓
AFTER
- トレイルバム『Steady for Women』
- 重量:505g
※レインカバーなし
合計で約2.5kgの減量に成功!

筆者撮影
以上、キャンプでよく使う4点のギアを見直した結果、2,490g(約2.5kg)の減量に成功しました。
500mLのペットボトル飲料に換算して、約5本分減量できたと思うと気分も軽くなります。
さらに
- 持っていってもあまり使わないギアを省く
- 予備で多めに準備していたものを減らす
- その他のギアを軽量・コンパクトにする
といった作業を繰り返し、ベースウエイトは15kgから8kgに減らすことができました。
寝袋を冬用から夏用に切り替えれば、さらに軽くなります。
軽量ギアを活用して身軽にULキャンプを楽しもう
今回は基本的なキャンプギア軽量化の具体例について紹介しました。
一度にULギアがそろわなくても、買い替えや荷造りのときに「重さ」のことを意識したり、「使い方」を工夫してギアの数を減らすだけでもULキャンプに近づきます。
持ち物を見直すことで自分のキャンプスタイルと向き合うよい機会にもなります。
自分なりのアイディアで身軽に、自由に、安全にULキャンプを楽しんでくださいね。
▼その他の軽量キャンプギアはこちらの記事で紹介しています!