蜜蝋ラップの5つのメリット
蜜蝋ラップはビニール製ラップと特徴が大きく異なるため、メリットとデメリットを理解して使い分ける必要があります。
まずはメリットから見てみましょう!
メリット1:繰り返し使えるのでプラスチックごみの削減に繋がる
蜜蝋ラップを使用する最大の目的が「プラスチックごみ削減」です。我が家では蜜蝋ラップを取り入れるようになり、ラップの消費量はおそらく半分程度になりました。
メリット2:自然に還る地球環境に優しい素材
蜜蝋はミツバチが作った自然の恵み。
天然素材なので、蜜蝋ラップがくたびれてきたら土へ埋めると自然に還るそうなんです!
筆者は庭や畑を所有していないので実践できていませんが、ゴミにならないってスゴイことですよね!
メリット3:有害物質を含まず人体へも優しい
蜜蝋には化学物質などの有害物質が含まれていないので、お子さんにも安心して使用できます。
使用する布をオーガニックコットンにすることでより安心感が増しますね。
メリット4:保湿性や殺菌力に優れている
蜜蝋の持つ優れた「保湿性」は、リップなどのコスメにも使用されるほど。乾燥しやすい冷蔵庫内でも、蜜蝋ラップが食材を乾燥から守ってくれます。
また、「殺菌力」も高いため、衛生的に使いたいラップにはもってこいです!
メリット5:好みの柄を使える
蜜蝋ラップの生地は自分で好きなものを選べるので、好みの色や柄、サイズで作ることができます。
余ったハギレやハンカチなどを使用するのもおすすめです!
蜜蝋ラップの6つのデメリット
魅力的なメリットの一方、デメリットもあるので把握しておきましょう!
デメリット1:熱に弱く、お湯や電子レンジが使えない
蜜蝋は温めると溶けてしまう性質があり、電子レンジやお湯が使えません。
ホカホカのおにぎりを包む際は少し冷めてからにしましょう!
デメリット2:生肉や生魚には使えない
蜜蝋ラップは洗剤やお湯で洗えないため、生魚や生肉には使えません。
デメリット3:酸に弱いため柑橘系の果物には使えない
蜜蝋は酸に弱い性質があるため、レモンやパイナップルなどは直接包まないようにしましょう。
デメリット4:ベタつく
筆者はベタつきが気になったことはありませんが、気になる人もいるようです。
真夏に外で使用すると蜜蝋が溶け出してベタつくことはありそうですね。
デメリット5:1歳以下の乳児には注意
消化器官が未発達の1歳以下の乳児には、ボツリヌス菌が混入している可能性のある蜂蜜(はちみつ)を与えてはいけないことになっています。
では蜜蝋はどうかというと、高温処理で精製された白い蜜蝋は安全という情報もありましたが、製造元がどの程度の高温処理をしているかは不明なので、万が一に備えて使用しない方が安心だと思います。
デメリット6:中身が見えない
食材を蜜蝋ラップに包んで冷蔵庫に保存していると、中に何が入っているかがわかりません。入れた本人は把握できても、他の家族も料理する場合などは不便に感じることもあると思います。
デメリットがたくさんあって、ネガティブなイメージを持たれた方がほとんどだと思いますが、できそうだな♪と思うところだけ採用してみましょう!
全てを蜜蝋ラップにしなくても、一部を代用するだけでプラごみ削減に繋がりますよ。