【疑問①】流木は焚き火に適しているのか?
「おぎやはぎのハピキャン」シーズン33のキャンプ場は「常滑りんくうビーチキャンプ場」でした。
このキャンプ場は海に面しており、ロケーションが抜群。
ここで夏にキャンプをしたら最高だろうなぁ〜。
そして、海が近くにあるので流木もたくさん入手することができます。
実際に番組内でも、焚き火の際には薪だけでなく流木も使用していましたね。
そこで気になる点がひとつ。
【疑問】そもそも流木は焚き火に適しているのか?一般的な薪と同じくらい燃える?
もし、流木が焚き火に適しているのであれば、薪代の節約にもなるはず。
これは知っておいて損はなさそうですね。
薪って案外お金がかかるんですよねぇ〜。できれば安く抑えたい!
実際に流木で焚き火をしてみた
ということで、ロケ後に近所の河原で流木を拾ってきました。
これらの流木を使用して焚き火をしていきましょう。
ちなみに流木の断面はこのような感じ。写真だとわかりづらいですが、全体的に湿っている印象ですね。
火がちゃんとつくか心配なところです。
流木を適当なサイズに切って、着火剤に火をつけしばらく放置。
しばらくすると流木から「シューシュー」という水分が蒸発している音がしはじめましたが、なかなか火がつきません。
乾いた薪であれば着火剤ひとつで火がつくことが多いですが、流木は一筋縄ではいかないですね。
結果的に着火剤だけでは流木に火がつきませんでした。
流木を見てみると、一部は燃えていますが全体的には火がまわっていなかったことがわかります。
おそらく流木自体が乾ききっていなかったためでしょう。
その後、ガストーチで5分以上熱して、やっと着火しました。
ただ、焚き火台の周りには生木特有のにおいが漂い、心なしか目もしょぼしょぼしてきました。
30分ほど経過したところで火が消えました。
乾いた薪に比べて、流木は燃え残りが多い印象ですね。この状態だと処分するのも少し大変そうです。
流木をメインにした焚き火はメリットが少ない
実際に流木で焚き火をしてみましたが、筆者の結論は
『流木での焚き火はおすすめできない』という判断になりました。
主な理由としては
- 流木は湿っていることが多く、着火が難しい。
- 燃やすと生木特有の嫌なにおいがする。
- 十分な量の流木を入手できるとは限らない。
などが挙げられます。
着火は手早く終わらせたいものですが、流木ではかなりの時間を要しました。
ガストーチで着火に5分以上もかかってしまうとなると、さすがに考えものです。
もちろん、乾いた流木を拾ってこれれば良かったのですが、いつも乾いた流木が入手できるとは限りません。
そのため、流木を焚き火で使用するときは
① 薪が無くなったとき用のバックアップ
② 薪代を節約するために、薪と一緒に燃やしていく
というように活用するのがいいかもしれませんね。
流木は焚き火のメインとするのではなく、あくまでもサブとして活用するのがおすすめですよ。
【結論】
Q.流木って焚き火に適しているの?
A.流木が湿っていることもあるため、メインの燃料として使用することはおすすめできない。
使用するなら、薪のバックアップなどサブの燃料として使用するのが◎