こんにちは!日頃「キャンプがニガテなファミリーキャンパー」を名乗っているえいみーです。実は筆者は、夫に連れられて行った初めてのキャンプ体験が少しばかりワイルドで、一度は『キャンプ嫌い』になってしまった過去があります。筆者と同じような苦い経験をして、キャンプが嫌いになったりやめてしまったり、子供のために苦手を我慢しながらキャンプに行ったり、という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、自身の経験を通じて『キャンプ嫌い』を分析し、苦手な理由やその対策などを考えてみましたのでご紹介します!キャンプの苦手を上回る、キャンプの楽しさを見つけに行ってみませんか?

『キャンプ嫌い』にならないためにできることは?理由別に実践的な対策を解説!

ここからは、キャンプに行くことを想定して、『キャンプ嫌い』にならないためにできる対策を、キャンプが苦手な理由別にご紹介していきます!

かつて『キャンプ嫌い』だった筆者が感じた「苦手な理由」をピックアップしていますので、もし同じ理由でキャンプが苦手であれば、ぜひ対策をチェックしてみてください!

キャンプが苦手な理由 [1]:「準備・後片付けが面倒で嫌」

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

キャンプは道具も多く、衣食住のすべての準備をしなくてはいけないので荷物も多くなります。荷物が多ければ多いほど、準備や片付けが面倒なのも事実です。

ある程度慣れてくるとあまり考えずに準備ができるのですが、それでも服装や靴など、身の回りの準備ひとつ取っても、季節やお天気によってさまざまです。天候次第では、慣れている人でも片付けが大変になることもあります。

「準備・後片付けが面倒」でキャンプが苦手な人は、テントの設営・撤収が不要なキャンプ場に常設されているテントを利用したり、すべての道具をレンタルできる「手ぶらでキャンププラン」などを利用すると良いですよ。

「準備・後片付けが面倒で嫌」な人の具体的な対策まとめ

  • 常設テントを利用する
  • 手ぶらでキャンププランなどを利用する

キャンプが苦手な理由 [2]:「虫が嫌」

画像: 筆者撮影:息子の手と大きな蛾

筆者撮影:息子の手と大きな蛾

キャンプと虫は切っても切れない関係ですが、春先や晩秋など虫が少ない季節を選べば、虫嫌いさんのストレスを少しは軽減させることができます。

また、今までの経験上、肌を露出しない服装+虫除けスプレーを使うことで、刺す系の虫はかなり防げると実感しています。

上半身は刺されづらいことが多いですが、下半身や足元が狙われやすいです。ショートパンツやスカートではなくパンツスタイルで、サンダルではなく靴下&スニーカーでキャンプに出かけましょう。

こまめに虫除けスプレーをして、キャンプサイト周りは、園芸用やアウトドア用の蚊取り線香や虫除けバリアスプレーなどで、しっかりと対策をして挑みましょう!

また、メッシュで出来ているスクリーン・タープなどを使用すれば、野外にいながらもメッシュで囲まれた空間で虫の侵入を防げるので、安心して野外で過ごすことができますよ!

画像: 筆者撮影:セミの羽化を観察できたある夏の夜

筆者撮影:セミの羽化を観察できたある夏の夜

いっそのこと、貴重な生き物観察ができる場として割り切ってしまうのも一つの手かも。セミの羽化シーンが目撃できたりすると、子供は喜びますよ♪

▼メッシュのスクリーンタープはこんな感じで虫除け対策にもってこいです!

画像4: 『キャンプ嫌い』を徹底分析!苦手な理由を対策してキャンプの楽しさ見つけに行こう!
キャプテンスタッグ レニアス スクリーンメッシュタープ ット M-3165
組立式
原産国:中国
組立サイズ:(約)幅3100x奥行3300x高さ2000mm
収納サイズ:(約)800×200×200mm
重量:(約)7500g
材質:タープ:ナイロン190T(PU加工・防水)、スカート:PEクロス、メッシュ:ポリエステル1mmメッシュ、ポール:スチールΦ19mm×200cm、スチールΦ16mm×165cm
¥18,600
2022-09-19 23:08

「虫が嫌」な人の具体的な対策まとめ

  • 虫の少ない季節を選ぶ
  • とにかく肌を露出しない
  • 虫除けグッズをたくさん準備する
  • スクリーンタープなどで虫の侵入を防ぐ空間を作る
  • 生き物観察の場として割り切る!

