【衛生編】車内料理では食品&食器の清潔維持も大切
車内で料理をするのであれば、衛生面にも気をつけましょう。特に夏場は車内が猛烈に暑くなるので、食品の保存には不向きな環境です。
ここでは食品&食器の衛生面について、ポイントやおすすめのグッズを解説します。
食品の保存や選び方のポイント
まず、食品の鮮度を保つためにクーラーボックスは必須です。車内温度が急上昇する夏場は食中毒の危険性もあるので、保冷材や氷と共にクーラーボックスの中で保存しましょう。
連泊をする場合は、保存が効くもの(缶詰やフリーズドライ食品など)や、その都度食べきれるものを選ぶのがポイントです。
▼クーラーボックスの選び方はこちらをチェック!
▼連泊での車中泊のコツについてはこちらもチェック!
車内料理で衛生面を保つためのコツ
車内料理で衛生面を保つために、以下のような工夫をしましょう。
- まな板シートを使う
- アルコールティッシュで食器を拭く
- 食器不要の食品を選ぶ
まな板シートを使えばまな板を汚すことなく使えるので、洗い物を減らす効果があります。車中泊に限らず、普段の生活で使っている人も多いかもしれませんね。
また、食器類の清潔にも目を向けたいところ。キャンプ場やRVパークなど水場がある場所での車中泊なら食器を洗えるので安心ですが、水場がない場所では工夫が必要です。
水場がない場所での車中泊に便利なのがアルコールティッシュ。食器類をアルコールティッシュで拭くだけでもある程度の汚れは落とせるので、持っておきたいグッズです。
また、できるだけ洗い物を減らしたい場合は食器不要の食品を選ぶのもおすすめ。アルファ米やフリーズドライ食品であれば容器にお湯を注ぐだけなので、料理も片付けも簡単に済みますよ。
▼洗い物を減らす工夫についてはこちらの記事もチェック!
▼筆者おすすめの簡単車中飯はこちら!
【道具の管理編】車中泊が終わったあとの点検も大切!
最後に、車内で料理をする際の道具の管理について解説します。
車内料理の道具にはさまざまなものがありますが、なかでも注意が必要な「刃物」と「燃料」の取り扱いを紹介するので、しっかりチェックしてくださいね。
刃物の管理に気をつけよう!
道具の管理でまず気をつけたいのが、刃物の取り扱いです。
銃刀法では刃渡り6cmを超える刃物は、正当な理由を除き携帯が禁じられています。車中泊後に包丁やナイフを車内に置きっぱなしにすると違反になってしまうので要注意です。
よくあるミスとしては、ダッシュボードに入れっぱなしにしてしまう行為。車中泊が終わったら、使った包丁やナイフは自宅に持ち帰りましょう。
▼刃物の携帯については警視庁のページもチェック!
燃料やスプレーの管理も重要ポイント!
OD缶やCB缶、火消スプレーの管理も気をつけたいポイントです。これらの物品は暑い車内に置きっぱなしにすると破裂する恐れがあります。
また、チャッカマンやガストーチなど、着火用の道具も同様です。
楽しい車中泊から帰ったあとには、車内に忘れ物がないか必ず確認しましょう。
車中泊の醍醐味はやっぱり「車中飯」! ポイントを知って車内料理を楽しもう
車中飯は車中泊の醍醐味のひとつ。しかし、車内で料理をする場合には、火や道具の取り扱い・換気・衛生面と、気をつけなければならないポイントがたくさんあります。
ちょっとした不注意で、大きな事故や体調不良につながる可能性も。「うっかり忘れていた」ということもありえるので、出発前後には今回紹介したポイントをしっかりチェックして、安心安全に車中泊を楽しんでくださいね!