「車中泊中にエンジンをかけっぱなしにしてはいけない」と聞いたことはあっても、なぜエンジンのかけっぱなしがNGなのか疑問に思っている人も少なくないはずです。そこで今回は、車中泊でエンジンをかけっぱなしにするのが危険な理由を解説。エンジンをかけっぱなしにしなくても、夏や冬の車中泊を快適にするコツもあわせて紹介します。

夏の車中泊を快適に! エンジンをかけっぱなしにしないでできる暑さ対策

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

どうしても暑い・寒い場合には、エンジンをかけて車内の温度を変化させるのも一つの手ですが、基本的に車中泊中はエンジンを切っておく必要があります。

「でも、夏にエアコンなしで車中泊できるの?」という疑問にお答えするため、夏の車中泊を快適にするアイデアをいくつかご紹介します!

  • 扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる
  • 車用網戸で空気の通り道を作る
  • 標高が高い場所を選ぶ
  • 日影を選ぶ
  • サンシェードで日差しによる車内温度上昇を防ぐ
  • 冷却シートで身体を直接冷やす

夏の車中泊でまずやるべきは、空気の循環を作ること。標高が高いキャンプ場での車中泊の場合、空気の循環を作るだけで充分な暑さ対策になります。

また、日影を選んだりサンシェードを使用したりして、日差しによる車内温度の上昇にも備えましょう。

さらに、冷却シートで身体を直接冷やすのも◎。ただし枚数を多く張りすぎて、体温が下がり過ぎないように注意してくださいね。

▼夏の暑さ対策に関する詳細はこちらの記事もチェック!

冬の車中泊を快適に! エンジンをかけっぱなしにしないでできる寒さ対策

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夏に続いて、冬の車中泊を快適にするアイデアもご紹介。冬の車中泊では、以下の6点に取り組んでみましょう。

  • サンシェードで窓の断熱をする
  • 厳冬期用の寝袋を用意する
  • R値(断熱性)が高いマットレスを用意する
  • ポータブル電源で電気調理器や電気毛布を使用する
  • 服の重ね着やヒーター付きのジャケットなど衣服の工夫
  • ネックウォーマーや靴下で保温性をさらにアップ

夏の日差しを遮るサンシェードは、冬の車中泊でもマストアイテム。断熱性の低い窓からの冷気をやわらげてくれます。

寝袋やマットレスといったキャンプグッズは、保温性・断熱性に優れたものをチョイスしましょう。ポータブル電源に電気毛布などの防寒グッズを用意すれば、暖かい夜を過ごせるはずです。

また、冬の車中泊は衣服による工夫も大切。北海道・東北などの寒い地域では、ヒーター付きジャケットの着用を検討するのもアリですよ。

▼冬の寒さ対策に関する詳細はこちらの記事もチェック!

エンジンをかけっぱなしにしなくても大丈夫! 工夫次第で夏も冬も快適に車中泊できる

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今回は、車中泊でのエンジンのかけっぱなしについて解説しました。

快適に過ごすアイデアを知ることで、エンジンをかけっぱなしにしなくても車中泊は可能です。

今回の記事を参考に、エンジンをかけっぱなしにせず車中泊を過ごす工夫をしてみてくださいね。

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