キャンプが苦手な理由 [3]:「不便なのが嫌」

画像: 筆者撮影:トイレまで坂を上り下りして10分以上かかるテントサイト

筆者撮影:トイレまで坂を上り下りして10分以上かかるテントサイト

キャンプに行って、「不便だな」と感じるのは、トイレや水場が遠いこと、お風呂に入れないことなどが挙げられると思います。

特に、小規模のキャンプ場や昔ながらのキャンプ場などは、施設や設計が古く、多少不便を感じることもあります。しかし、最近オープンしている高規格と呼ばれるキャンプ場では、設計が新しいのでさほど不便を感じることがありません。

蛇口をひねればお湯が出てきたり、トイレや水場の数もじゅうぶんだったりします。お風呂が併設されているキャンプ場も少なくないです。

設計が新しい高規格なキャンプ場を選べば、さほど不便を感じずにキャンプが楽しめると思います。

「不便なのが嫌」な人の具体的な対策まとめ

  • 設計が新しい高規格キャンプ場を選ぶ
  • 予約前にキャンプ場内の地図や口コミをチェックする

キャンプが苦手な理由 [4]:「外で寝るのが怖い」

画像: 筆者撮影:テントの中でヘッドランプを使って本を読む息子

筆者撮影:テントの中でヘッドランプを使って本を読む息子

夜のキャンプ場は、想像以上に暗いと感じるかもしれません。

そして、テントは布で出来ているので、動物でも人間でも、カンタンに中に入ってこれそうで、眠っている間の防犯なども怖いですよね。

都市部のキャンプ場であれば野生動物も少なく、せいぜい野良猫やカラスぐらいなので、怖い思いをすることは少ないです。

また、夜間に何か困ったことがあったときのために、キャンプ場の管理人が常駐していたり、パトロールをしっかりしてくれていたりするキャンプ場を選べば安心ですよ。

聞きなれない音がして眠れない、という神経質な人は、耳栓など安眠グッズを持っていきましょう。

「外で寝るのが怖い」人の具体的な対策まとめ

  • 野生動物が少ない都市部のキャンプ場に行く
  • 管理人が常駐しているキャンプ場に行く
  • 見回りをきちんとしてくれるキャンプ場を選ぶ
  • 耳栓などで聞きなれない自然の音をシャットアウトする

▼キャンプでもぐっすり眠るためのコツはこちらの記事をチェック!

キャンプが苦手な理由 [5]:「お金がかかるのが嫌」

画像2: Snapmart

Snapmart

キャンプをするには、テントやタープ、テーブルやチェアなど多くの道具が必要で、意外と初期投資費用がかかるものです。

「年に数回しかキャンプをしない」あるいは「今後どのぐらいキャンプに行くかわからない」という場合は、テントなど大きなギアはレンタルしてしまうのも手です。

また、調理器具や食器などは、家にあるもので代用可能なものがほとんどです。普段使用しているフライパン・お鍋・カトラリーなどが使えますし、災害用にカセットコンロがあれば、それを持ち出すのもアリ。

お手軽に手に入る100均のキャンプギアも大いに活用しましょう!

また、各地の自治体など、行政が運営しているキャンプ場は、値段がリーズナブルなところが多いです。やり方次第で家計の支出を抑えながらキャンプを楽しめますよ!

「お金がかかるのが嫌」な人の具体的な対策まとめ

  • 大きなキャンプギアはレンタルで様子を見る
  • キッチン周りは家にあるもので代用する
  • 行政が運営しているリーズナブルなキャンプ場を選ぶ

▼コスパ◎な100均キャンプギアはこちらの記事をチェック!

キャンプが苦手な理由 [6]:「野外での調理が嫌」

画像: 筆者撮影:お手軽なレトルトパスタでキャンプ飯

筆者撮影:お手軽なレトルトパスタでキャンプ飯

慣れない野外での調理は、強風で火力がうまく調節できなかったり、作業台やテーブルも不安定だったりします。夜は暗くて食材や手元もよく見えず、お肉がちゃんと焼けたかどうかもイマイチわからない...なんてこともしばしば。

そんな野外調理のストレスをなくすためには、スーパーでお惣菜やお弁当を買ってきたり、レトルト食品を温めるだけの湯せん調理で楽しちゃいましょう♪

最初は、環境に慣れるので精一杯ですから、キャンプだからってなんでもかんでも頑張らなくて良いのです。

近くの温泉に行ったついでに夕飯も済ませてきちゃう、というのは我が家も良く使う手です!

「野外での調理が嫌」な人の具体的な対策まとめ

  • スーパーのお惣菜やレトルト食品を活用する
  • 外食をする

▼上の写真のパスタも実はレトルトで、冷凍ブロッコリーとトマトを添えてるだけの手抜きキャンプ飯です(笑)

キャンプが苦手な理由 [7]:「お風呂に入れないのが嫌」

画像: 筆者撮影:24時間入れる伊豆のキャンプ場の岩風呂

筆者撮影:24時間入れる伊豆のキャンプ場の岩風呂

「1日たりともお風呂に入れないのは嫌」という方も、いらっしゃるかもしれません。

最近の高規格キャンプ場なら、綺麗なシャワーやお風呂が併設されているところも多いです。

温泉地などでは、源泉かけ流しのお風呂に入れるキャンプ場もあります。

また、近くに日帰り温泉施設などがあるキャンプ場を利用すると、ドライヤーなども完備されているので、心配事がひとつ減りますよ~!

