キャンプ歴が長くなればなるほど、キャンプギアの破損は付き物。5年間愛用してきたポリコットンタープのハトメが取れてしまったので、自己責任の元、自分で修理してみることにしました! 今回はハトメ修理の際に使用したパーツや手順を細かく紹介します。

いよいよハトメ打ち! ハンマーで打ち付け

いよいよハトメを打っていきましょう! 手順を詳しく説明していきます。

必ず、土台は硬くて頑丈なところで作業してください。

① まずはハトメを打つ場所に穴を開ける

布地補強なしでハトメを打ち直すだけの場合は、すでに穴が開いているのでこの作業は必要ありません。

今回は、補強用の当て布をしたので、当て布に穴を開けます。

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

穴あけポンチ用の下敷きを敷き、その上にタープを乗せます。

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筆者撮影

穴を開けたい場所にポンチを当てます。

今回は、もともと穴が開いていた場所に合わせました。

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筆者撮影

ポンチを垂直に立てて頭部をまんべんなくたたきます。

穴が開けば完了ですが、うまく開かなかった場合はハサミで切ってしまって大丈夫です。

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筆者撮影

穴が開きました。

② ハトメをセッティングする

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筆者撮影

打ち具を、凹部を下にして置きます。

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筆者撮影

ハトメを置きます。

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筆者撮影

穴を開けたタープ本体をハトメに差し込みます。

タープは裏面が上になるように置いてください。

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筆者撮影

その上にリングを置きます。

リングの裏表に注意してくださいね。

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筆者撮影

つるつるしている方が表で、打った後見える方です。

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筆者撮影

溝がある方は裏。タープ本体に接地する面です。

③ ハンマーでハトメ打ち付け

画像: ② ハトメをセッティングする

打ち具を閉じたら、あとはハンマーでカンカン打ち付けます。

使用方法には「木づち又はプラスチックハンマーで」と書かれているのですが、我が家にはなかったのでペグハンマーで。

木づち又はプラスチックハンマーがある方は、そちらを使用してください。

軽くカンカンするだけでしっかり打ち付けられました。

④ 完成!

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筆者撮影

完成です。

思った以上に簡単に打ち付けができました!

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筆者撮影

裏から見るとこんな感じ。

しっかり取り付けられていますね。

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筆者撮影

元のハトメと比較してみます。

外径が3mm大きくなっているのでひと回り大きくなった感じはしますが、大差はないですよね?

あとは、内径の穴の大きさの違いがどう使用に影響が出るかですが、こればっかりは実際に使ってみないとわかりませんね。

ただ、ピン張りできればしっかり固定できると思うので、あまり影響はないかと思います。

短期間×安価に修理が完了 自己責任なので自信のない方はメーカー修理を!

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筆者撮影

ハトメパンチセットを注文した日から3日で修理が完了。かかった費用も、ハトメパンチセットの約1,200円のみです。

作業自体はとても簡単なので、しっかり説明書を読めば簡単にハトメを打つことができると思います。

ただ、うまくハトメが打てなかったり、修理後の強度が保てるかは保証できませんので、完璧な修理を希望する方は、多少時間や費用がかかってもメーカーに修理を依頼しましょう

愛着のあるギアは、補修・修理しながら大切に使っていけるといいですね。

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