『マルチグリドルパン』のちょっと残念なところ3点
焼く・煮る・揚げるなど、様々な調理ができる『マルチグリドルパン』。
キャンプのみならず家庭でも使うことができ、「買ってよかった!」と心から思えるキャンプギアですが、少し残念な点もありました。
1.使用していると取っ手がすごく熱くなる
取っ手まで一体型の形状なので、当然使用していると取っ手がめちゃくちゃ熱くなります。
ミトンや皮手袋、取っ手カバーなどが必須です。
JHQの『鉄板マルチグリドル』はシリコン取っ手カバーがセットで付いているので問題ありませんが、FOUR SEASONSの『マルチグリドルパン』には取っ手カバーが付属されていません。
FOUR SEASONSのマルチグリドルパンをGETされる方は、取手カバーを別途購入する必要があります。
ウッド製だけでなくシリコン製の取っ手カバーも販売されているので、使いやすいものを準備しておきましょう。
2.ヘリがないので食材がこぼれやすい
揚げ物について解説したときにも話しましたが、マルチグリドルパンはフライパンと違ってヘリがありません。
揚げ物中の油が波打つとこぼれてしまいますし、具材が返ってこないので、チャーハンを炒めるときもシリコンスプーンを2本使いました。
焚き火で調理するシーンでは多少具材がこぼれても気にならないかもしれないですが、コンロの上やテーブルの上での調理の際は、具材・油のこぼれは気になると思います。
3.使用コンロによってはゴトクと相性が良くない
『マルチグリドルパン』は、直火からガスコンロ、モデルによってはIHコンロまで使用できます。
キャンプの熱源は、焚き火、ツーバーナー、シングルバーナー、各カセットコンロと様々。
「FOUR SEASONS」の『マルチグリドルパン』の裏面には、ご覧のとおりゴトクがはまりそうな溝がありません。
ゴトクの相性が悪いと、使用中に滑って動いてしまうことも。
筆者が使用しているカセットコンロは、イワタニ発『FORE WINDS』の『LUXE CAMP STOVE』。
セットアダプターを使用すればガタつきも滑りも軽減されますが、セットアダプターがないと不安定で使いづらかったです。
JHQの『鉄板マルチグリドル』の裏には溝が付いているようなので、相性のいいコンロの種類が多いかもしれないですね。
ちなみに、LLサイズ以上は特に、カセットコンロで使用する場合、ガスボンベ部分に鉄板が被さらないように気を付けてください。
ガスボンベが鉄板からの輻射熱で熱せられると爆発の危険も出てきますので、特に注意してください。
筆者は写真のように取っ手部分をずらして使用しています。
「買ってよかった!」万能調理器具マルチグリドルパンでキャンプ飯の幅が広がる
筆者自身、スキレットも焼き上手さんαもキャンプ用のフライパンも所持しており、購入するかかなり迷ったアイテムですが、結果、話題通り「購入してよかった!」と強く感じたアイテムでした。
筆者は「焼く」をメインに使用していますが、ラーメンを作ったり煮込み料理を作ったり、アイデア次第では蒸し料理もできそうです。
4人家族でのバーベキューでも十分な大きさでした。
熱伝導がいいおかげか、『マルチグリドルパン』で揚げた唐揚げが、いつもよりおいしいと子供たちからも好評でした。
万能すぎる『マルチグリドルパン』。気になっている方はぜひGETしてみてくださいね♪
【焦げ付かないからお手入れがとても簡単。】鉄板マルチグリドルの表面は炭模様。イノーブルコーティングという加工を施しており、油が無くても焦げ付かず、調理後はサッと拭き取るだけで大丈夫。さらに、錆びることもなく、シーズニングも必要ないのでお手入れがとても簡単です。また、約100万回の摩耗テストにも合格するほど耐久性に優れており、PFOAの分析調査では検出なしの結果を取得し、安心してお使いいただけます。
【手軽に持ち運び...
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