「お風呂に入れないのが嫌」な人の具体的な対策まとめ

  • お風呂併設のキャンプ場を選ぶ
  • 近くに温泉施設があるキャンプ場を選ぶ

キャンプが苦手な理由 [8]:「トイレが汚なそうで嫌」

画像: 筆者撮影:土足厳禁のトイレは冷暖房完備。2重扉で虫も簡単には侵入できません

筆者撮影:土足厳禁のトイレは冷暖房完備。2重扉で虫も簡単には侵入できません

筆者の夫を含め、男性はトイレに拘らない傾向がある気がしますが、「トイレが綺麗じゃないと嫌!」という女性はとても多いと思います。

いざ行ってみたら和式のトイレしかなく、子供が和式トイレを使ったことがなくて用を足せない……なんてことも。

最近オープンしている高規格のキャンプ場の中には、土足厳禁やエアコン完備など、ホテル並みに綺麗なトイレがあるキャンプ場も少なくありません

一日に何度もお世話になるトイレですから、ストレスなく、気持ちよく使いたいですよね。キャンプ場の口コミなどもチェックして、トイレの様子も事前に確認しておくことをおすすめします!

「トイレが汚なそうで嫌」な人の具体的な対策まとめ

  • 高規格のキャンプ場を選ぶ
  • 「トイレ」「綺麗」「キャンプ場」などで口コミを探す

キャンプが苦手な理由 [9]:「眠れなくて疲れるから嫌」

画像: 筆者撮影:我が家の寝袋はマミー型なので少し窮屈

筆者撮影:我が家の寝袋はマミー型なので少し窮屈

テント泊は、いわば即席のおうちを作るようなもの。快適な状態で眠るのはなかなか難しく、工夫が必要です。

地面に転がっている小石や砂利、硬い地面などの上で快適に眠るためには、「厚めのマットを敷く」というのが、簡単にできる対策としておすすめです。

画像: 筆者撮影:荷物になるけど心地よく寝るためには分厚いマットがマスト!

筆者撮影:荷物になるけど心地よく寝るためには分厚いマットがマスト!

厚いマットなら、地面から上がってくる冷気を防いでくれて、春先や秋口など、朝晩が冷え込む季節の快適性を高めてくれる効果もあります。

寝袋が狭くて窮屈に感じる方は、ミノムシのように全身を覆う構造の「マミー型」と呼ばれる寝袋よりも、お布団のイメージに近く簡単に温度調節が可能な「封筒型」と呼ばれる寝袋のほうが、寝心地が良くおすすめです。

寝るときに周りのサイトから話し声がして気になったり、風が強くて大きな音がすることもあるので、耳栓やアイマスクなどの快眠グッズも用意すると良いかもしれません。

「眠れなくて疲れるのが嫌」な人の具体的な対策まとめ

  • マットを厚めにしく
  • 寝袋はマミー型ではなく封筒型を選ぶ
  • 枕や耳栓、アイマスクなど、快眠のためのグッズを用意する

▼ハピキャン編集部が厳選したおすすめ寝袋はこちらの記事でチェック!

キャンプが苦手な理由 [10]:「目的・良さが分からないから嫌」

画像: 筆者撮影:我が家では8月~10月は毎月家族のお誕生日キャンプ

筆者撮影:我が家では8月~10月は毎月家族のお誕生日キャンプ

一年中キャンプに行ってると、「そんなにしょっちゅうキャンプに行って何するの?飽きない?」と聞かれることもあります(笑)

アウトドア派ではない方にとっては、「自然を満喫」と聞いたところで、イマイチピンと来ないことが多いようです。

また、子供は特に「絶景」などには興味がほとんどなく、何か目的を持ってキャンプに行くほうが、誘いやすかったり行く気になりやすかったりすることもあると思います。

そんな時は、「イベントを楽しむためにキャンプに行く」という目的を決めて、イベントなどが開催されるキャンプ場に行くのがおすすめ

画像: 筆者撮影:ハロウィン時期にイベントが開催される成田ゆめ牧場

筆者撮影:ハロウィン時期にイベントが開催される成田ゆめ牧場

家族のお誕生日を祝うなどでも良いですし、春はお花見、夏は海水浴や水遊び、秋はハロウィン、冬はクリスマスなど、季節ごとに目的を何か定めてキャンプに出掛けてみると、旅行気分が盛り上がります!

「目的・良さが分からないから嫌」な人の具体的な対策まとめ

  • イベントが開催されるキャンプ場に行ってみる
  • 季節ごとに楽しめるアクティビティと組み合わせて、キャンプの目的をしっかり作る

こうしてひとつひとつの苦手を丁寧に対策していくだけで、『キャンプ嫌い』になるのは避けられるかもしれないよね!

せっかくのキャンプが楽しい時間になるよう、準備をしっかりして出かけようね!

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