キャンプの準備に始まり、当日の移動、テントの設営など、キャンプは意外とやることが多くて忙しいですよね。特に、これから迎える夏は暑さで体力を消耗してしまいがちです。また、気温の上昇により食べ物の傷みも気になりますよね。そんな時におすすめなのが、調理いらずの「レトルト食品」です。今回は夏キャンプにもおすすめの最新レトルト食品を【カレー編】と【パスタ編】に分けてご紹介していきます!【パスタ編】はこちらからチェック!
キャンプでレトルト食品を使うさまざまなメリット
「キャンプでレトルト?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、キャンプ初心者さんにとっては、慣れないキャンプ場や、離れた水場など、アウトドアでの調理は少しハードルが高いと思います。
宿泊を伴うキャンプの場合、到着日の昼食・夕食・翌日の朝食と、3食用意する必要がありますよね。1食ぐらいは手抜きしたい!と思う方も少なくないのではないでしょうか。
そこで「レトルト食品」をうまく活用することをおすすめします。「レトルト食品」を使うことによるさまざまなメリットは、たとえば以下のような点が挙げられます。
- 常温保存のものを選べば腐敗の心配がない
- みんなが好きなものを食べられる
- 常備しておけば買い出しの時間が節約できる
- 特別な調理器具や調味料が不要
- 準備・後片付けが楽ちん
- 完成された味で美味しい!
- 「何もしないキャンプ」が楽しめる
夏の暑い時期は食材が傷みやすく、高温になる車の中や炎天下のテント下での食材の管理には気を遣います。
クーラーバッグの容量も冷たい飲み物などで圧迫されがちなので、なるべく食材を減らしたいところですよね。常温保存で持ち運びできるレトルト食品を使うことで、食べ物の管理がとても楽になります。
また、レトルト食品は準備や後片付けが楽ちんなのも大きな魅力のひとつ。調理に時間を使うよりも、子供と一緒に遊ぶ時間や、自然の風景を眺めることなどに時間を費やしたいという方には、レトルト食品の利用は特におすすめします!
そして、災害が多い昨今、「非常食」としてレトルト食品を備蓄しているご家庭も多いかと思います。
食べたいレトルト食品を備蓄しておけば、急なお休みにキャンプに行くことになっても、食材調達の必要がありません。備蓄してあるレトルト食品を定期的にキャンプで消費していけば、防災時の非常食が賞味期限切れになる心配も少なくなって一石二鳥です♪
ちなみに、キャンプでレトルト食品を利用する際、特別な調理器具は必要ありませんが、少し大きなお鍋(クッカー)があると湯せんするときに便利です。もちろん、自宅のお鍋を持って行ってもOK。
我が家は家族3人分のパックごはんを一度にあたためられるように、キャプテンスタッグの丸型ハンゴー (4号炊き)を購入しました。ハンゴーなのでごはんも炊けますし、ホットドッグ用のソーセージを茹でたり、何かと便利な大きさです。
キャンプでレトルトのパックごはんをあたためる時の注意点
メリットだらけのように思えるレトルト食品ですが、サトウのごはんなどのパックごはんをキャンプで湯せんする場合、あたため時間に注意が必要です。
カレーなどのレトルトパウチは、湯せんでも沸騰したお湯に入れて3~5分というものがほとんどです。
ところが、パックごはんを湯せんにかける場合、沸騰したお湯にパックごはんを入れてから約15分もかかるのです!電子レンジでしかパックごはんをあたためたことがなかった筆者は、その時間の長さに最初驚きました!
アウトドアということで、気温や風の影響も受けるので、調理時間を少し多めにみておくのも良いと思います。
我が家ではパックごはん+レトルトパウチを湯せんして食べ始めるまでを、下記のようにトータルで30~40分ほどかかるイメージで準備しています。
- コンロなど火器を準備・セットする(3~5分)
- お鍋(クッカー)に水を入れ、お湯を沸騰させる(3~5分)
- パックごはんをあたためる(15~20分)
- ごはんの上にかけるカレーなどのレトルトをあたためる(3~5分)
子供は空腹をガマン出来ないことが多いので、食べ始めの時間から逆算して40分ほど前から準備を始めると良いかと思います。