残り汁を捨てる方法① キッチンペーパーや新聞に吸わせる
![画像5: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/0c4051bda501cfc784cb244af666c56239c88cc2_xlarge.jpg)
筆者撮影
キッチンペーパーの方が吸水性は良さそうですが、ここはあえて新聞紙を使用します。
新聞紙を細かくちぎって余りスープの入ったカップ容器に浸し、スープを吸わせます。
細かくちぎった方が、吸い込みやすくなるのでおすすめですよ。
![画像6: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/b53c4d60f2a2f9103cea50c1d7b3d4b557ec6bbc_xlarge.jpg)
筆者撮影
新聞紙2枚くらいで、スープが垂れてこなくなりました。
ビニール袋に入れて口をぎゅっと縛り、ゴミ箱に捨てられるようになりました。
残り汁を捨てる方法② 片栗粉で固める
![画像7: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/d89783bb2558c22fbcdaf7ef519fff76aff98ea1_xlarge.jpg)
筆者撮影
片栗粉の、熱を加えると固まる性質を利用します。
![画像8: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/27f9686205c91a111b0e5ad01709ee4ce3737290_xlarge.jpg)
筆者撮影
鍋やシェラカップに残ったスープを移して加熱します。
![画像9: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/46a3c3005f73b21a597166a0714b65f44f13fa25_xlarge.jpg)
筆者撮影
スープをカップ容器に戻して、片栗粉を投入します。量はスープの量によって変わるので様子を見ながら入れてください。固めたいので、多めに入れてしまって大丈夫です。
(このときは大さじ2くらい入れてみました)
![画像10: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/c9512f42559113b573aef043ed5622d8dcfe6f95_xlarge.jpg)
筆者撮影
箸でぐるぐる混ぜたら、持ち上げられるくらいに固まりました。
こちらも、ビニール袋に入れて口をぎゅっと縛って捨ててください。
一度加熱し直さないといけない点は手間ですが、片栗粉は食品なので、誤って口にしてしまった場合でも安全です。
残り汁を捨てる方法③ 『残った麺スープ 固めてポン』で固める
![画像11: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/43b77aba5acf7161944caaebba1d6f5af4a90b9c_xlarge.jpg)
筆者撮影
今巷で話題になっている『残った麺スープ 固めてポン』を使用する方法です。
こちらは100均ダイソー(DAISO)で購入できる3包入りのお手軽版になります。
![画像2: 【キャンプのゴミ問題】残り汁ってどうやって捨ててる? カップ麺の残り汁を燃えるゴミとして捨てる方法を伝授!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/00b9e80f5819af8835731225c3fce1eeed4cf020.jpg)
【こんなときに】・ご家庭で ・オフィスで ・スープをそのまま捨てることで環境汚染が気になるときに。 ・外出先や、キャンプ・登山などのアウトドア活動など、スープを捨てられないときに便利。
【ご使用方法】(1) 残り汁の入ったカップ麺容器に本品一袋を全部入れてください。(2) すぐに10秒程度お箸などでかき混...
