Thermacell®<サーマセル社>ってどんな会社?
![画像1: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/f2957576ea4b412d3aa8c9ea4062f2798804e6bd_xlarge.jpg)
筆者撮影
『Thermacell®<サーマセル>』は、世界32ヵ国以上で20年以上の販売実績のあるアメリカの虫よけ剤メーカーです。
マットが加熱されることで、有効成分※プラレトリンを加熱・揮散させ、空間にシールドを形成します。
肌に薬剤をつけず簡単に虫よけができるため、世界中の多くの登山家やキャンパーに使用されています。
※プラレトリンとはオピスロイド系の成分で一般的に殺虫剤等に使用されている薬剤です。
シールド虫除け『サーマセルMR300』の基本スペックのご紹介
まず初めに基本スペックをご紹介したいと思います。
![画像2: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/9729025abbd2aaf80faee02bd72d35568a1ef5c2_xlarge.jpg)
筆者撮影
【スペック】
- カラー :カーキ、ブラック
- サイズ:20×4.7×7.5cm
- 重量:150g(本体のみ)
- 使用時間:虫よけマット:1枚あたり最大4時間
ブタンガスカートリッジ:1本あたり最大12時間 - 有効範囲:ブユ 直径1-2m
ユスリカ:直径4-5m - 内容:本体、虫よけマット3枚、ガスカートリッジ1本、取扱説明書
虫除け『サーマセルMR300』のディテールのチェック
![画像3: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/12/9d06fc63bd82cdda91b108c6acd857ce7440635f_xlarge.jpg)
筆者撮影
画像は、各所の名称です。
カラーはカーキとブラックの2色で、落ち着きのある色合いになっています。
「黒色ガード」は使用中ギリギリ触れられる程度に熱くなるので小さなお子さんがいる場合は注意が必要です。「ビューウィンドウ」は本体が稼働しているか確認することができます。
シンプルな構造で複雑な操作は必要なく、「ON/OFFスイッチ」と「スタートボタン」で簡単に使用することができます。
![画像4: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/9a3299c6d3d7d71ecb2a2599eee5b3b6be977602_xlarge.jpg)
筆者撮影
虫除けとは思えないスタイリッシュなデザインで、キャンプの際、無造作に置いても絵になります。
大きさは写真でイメージしていた物よりも一回り程大きく感じますが、重さは僅か150gの軽量タイプなので気軽に持ち運べます。
![画像5: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/3f3d777416297ec3f8d5f7db0bac1066e1bd887e_xlarge.jpg)
筆者撮影
虫よけマットを温めて、有効成分を蒸発させて拡散させるので、肌に薬剤をつける必要はありません。
煙タイプの虫除けが苦手な方でも安心して使用することができます。
有効範囲はブヨには直径1~2m、ユスリカには直径4~5mの範囲で効果を発揮します。
![画像6: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/aeb1eacb40db4ae4d265af5c5ea8a575425a7262_xlarge.jpg)
筆者撮影
セットするブタンガスカートリッジの最大持続時間は12時間です。ただし、虫除けマットは1枚あたり最大4時間なので、続けて使用する場合は途中でマットを交換する必要があります。
![画像7: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/48ceaa44f1ab5cb3f697f1e0143f98cc031fb275_xlarge.jpg)
筆者撮影
持ち手は握りやすい形状をしているため、持ち運ぶ際も苦になりません。
火も煙もなく無臭なので、タープ下、テント内で使用する際は大変重宝します。
4ステップで簡単セッティング
ここからは使用方法を解説していきたいと思います。
Step1:虫除けマットをセット
![画像8: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/e28b0b342d2bececf7d188b0dd39a9b50131dcb8_xlarge.jpg)
筆者撮影
青色のマットを黒色のガードの下に滑り込ませます。
固定はしないので、黒色ガードの真下にくるように適当な位置でセットして下さい。
Step2:ブタンガスカートリッジをセット
![画像9: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/54713b137ee39867da90eeaa2779f5bd014c91b6_xlarge.jpg)
筆者撮影
下部キャップを外しブタンガスをセットします。
![画像10: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/2343188226546b34ac99230ce7c6c15024257a8f_xlarge.jpg)
筆者撮影
ブタンガスカートリッジのキャップを外すのを忘れずに。
![画像11: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/12/489fb04229015f8e2635183247c67056697b5e47_xlarge.jpg)
筆者撮影
ブタンガスカートリッジを差し込んで、時計回りに止まるまで回し、下部キャップを戻します。
Step3:スイッチON
![画像12: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/12/a845217821189b273339df76b2633f1ed63830f6_xlarge.jpg)
筆者撮影
「ON/OFFスイッチ」をスライドさせてONにセットします。
ONにすると「プシュー」という音とともにブタンガスが本体に流入します。
Step4:着火
![画像13: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/c0a3bc6c2596c9aa34d0f18106a35e2a25a5ac5c_xlarge.jpg)
筆者撮影
5~10秒後に「START」ボタンを2~3回カチカチ押すと着火。
![画像14: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/e500ea2036d24867e55436f3822dcdb947c2aa80_xlarge.jpg)
筆者撮影
本体上部の「ビューウィンドウ」からオレンジ色の光が確認できれば無事着火されています。
![画像15: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/e4e5a63559f6b0bfbf77de48c6562eb0b66d017e_xlarge.jpg)
筆者撮影
最大の効果を得るには本体を風上に置くと良いですよ。
また、十分な効果が出るには、使用環境により10~30分程かかるようなので、現地に付いたら早めにスイッチを入れておいた方が良さそうですね。
![画像16: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/40cfb007b9e2d488fcbd757bd2e72680127155ce_xlarge.jpg)
筆者撮影
マット1枚で約4時間使用可能!
写真のように、マットの色が青色から淡い青色になったらマット交換の合図です。
![画像17: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/7271c8801c1932c2367c7d261e5673c9f5a55305_xlarge.jpg)
筆者撮影
使用中は「黒色ガード」が一瞬なら触れられる程の熱さになります。
連続使用する場合のマット交換は、「黒色ガード」を冷ましてから行うか、手袋等を使用して交換しましょう。
![画像18: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/08/10/d6bc530302d4d3a611f645044a41f0a0a6578400_xlarge.jpg)
筆者撮影
使用を終わらせる時は、スイッチをOFFにすれば自動で消火されます。