成分は高吸水性樹脂パウダーで、いわゆる「吸水ポリマー」と呼ばれているものです。
紙おむつなどに使用されていて、数グラムで1リットル分もの水分を吸収してくれます。しかも、取り込んだ水分は力を加えても漏れだすことはありません。
1包に高吸水性樹脂パウダーが11g入っていて、180ccのスープを固められます。スープの油分や塩分が多かったりすると固まりにくい場合があるようなので、その時は2包使用してください。
![画像12: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/8f79f95642af23846bfebc6dd50c875a25ef49a7_xlarge.jpg)
筆者撮影
食べ終わったカップ容器に『固めてポン』を投入します。
![画像13: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/ef68687890323015a88f53d891b7b81c763cca27_xlarge.jpg)
筆者撮影
すぐ箸でかき混ぜてください。本当にあっという間に固まってきます。
![画像14: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/6c0252c5ea7fd56bdf7cbb0397d60f343e9321ad_xlarge.jpg)
筆者撮影
しっかり水分を吸収してくれて、ゼリー状になりました。
ここまでしっかりゼリー状になれば水分が漏れだす心配もないので、そのまま捨てられます。
『固めてポン』は、ダイソー版もネットショッピングで購入できる30包入りのお徳用も、1包約35円程度。かなりのローコストで手に入るのでおすすめです。
残り汁を捨てる方法④ 『高吸水性樹脂』で固める
![画像15: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/0b6331e54260f1b7629babb300e17554875a03df_xlarge.jpg)
筆者撮影
『固めてポン』に使用されている高吸水性樹脂は、それ単体でも購入できます。
![画像3: 【キャンプのゴミ問題】残り汁ってどうやって捨ててる? カップ麺の残り汁を燃えるゴミとして捨てる方法を伝授!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/32aa2523f1f249737e6fc40573b147d8aea0c418.jpg)
○比重:0.8(見掛比重) ○外観:粉体(白色、ザラメ状:僅かに黒・茶混入有り。)
○pH:中性 ○臭気:なし ○人体に対する有害性:なし
○適用pH:5~9 ○吸水時間(1g当):水50ml→20秒、100ml→1分、300ml→3分、500ml→10分
○簡易トイレの凝固剤以外にも、、液状化などでぬかるんだ土地の改質、大雨による浸水被害を受けた家屋の泥土掻き出...
こちらは大容量の取り扱いになりますが、防臭のビニール袋との併用で災害時の簡易トイレとしても使用できるので、備えておいても無駄にはならないと思います。
『固めてポン』が11gで180ccの使用量に対し、高吸水性樹脂は10gで500mlの水分が固まるようです。Amazonの価格だと10gで約16円のコスト※ なので、『固めてポン』よりかなり低コストになります。
ただし、個包装ではないので、袋から出すときに飛び散ったり、湿気が入らないように気を付けたり、取り扱いが少し難しくなります。
※参考:2022年4月現在の価格
![画像16: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/6a6f01f4b762686bbd893bc86c8ad8dd303966a8_xlarge.jpg)
筆者撮影
筆者がキャンプへ持参する際は、セリアの125mlの調味料ボトルに詰め替えています。
ボトルいっぱいに入れて80gほど入ります。
誤飲誤食を防ぐために、必ず中身が高吸水性樹脂だというラベリングをしてくださいね。
![画像2: tammy](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/411aa50583b25549ac5d3d89870a2fadf0f104d0.jpg)
tammy
「たべられない」とひらがなでも書いておきました!
![画像1: 筆者撮影(蓋の重量は除いています)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/99e61828733ad734af7698d619048df0f9606eb6_xlarge.jpg)
筆者撮影(蓋の重量は除いています)
調味料ボトルのフタを使うとおよそ1杯で10gなので、1回分の量も計量もしやすいです。
![画像2: 筆者撮影(蓋の重量は除いています)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/df0ab2040b11f7d82494670fda759671fbb1e277_xlarge.jpg)
筆者撮影(蓋の重量は除いています)
ペットボトルに詰め替える方も多いようです。ペットボトルのフタだとおよそ1杯で5gなので、こちらも計量はしやすいですね。
実際に水道水で試してみたところ、10ℊの高吸水性樹脂で500mlの水がしっかり固まりました。
ただ、キャンプの際に使用するのは塩分や油分が含まれたスープなので、水道水より固まりにくくなります。
今回、300mlの麺つゆが、何gの高吸水性樹脂で固まるのか実験してみました。
![画像17: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/185315b1fea81ecf9215697b2f27e87cb1fff94c_xlarge.jpg)
筆者撮影
麺つゆは、つけつゆ程度の濃さにしています。少し塩分濃いめですね。
![画像18: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/03/30/0e307f34c735a89385eacd3183dac00edf0c7d8c_xlarge.jpg)
筆者撮影
20g混ぜて、ここまで固まりました!
高吸水性樹脂を10g入れて1分くらい袋で混ぜていましたがなかなか固まらなかったので、10g追加して使用しました。
ただ、時間が経つともう少し固くなっていたので、時間を置けばもっと効果があるのかもしれません。